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ロボット残党兵/横尾公敏

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著者: 横尾公敏
巻数: 5巻

横尾公敏の新刊
ロボット残党兵の新刊

最新刊『ロボット残党兵 5


出版社: 徳間書店
シリーズ: リュウコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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dtlandbl 横尾 公敏著『ロボット残党兵 (1) (リュウコミックス)』http://t.co/nPF4K6oKKF #BL #comic
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ロボット残党兵の既刊

名前発売年月
ロボット残党兵 1 2008-10
ロボット残党兵 2 2009-08
ロボット残党兵 3 2010-01
ロボット残党兵 4 2010-09
ロボット残党兵 5 2011-05

妄想戦記 ロボット残党兵』(もうそうせんき ロボットざんとうへい)は、横尾公敏による日本の漫画作品。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて、2007年12月号より連載中。

第二次世界大戦中に開発されたアンドロイドである機械化人間達の苦悩や葛藤を描く架空戦記。

あらすじ

登場人物

三船 敬三(みふね けいぞう)
本作品の主人公。首都防衛機械化人間・日の丸人の初期28体の内の1体。元機械化人間の研究者であり、高橋の親友でもある。
作中には、彼が記した研究成果のノートやメモなどが重要なアイテムとして登場する。
昭和17年4月以前より体を病魔に蝕まれており、余命幾ばくも無い状態であったが、我が子の成長を見守りたい一心から、日本陸軍内部で秘密裏に開発が進んでいた機械化人間・日の丸人の実験体として志願する。
額の×印がトレードマーク。
家族構成は、妻の千代と一人娘の春子。
高橋(たかはし ―)
三船を日の丸人へ改造した人物であり、機械化人間開発における第一人者。三船とは親友でもあり、家族ぐるみの付き合いがある。
後に高橋式と呼ばれる日の丸人の開発を行い、日本陸軍内部での発言権を持つようになる。
日本陸軍統合幕僚本部からの帰宅途中、暗殺に遭い、一命は取り留めるものの、左目を失い機械化する事となる。
服部 半蔵(はっとり はんぞう)
秘密警察司令長官。同日同時刻の満洲、ドイツ、アメリカ、日本に同時に現れるなど謎の多い人物。
一見、生身の人間の様だが機械化が施されており、様々な機能を有している。
秘密警察とは別に何がしかの秘密組織に属しており、その秘密組織内でもそれなりの地位を持っていると思われる。
永久平和全人類機械化計画を実行しようとしている。
森 正一(もり しょういち)
秘密警察所属の機械化人。初登場時の階級は不明、後に秘密警察庁長官となる。
日の丸人の作成より前に高橋技官の手により改造された機械化人間。
職務に忠実な人物だが、自分を改造した高橋技官に恩義を感じていたり、部下の不適切な発言の記憶を消去するなど、人間臭い一面も持つ。
左手の指全てにナイフ、胴体内に爆薬が仕込まれた短刀を搭載しており、これらを使用した近接戦を得意とする。
中島 優子(なかしま ゆうこ)
陸軍情報部所属の軍人。階級は情報特集士官。
タワラ環礁に送り込まれた三船達を含む機械化実験部隊の採点官兼指揮官として着任する。
実際は戦略拠点として利点の無いタワラ環礁の情報封鎖を行うために送り込まれた半機械化人間。
胸部には強力な爆弾が搭載されており、これは心臓としての機能も代用している為、自決をもって起爆するように設定されていた。

作中の用語

機械化人間(きかいかにんげん)
作中でのアンドロイドの総称。脳以外の身体機能を人工物に置き換えている。日本国内での名称は「日の丸人」。
日の丸人(ひのまるじん)
日本国内での機械化人間の総称。
高橋式、渡辺式、磯部式、加山式、桑原式、海軍式など、コンセプトの違う複数の型式が存在する。
高橋式
高橋技官、あるいは東京の高橋研究所で作られた日の丸人の総称。
人間臭いと言われるほど、改造前の生活様式を維持できるように設計されており、機械化人間としては無駄な機能(食料の摂取、喫煙など)を多く持っている。
精神的に一番安定しており、後に日本陸軍内部で制式採用されることとなる。
前腕部に拳銃が搭載されているが、通常は徒手空拳での白兵戦を行う。
渡辺式
大阪の渡辺研究所で作られた日の丸人の総称。
大型、装甲が厚い事が特徴。内部に大量の重火器を格納できるスペースが存在する。
腕がガトリングガンに変形し、これを主要兵装としている。
磯部式
北海道の磯部研究所で作られた日の丸人の総称。
感覚器官(主に視覚と聴覚だと思われる)が鋭敏で高精度の索敵が可能。狙撃を得意とする。
感覚器官の鋭敏化の代償として定期的な投薬を行わないと自律神経に異常をきたす。
体内に対戦車ライフルを格納しており、これを主要兵装としている。
加山式
九州の加山研究所で作られた日の丸人の総称。
渡辺式と同様に大型で装甲が厚いことが特徴。
前腕部が射出可能で、有線式のロケットパンチと前腕部と肘を接続するチェーンソー状のベルトを主要兵装としている。
桑原式
満州国の桑原研究所で作られた日の丸人の総称。
黒いボディと鋭角な頭部が特徴。
鋭利な爪を主兵装としている。
海軍式
ボディ形状から高橋式をベースに作られてと思われるが詳細は不明。
東機関(とうきかん)
大日本帝国外務省が、各国の情報収集を目的として、スペインで創立した組織。
主に半機械化人間とユダヤ人で構成され、他職員は特殊な能力を身につけていたとも言われており、各国の情報をスペイン経由で東京やベルリン、海外に打電した。
日本国外では「TO機関」とも呼ばれている。