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明日の3600秒/紺野りさ

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著者: 紺野りさ
巻数: 全5巻

紺野りさの新刊
明日の3600秒の新刊

最新刊『明日の3600秒 4



明日の3600秒の既刊

名前発売年月
明日の3600秒 1 2015-09
明日の3600秒 3 2017-10
明日の3600秒 4 2019-05

明日の3600秒』(あしたのさんぜんろっぴゃくびょう、Summer Color Trip)は、紺野りさによる日本の漫画作品。『ベツコミ』(小学館)2015年5月号から連載されている(2016年6月号より不定期連載)。単行本は2017年10月26日現在既刊3巻。

あらすじ

高校2年生の織部夏帆(おりべ なほ)は、京都の修学旅行の自由行動中に、取り壊される予定だという薄汚れた小さな祠を見つける。放っておけない性分の夏帆は、ホコリを払い、見ばえを少しだけ整える。別行動をしていた友達の元へ戻ろうとした時、夏帆は突然倒れてしまう。起きた時には既に3時間経過しており、急いで集合場所へ戻る。

日常が戻り、6時間目の体育の授業が終わった後、教室に戻った夏帆は、親友の冴子の大切なポーチが盗まれたことを知る。闇雲に探し回る夏帆は、階段から落ちてしまう。しかし目を開けた夏帆はどこも怪我をしておらず、おかしいと思いながら教室に戻ろうとすると、時間が巻き戻っていた。体育の授業中で誰もいないはずの教室に行くと、冴子のポーチを盗もうとしているクラスメイトを目撃する。自分から名乗り出るよう助言し、後日、2人の間で問題は解決する。自分に起こったことが理解できず、白昼夢だと思い込もうとしていた夏帆だったが、体育の授業をサボって屋上にいたクラスメイトの茅野圭一が、体育の授業で校庭を走る夏帆と、校内を走り回る夏帆が同時に写った、決定的な1枚の写真の撮影に成功していた。圭一に問い詰められた夏帆は、自分に起こったことをありのままに話すが、当然理解されない。

登場人物

織部 夏帆(おりべ なほ)
高校2年生。常に前向きでポジティブな性格。「思い立ったが吉日」をモットーに、直観的に行動してしまうため、トラブルを起こしやすい。困っている人を放っておけないお人好しな性分。
修学旅行中に荒れた祠を整えた後、クラスで起こった窃盗事件解決のために走り回る中、階段から落ちて目が覚めると、時が1時間巻き戻っていた。巻き戻るタイミングについては、いずれも高いところから落ちる、夏帆が同じ時間に2人存在してしまうという共通点がある以外は、まだ謎が多い。
家族構成は両親と中学2年生の弟。
茅野 圭一
夏帆のクラスメイト。一匹狼タイプで、クラスでは孤立しているが、成績は上位。
授業をサボっていた時に偶然、同じ時間にいるはずのない2人の夏帆の写真を撮ってしまい、本人も理解できていない秘密を知ってしまう。
家族構成は母、中学1年生の弟、5歳の妹で、父は他界している。弟妹の面倒見も良い。
冴子
夏帆の親友。

書誌情報

  • 紺野りさ 『明日の3600秒』 小学館 〈ベツコミフラワーコミックス〉、既刊3巻(2017年10月26日現在)
    1. 2015年9月25日発売、『ベツコミ』2015年5月号 - 9月号、ISBN 978-4-09-137660-2
    2. 2016年4月26日発売、『ベツコミ』2015年10月号 - 11月号、2016年1月号 - 3月号、ISBN 978-4-09-138286-3
    3. 2017年10月26日発売、『ベツコミ』2016年5月号、8月号、10月号、2017年6月号、10月号、ISBN 978-4-09-139127-8

脚注

外部リンク