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B.B.Joker/にざかな

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著者: にざかな
巻数: 5巻

にざかなの新刊
B.B.Jokerの新刊

最新刊『B.B.Joker 5


出版社: 白泉社
シリーズ: ジェッツコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

junk_dragon RT @akairoshimon: でも、自分の好きな漫画で知り合いと話できた覚えがない。みんなニッケルオデオンとか現代魔女図鑑とかヒーロークロスラインとかB.B.Jokerとか読もうぜ
showtime_tw 【デジタルコミック】狙った獲物は必ず殺し、狙わなくとも笑いを誘う、やがておかしきヒットマン。あの『B.B.Joker』の原作者「にざ」が放つ、面白い4コマ漫画!『殺し屋さん』第1~4巻(タマちく.) http://t.co/rR1Jx3rx
Willtheblue #manga にざかな B.B.Joker
cowgirled B.B.Jokerや殺し屋さんの人今何描いとるんかと思うたらついに自分で本出しとった。原作さん、読みたいな〜。 #comic

B.B.Jokerの既刊

名前発売年月
B.B.Joker 1999-07
B.B.Joker 2 2000-05
B.B.Joker 3 2001-05
B.B.Joker 4 2002-09
B.B.Joker 5 2003-04

B.B.Joker(ビー・ビー・ジョーカー)は、少女ギャグ漫画作品。作者はにざかな。にざが原作、かなが作画を担当している。

概要

白泉社LaLaにて、1997年から2002年にかけての5年間にわたって連載。単行本は全5巻に加え、ファンブックとして5.5巻が発売。本項ではLaLaでの本連載のほか、増刊号LaLa DXでの『B.B.Joker Selection』(『B.B.J』のキャラクターを用いたショートコミック)、別冊花とゆめでの『メロメロ』(「男と女」をテーマとした短編作品)、他単行本に掲載されている、ヤングアニマルなどに載った単発読切も、基本的には同様にB.B.Jokerとして扱う。 タイトルの由来は、“人生のJoker(ババ)を引いた瞬間を、Black&Bitterに描く。”という意味から来ている。

基本的にはオムニバス形式の4コマ漫画。いかにも少女漫画らしい可愛らしい絵柄と、どちらかというと青年漫画のノリに近いブラックかつシュールなネタで、女性のみならず男性層にも人気を博する。

主なキャラクター

主人公は存在しないオムニバス形式の作品だが、好評を得てシリーズ化されたキャラクターも多く存在する。

安藤

安藤大介(あんどう だいすけ)
17歳。常に奇怪な言動で美佳や大坊先生を困らせる不思議な高校生。ある排泄物に異様な執着を見せる。美佳を困らせてばかりいるが、彼女への確かな愛は嘘発見器により証明されている(?)。本作品で最も早くシリーズ化されたキャラクター。連載当初学ランだったが作者達の判断により1巻の序盤にブレザーに変更された。母親の素顔を見たことがない。
相澤美佳(あいざわ みか)
17歳。安藤と付き合っているが、常に彼に振り回されて碌な目に遭わない

大坊先生(だいぼう-)
安藤の担任教師。安藤にいじられるが、関係は割と上手くいっている様子。メキシコとインディアンにそれぞれ瓜二つな人がいる

。恋人募集中。

安藤華子(あんどう はなこ)
大介の母親。夫(京介)に言われたある一言がきっかけで極度の対人恐怖症に陥る。
安藤京介(あんどう きょうすけ)
大介の父親。息子に輪をかけた変人。別シリーズ「ふしぎなおとな」の主役。かつて犬にペットとして飼われていた。

沖津修(おきつ しゅう)
24歳。1万人の女性と付き合った、クールなナンパ師。恐ろしく天然な性格で、しばしば大失敗をかます憎めない男性。週末になると何故か全裸で帰ってくる。時代劇マニアで、水戸黄門の視聴は欠かさない。実は童貞らしい。「沖津君Perfect」の主役(沖津雅俊)は実弟。私服姿の長谷川を一目見て、男だと見抜いた唯一の人物。とあるバーの常連客。
坂本圭(さかもと けい)
21歳。修のお付きの男性。修に憧れ、崇拝している。時には修よりモテる。修にとってはうっかり八兵衛的な存在らしい。
甲斐リュウジ(かい -)
25歳。修のライバル。修の行く先々に現れては、彼に子供っぽい嫌がらせを与えて去って行く謎の男性。体重は、修と同じ64kgで、誕生日と血液型も修と同じ。小学5年生の頃に珠算検定1級を取得した

。某ガキ大将を尊敬している。

長谷川物語

長谷川貴裕(はせがわ たかひろ)
16歳。男でもうっかり惚れる程の女顔で、あだ名はオカマ。自分の女顔が非常にコンプレックスである。男らしくなろうと努力するが、空回りすることが多い。顔が瓜二つの姉と妹がいる。
澤井伸一(さわい しんいち)
16歳。長谷川の友人。長谷川に好意を寄せる(彼の姉や妹には全く何も感じない)自分に悩んでいる。家は貧乏。
桜井彩(さくらい あや)
16歳。長谷川の友人。長谷川に対して、どこか倒錯した恋心を抱く。

夫婦な二人/双子な二人

伊藤今日子(いとう きょうこ)
25歳。旧姓は小野寺。夫(賢司)とは幼馴染。夫に対するいびりは凄まじく、本当に愛しているのかは怪しい。後に双子の男児と女児を出産。婚姻届を未だに出していない。
伊藤賢司(いとう けんじ)
25歳。妻の虐げに必死に耐える健気な夫。舅を尊敬している。
伊藤明日香(いとう あすか)、伊藤友朗(いとう ともろう)
今日子と賢司の子供で、二卵性の双子。姉は生まれてから1年ほど人目のつかない場所に隠されていた。母親の胎教のおかげで、齢0歳にして人生を悟りきっている。
伊藤忠次(いとう ただつぐ)
57歳。賢司の実父で仙台市に在住。定年間近の公務員。今日子に弱みを握られているらしく、彼女に従順。

生物

生物(せいぶつ)
まるで餅のような謎の生物。端整な顔立ちでありながら、形が異常なので時に「海坊主」等と呼ばれて嫌われる。自分の正体が解らないことに絶望して死ぬ事を謀るも、何をやっても死なない不死身の体。外因性による分裂及び合体も可能。ゴミを食べて卵を産み、環境を浄化することが出来る。自分の卵を食べると何故か変色する。メスらしい。秘密結社のボスをからかうのが好き。
高宮馨(たかみや かおる)
16歳。数少ない生物の友人にして理解者。やや危ない趣味がある。

グリーンハイツ202

岡山美紀(おかやま みき)
21歳。グリーンハイツの202号室に住む女子大生。連載当初は普通の女の子だったが、彼氏に振られたことをきっかけに徐々に家に閉じこもり、壊れていく。「机に向かう男」の主役は彼女のいとこ。
三田村秀雄
グリーンハイツの203号室に住む眼鏡の青年。隣人(美紀)が気になっているようだが、彼女の変な思いつきの行動に真っ先に被害に遭う、かわいそうな人。

教育4コマ

藤崎まなみ(ふじさき -)
教育番組のおねえさん。初代のお姉さんとビン太くんは闇の組織によって殺されたため、彼女たちは2代目。いつもビン太くんに振り回されている。隠し子持ちのシングルマザー。いつ2代目ビン太くんに殺されるか戦々恐々の日々を送っている。
ビン太くん
そのマスコット。2代目はかなり危ない性格で、教育番組的に問題な発言も多い。10円玉を潰せるほどの握力の持ち主。とあるバーの常連客。

犬になるまで

斉藤ツトム(さいとう -)
14歳。犬(トム)と人間(由佳)のハーフとして生まれた少年。Mの気がある。最初は人間だったが、時が経つにつれて徐々に完全な犬の姿へと変身して行く。父親(トム)は、かつての安藤京介の飼い主。猿と仲が良い(トムとは

犬猿の仲)。

下村美代子(しもむら みよこ)
14歳。ツトムとは相思相愛の恋人。犬になった後も、ツトムを忘れることが出来ない。実は、ツトムに猿を放り込んだ張本人。

真知子のせいで…!!

日暮真知子(ひぐらし まちこ)
単発読切からデビューしたキャラクター。3巻の準主役

。行く場所全てで不幸と災厄を撒き散らす元気一杯な村の女の子。村の人々は、彼女を村の外に出すと世界が滅ぶと本気で信じている。後に、その村を全焼させる。いわゆる天然の疫病神。料理が得意で、それが却って大変なことに…。

和村有希(わむら ゆき)
14歳。村長の娘で成績優秀。真知子のフォローに苦心する日々。

マンガ道

十條真彦(じゅうじょう まさひこ)
17歳。漫画家志望の少年。祐子との出会いによってコンビを組み、少女向けギャグ漫画の原作者となる。非常に危ない性格。モデルは、にざ。
正木祐子(まさき ゆうこ)
17歳。漫画家志望の少女。真彦との出会いによって半ば無理やりコンビを組まされ、少女向けギャグ漫画の作画担当となる。本音では真彦を毛嫌いしている。モデルは、かな。

Ping□Pons!!

熊谷亮太
18歳。卓球をこよなく愛する眼鏡の男子高校生。かなりの実力を誇る。部員の少なさで卓球部が廃部の危機にあるため、唯一の部員(厘子)と共に宣伝活動をするがことごとく空回りする。
上関厘子
16歳。卓球が好きというか、卓球の球が大好きな女子高生。部長(亮太)と共に宣伝活動を行うが、部費を勝手に使い、大量の球を購入してくるなど足を引っ張っている面もある。
顧問の先生
卓球部を存続させるために頑張ってはいるが、報われない。本名は不明。

秘密結社

ボス
38歳。秘密結社を束ねるボス。様々なユニークな拷問方法を編み出し、部下からは恐れられる。後に生物の侵入に頭を悩ませる。今日子とは、とあるスーパーで会う。彼もまたとあるバーの常連客。

走っている二人

黒髪の男と茶髪の男(名前不詳)
常に走っている黒髪と茶髪の男。走りながら黒髪が上手いことを言い、茶髪がそれに冷静につっこむのが基本パターン。『B.B.J』の中でも屈指の古株キャラクターでありながら、名前が設定されていない。黒髪の男と美紀はメル友関係。

単行本

発行はいずれも白泉社ジェッツコミックス。

  • 第1巻(表紙は安藤。ISBN 4-592-13188-6)
  • 第2巻(表紙は修。ISBN 4-592-13198-3)
  • 第3巻(表紙は長谷川。ISBN 4-592-13223-8)
  • 第4巻(表紙は伊藤夫妻。ISBN 4-592-13224-6)
  • 第5巻(表紙は生物。ISBN 4-592-13225-4)
  • 第5.5巻(ファンブック)

関連項目

  • にざかな
  • LaLa
  • 4コマ漫画