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CRASH!/藤原ゆか

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著者: 藤原ゆか
巻数: 13巻

藤原ゆかの新刊
CRASH!の新刊

最新刊『CRASH! 13



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

comicab CRASH!(14)が12/14に発売されます! http://t.co/XSZkd6TR #comicab #comic #manga
comic_natalie 「CRASH!」の藤原ゆか、Sexy Zoneのレポマンガ執筆 http://t.co/5IRyCWUB
comicab CRASH!(12)が3/15に発売されます! http://t.co/XSZoKGUL #comicab #comic #manga
remsuimin02 CRASH!という漫画にはまっております。皆すきだが、私はダントツで一彦がすきだ!
janimerel ブログから: 「CRASH!」10巻予約で藤原ゆか作詞のイメージ曲配信 [pixiv]: 「CRASH!」はりぼん(集英社)にて連載中。第1部はアイドルの才能を見抜く芸能事務所の娘が主人公のプロデュース物語だっ... http://bit.ly/kLOL4o #comic

CRASH!の既刊

名前発売年月
CRASH! 5 2009-05
CRASH! 6 2009-10
CRASH! 7 2010-03
CRASH! 8 2010-08
CRASH! 9 2011-02
CRASH! 10 2011-06
CRASH! 11 2011-11
CRASH! 12 2012-03
CRASH! 13 2012-07

『CRASH!』(クラッシュ!)は、藤原ゆかによる日本の漫画作品。

集英社の漫画雑誌『りぼん』にて2007年5月号から連載開始し、2009年12月号をもって第1部が終了。その後、同誌2010年4月号から第2部の連載が開始されたが主人公は第1部とは異なっている。2010年9月現在、単行本はりぼんマスコットコミックス(集英社)から8巻まで刊行されている。

2008年4月、集英社のインターネットラジオ局「Sラジ」からVOMICの配信が開始された。

第1部のあらすじ

芸能事務所ホワイトスター社長・白星蝶子の娘、白星花は、アイドルの原石を見ると鼻血が出るという特異体質の持ち主。ホワイトスターでは、創立10周年に向けて大型新人アイドルを出す企画が提案されていた。そんな中、花はあるイベントで偶然に5人の男の子たちと出会い、彼らと共に新しいアイドルグループ「CRASH」の結成を決意した。

第1部の登場人物

白星 花(しらぼし はな)
第1部の主人公。高校1年生。芸能事務所ホワイトスター社長・白星蝶子(後述)の娘だが、守秘義務のため学校ではその事を伏せている。「アイドルの素質がある人間を見ると鼻血が出る特異体質」を活かして、これまでに「桃原まりか」や「CRASH」(共に後述)などをスカウトしてきた。幼い頃、ホワイトスターの事務所に所属していたアイドルに励ましてもらったことがきっかけで、アイドルのプロデュースに人生を懸ける決意を下した。快活な性格で、特にアイドルに対する教育に関しては熱血を注ぐが、恋愛には興味がなく鈍感なタイプ。
黒瀬 桐(くろせ きり)
アイドルグループ「CRASH」のメンバー。高校1年生。花と同じ高校に通学。「CRASH」のメンバーの中では紫ノ塚怜(後述)と並ぶ人気上位の存在。
父親の借金返済のため、割のいいアルバイトを探していた時に花にスカウトされた。自由奔放で型破り、度胸も満点の性格。短気で怒りっぽく、周囲とのトラブルも絶えない問題児だが、おだてられるとすぐ調子に乗る上、お金と食べ物にも釣られやすい。ギターの演奏が得意で、「CRASH」のセカンドシングルの作曲も手がけた。歌唱力は特別に高いわけではないが、人を惹き付ける魅力がある。理央(りお)という小さな妹がいる。
紫ノ塚 怜(しのづか れい)
「CRASH」のメンバー。高校1年生。
当初は泉三郎(後述)の経営する泉プロダクションから声を掛けられていたが、最終的に花の誘いを受け入れた。「CRASH」のメンバーの中では黒瀬桐と並ぶ人気上位の存在。
クールで生真面目な性格のため、型破りな性格の桐とは反りが合わずよく喧嘩をしているが、互いに「CRASH」のメンバーであることに誇りを持っている点だけは共通している。
世界的に有名なマジシャン・Mr.シノヅカの息子で、彼自身もマジックを得意とする。常に携帯している小さな水晶玉を用いて人探しをするダウジングの特技も備える。英語に堪能で、アメリカ人とも通訳を介さずに会話を交わせる。他のメンバーと異なり、感情の表出や表情の変化が少ないが、花の前では何度か微笑みを見せたことがある。舞という、顔はそっくりだが性格は対照的な姉がいる。
赤松 順平(あかまつ じゅんぺい)
「CRASH」のリーダー。高校2年生。
元々はストリートダンスのチームで活躍していたスポーツ万能の熱血純情少年。誰とでもすぐに仲良くなれる上、仲間のことを優先して行動できる、責任感の強い性格。個性も性格も異なる「CRASH」の5人を1つにまとめている要石のような存在であり、黒瀬桐と紫ノ塚怜の喧嘩を止められる唯一の人物。花からの信頼も厚く、「CRASH」のリーダーを任されている。
女の子の前ではすぐに緊張してしまうのが弱点で、メンバーの中では唯一、花のことを他人行儀に「プロデューサー」と呼んでいる。同じ事務所の所属タレントである桃原まりか(後述)とは互いに好意を寄せ合っている関係。噂話の大好きな母親と2人の弟がいる。
緑川 一彦(みどりかわ かずひこ)
「CRASH」のメンバー。中学3年生。
緑川流日本舞踊の家元の跡取り息子。赤松順平とは幼なじみであり、一緒にスカウトされて事務所に入った。メンバーの中では最年少で、おとなしい性格。黒瀬桐からは「チビ彦」と呼ばれ、よくいじめられている。舞台では、日本舞踊で培った洗練された優雅な動きと身のこなしを披露し、高い評価を得る。家では祖母を大切にする優しい孝行息子で、ファンの子供たちにも親切に対応する。花の指示で女装をしても全く違和感のない中性的な顔立ちで、声も可愛らしく、青柳侑吾(後述)との初対面時には学生服を着ていたにも関わらず女の子と間違えられた。茶倉由衣(後述)に好意を寄せている。
青柳 侑吾(あおやぎ ゆうご)
「CRASH」のメンバー。高校2年生。
芸能事務所ホワイトスターのチーフマネージャーの弟。メンバーの中で一番の長身。プレイボーイで、ほぼ毎日女の子とのデートの予約が入っているが、仕事上の約束は厳守している。何事にも楽天的で、細かいことにはこだわらない性格だが、赤松順平と桃原まりか(後述)の関係がスキャンダル記事にされた時だけは、恋愛もままならない順平の立場に同情し、不快な表情を見せた。特技はピアノ演奏で、高校進学までは多くのコンクールで受賞していた。バイオリン演奏もこなし、楽曲のコピーも得意とする。
桃原まりか
芸能事務所ホワイトスターに所属の清純派アイドルタレントで、芸能人としては「CRASH」の先輩に当たる。高校1年生。7歳の時に母親を亡くしており、家族は父親と弟・妹の計4人。父親は当初、彼女の芸能界入りに反対していたが、現在は応援してくれている。同じ事務所に所属している「CRASH」との共演でTVドラマに出演するなど、人気も上昇中。赤松順平とは互いに好意を寄せ合っている。
白星 蝶子(しらぼし ちょうこ)
芸能事務所ホワイトスターの社長であり、花の母親。アイドル発掘に関する花の才能に信頼を寄せ、「CRASH」のプロデュースを一任する。アルバイトとしての黒瀬桐に雑用をさせるなど人使いが荒い。
白星 大樹(しらぼし たいき)
花の父親。芸能事務所ホワイトスターの副社長で、花と黒瀬桐が最初に出会うきっかけを作った人物。プロデューサーとしての立場上、人前でなかなか弱音を吐くことができない花にとっての良き相談相手である。普段は屋台でラーメンを作っており、黒瀬桐は花と出会う以前から常連客であった。
青柳 恭吾(あおやぎ きょうご)
芸能事務所ホワイトスターのチーフマネージャー。青柳侑吾の10歳年長の兄。
尾山 正幸(おやま まさゆき)
芸能事務所ホワイトスターの新人マネージャーで、花からはまるで後輩のように扱われている。心配性。
四条 学(しじょう まなぶ)
黒瀬桐のクラスメート。高校1年生。生真面目な性格で、型破りな性格の桐とは反りが合わない。花と桐が一緒にいるのを見て2人が交際しているものと誤解。その後誤解は解けたが、花に対する好意と桐への対抗心から、アイドルグループ「スタディ5」に加入。
一吹 景斗(いぶき けいと)
トップアイドルグループ「ALFA」のリーダー。26歳。フランス人と日本人のハーフで、花とは幼なじみ。花の「アイドルの素質がある人間を見ると鼻血が出る特異体質」が目覚めるきっかけを作った人物でもある。かつて弱小だった頃の芸能事務所ホワイトスターに所属していた。長年にわたってトップアイドルの座に保持し続けていたが、世代交代の時期が来たことを悟り花に引退を告げた。
五十嵐 要(いがらし かなめ)
「ALFA」と並ぶ人気アイドルグループ「Dark」のリーダー。大阪の出身で、関西弁を使う。ストリートミュージシャンから実力で人気アイドルの座に登り詰めた経歴の持ち主。成長著しい新人グループである「CRASH」に対しては強い敵意を向けているが、2度にわたる勝負を経て、次第にその実力を認めつつある。
泉 三郎(いずみ さぶろう)
泉プロダクションの社長。腹黒い性格で、紫ノ塚怜の争奪戦に敗れた逆恨みから、様々な手段を使って芸能事務所ホワイトスターを陥れようと画策する。
スティーブン・スミス
世界的に著名なアメリカの映画監督。非常にユーモアのある陽気な人物で、日本で偶然出会った黒瀬桐とは言葉が通じないにも関わらず意気投合し、映画出演を依頼したこともある。その後、「CRASH」の初単独ライブ開催時には、花からの要請に応えて仕事先の香港からわずか2時間で駆け付け、演出や宣伝のために全面協力した。
冴川 美雪(さえかわ みゆき)
辣腕の女性音楽プロデューサー。「Dark」のプロデュースも担当している。誇り高く、かつ売上至上主義のため、アイドル達と一緒に仕事を楽しむことを第一の信条にしている花と対立。「CRASH」のプロデュース権を自分に譲るよう花に迫る。元アイドルだったが、本人は当時の話題を持ち出されるのを嫌がっている。

第2部のあらすじ

「CRASH」の結成から2年後。「CRASH」は今や押しも押されもせぬトップアイドルグループへと成長し、ホワイトスターも業界最大の事務所へと急成長を遂げていた。そんな中、「CRASH」のメンバー・緑川一彦の高校の後輩である茶倉由衣は、一彦の推薦でホワイトスターの手伝いのアルバイトをすることになったが、仕事は厳しく、「CRASH」の熱狂的なファンからの嫌がらせもあって前途は多難・・・・。

第2部の登場人物

茶倉由衣(さくら ゆい)
第2部の主人公。高校1年生。緑川一彦の高校の1年後輩。
快活な女の子だが、かなりドジな所があり、よく転んで額にケガをしている。小学3年生の頃に通っていた日本舞踊教室で一彦と出会っており、高校進学後、7年ぶりに再会した。その後、一彦の推薦により芸能事務所ホワイトスターにてアルバイトとして採用。紫ノ塚怜に密かな憧れを抱いている。

書誌情報

  • 藤原ゆか 『CRASH!』 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉 既刊8巻(2010年9月現在)
  1. 2007年10月15日第1刷発売 ISBN 978-4-08-856779-2
  2. 2008年2月15日第1刷発売 ISBN 978-4-08-856802-7
  3. 2008年7月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-08-856826-3
  4. 2008年12月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-08-856859-1
  5. 2009年5月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-08-856886-7
  6. 2009年10月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-08-867013-3
  7. 2010年3月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-08-867041-6 

外部リンク