Happy!/浦沢直樹
著者: 浦沢直樹
巻数: 23巻
最新刊『Happy! 23』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
Happy!の既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
Happy! 1 | 1994-04 |
Happy! 2 | 1994-07 |
Happy! 3 | 1994-10 |
Happy! 4 | 1995-01 |
Happy! 5 | 1995-04 |
Happy! 6 | 1995-07 |
Happy! 7 | 1995-10 |
Happy! 8 | 1996-01 |
Happy! 9 | 1996-03 |
Happy! 10 | 1996-06 |
Happy! 11 | 1996-08 |
Happy! 12 | 1996-11 |
Happy! 13 | 1997-01 |
Happy! 14 | 1997-05 |
Happy! 15 | 1997-07 |
Happy! 16 | 1997-10 |
Happy! 17 | 1998-01 |
Happy! 18 | 1998-05 |
Happy! 19 | 1998-08 |
Happy! 20 | 1998-11 |
Happy! 21 | 1999-02 |
Happy! 22 | 1999-04 |
Happy! 23 | 1999-07 |
Happy!(ハッピー)は、浦沢直樹による漫画作品。及び、原作を基にしたテレビドラマ。テニスを題材としたスポーツ漫画。全23巻(完全版15巻)。
概要
1994年から1999年にかけて『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。2004年に1ヶ月につき2巻のペースで完全版が出版された。
2006年4月7日にTBS系列でスペシャルドラマとして放送された。2006年12月26日に「Happy!2」が放送された。
本作誕生の経緯
1993年に『YAWARA!』の連載が終了し、浦沢は次作はミステリー物を描こうとしたが、ビッグコミックススピリッツ編集部よりもう一度スポーツ物をという要請があり、スポーツ物を描くことを受諾した(後にミステリーものは『MONSTER』として執筆される)。当初はバレーボールを扱おうとしていたが、バレーボールの最終目標がオリンピックでは『YAWARA!』との差別化が図れないことから金を稼ぐことを目的としたプロスポーツ物、さらには主人公が周囲からブーイングを浴びせられる女性を主人公として構想した。
本作は熱狂的なブームを呼ぶこともなく、浦沢本人としては影の薄い作品となってしまったと完全版15巻あとがきにて後述しているが、1990年代後半からの景気の低迷をうけ、「ちょっと早すぎた作品だったんじゃないか」とも同時に述べている。
あらすじ
両親と死別し、幼い弟妹の世話をする高校3年生、海野幸はある日、事業に失敗し蒸発した兄の借金2億5000万円を背負うことになってしまう。そこで高校に退学届を提出しプロテニスプレイヤーとなることを決意するが、日本プロテニス界の有力者、鳳財閥会長の鳳唄子にテニス界からの永久追放を通告されてしまう。しかし、鳳唄子がライバルの娘である竜ヶ崎蝶子がテニス界のヒロインとして注目されたため、それに対抗する形で海野幸がテニスプレイヤーとなる。そうして、海野は兄の借金をかえすためにプロテニスをすることになった・・・
登場人物
海野家の人々
- 海野 幸 (うみの みゆき)
- 主人公。成明学園中等部時代に全日本ジュニア選手権で優勝する。しかし、兄によって両親が死去してしまった事で公立高校に進学し、テニスもやめてしまう。程なくして兄が大借金を残して失踪、その借金返済のためにプロテニスプレイヤーになることを決意する。野性的とも言えるカンの良さと反射神経、驚異的なスタミナと瞬発力、そして強力なライジングを合わせ持つ選手。すさまじい集中力を持ち、かなりの劣勢から逆転して勝利することもある(いわゆるスロースターター)。ただし、本人の頭からは「ボールを打つ」こと以外は消えているため、冷水のつもりで麦茶を被る、ラケットとバナナを間違える、などの奇行を取ってしまうことも。ラケットを投げ飛ばしてしまったり、審判のミスジャッジに抗議したり、選手との握手を拒否したり、人気選手のドレスをジュースで汚してしまったり、他のことに気を取られて試合後のインタビューに応じなかったりするため、世間からはヒール役と見られてしまっている。中学時代から圭一郎に想いを寄せている。蝶子から様々な嫌がらせを受けているが、幸は嫌がらせが蝶子によるものと知らないため、蝶子をいい人と思っている。
- 海野 家康 (うみの いえやす)
- 長男。マツタケとトリュフの養殖事業に失敗し、2億5千万円の借金を背負い失踪。騙されやすい上に、商売の才能が絶望的に無く、止めとばかりに金に対する異様な執着と汚さを持つ。両親を他界させた張本人(幸の全日本ジュニア選手権優勝を祝うために調理したフグ料理によるもの)だが、情状があるため刑事訴追はされなかった。
- 海野 舵樹 (うみの かじき)
- 次男。プロレスごっこが大好きで、いつも暴れ回っては幸を困らせている。将来の夢は弟の三悟とタッグチームを組むこと。
- 海野 沙代里 (うみの さより)
- 次女。小学生とは思えないカンの鋭さ(主に恋愛方面)で、時折周りの大人を圧倒する。気が強いしっかりもの。
- 海野 三悟 (うみの さんご)
- 三男坊で末っ子。人物の本性を見抜いたり、悪い予感を察知したり、UFOらしきものを呼んだりと、不思議な雰囲気を持つ幼稚園児。
- 海野 洋平太 (うみの ようへいた)
- 幸の父。物故者。コーチングをするのも恐れ多かった現役時代の鳳唄子に向かって、平然と欠点を指摘した人物。唄子に想いを寄せられていたが、唄子に対してフィアンセとして福子を紹介する形で知らないうちに唄子を振ってしまい、その仕返しでテニス界を追放されてしまった。当時の日本男子選手で唯一「グランドスラムを狙える。」と言われていた。試合前、試合中に奇行が目立つ選手であったらしく、その部分は幸に受け継がれている。死因は幸の全日本ジュニア選手権優勝を祝うために家康が調理したフグ料理があたったため。
- 海野 福子 (うみの ふくこ)
- 幸の母。物故者。死因は洋平太と同様、幸の全日本ジュニア選手権優勝を祝うために家康が調理したフグ料理があたったため。
鳳財閥の人々
- 鳳 圭一郎 (おおとり けいいちろう)
- 鳳財閥の御曹司。大学テニス界ではかなりのプレーヤーで日本テニス界のプリンスと将来を嘱望されプロ転向をマスコミから期待されている。母親を「おかあしゃま」と呼ぶ。幸に思いを寄せている。典型的な「おぼっちゃま」であるが、幸の力になろうと奮闘するうち、少しずつたくましくなって、ついには母の意向を振り切り、プロ転向を果たすが・・・。
- 鳳 唄子 (おおとり うたこ)
- 鳳財閥の会長で、日本女子テニス界の先駆け。昭和43年に全日本選手権を制覇。所属していたテニスクラブの新任コーチ、海野洋平太に最初で最後の恋をするが、儚くも恋破れた。それ以来、海野家を毛嫌いするようになり、海野家をテニス界から追放してきたが、竜ヶ崎の名声向上を嫌って、竜ヶ崎蝶子のデビュー戦に海野幸を出場させることを決める。
- 賀来 菊子 (かく きくこ)
- 鳳テニスクラブ会員。国体優勝候補といわれている。男子顔負けのプレースタイルや性格から女性ファンも多い。幸の良き理解者であり、心強い味方。初めて試合をしたときから幸のことを気にかけているが、実はレズビアンと噂されている。
- 桂木 (かつらぎ)
- 唄子の秘書。人形焼きが好物。
- ジョン・トラボルタ
- 唄子の愛犬にして鳳家の番犬。美しい者以外には決して懐かないが、敵と見なした者には容赦無く飛び掛かる。食べることとメス犬が大好きな自由奔放な犬だが、時として名犬を思わせる働きぶりを見せる。犬種はフレンチ・ブルドッグであると思われる。
竜ヶ崎財閥の人々
- 竜ヶ崎 蝶子 (りゅうがさき ちょうこ)
- 竜ヶ崎花江の娘。全日本ジュニア選手権を制し、ルックス、実力を兼ね備えたテニス界のアイドル的存在。表面上は可愛らしい女の子を装っているが、悪魔の如き汚い本性を持つ相当の策略家で、鳳圭一郎を自分のモノにするためあの手この手を使って幸を貶めようとする。その策略振りは最早、犯罪者レベルとして悪質極まりなく、テニスにおけるライバルたちを潰すためにも遺憾無く使われている。いつも「キャキャキャ」と笑っているが、時折シリアスな表情も見せる。終盤の準決勝戦の直前で圭一郎に振られたことで本当の表情を露にし幸を追い詰めるが、彼女の驚異的な粘りの前に遂に敗北。リベンジを誓い、日本に戻って猛特訓をする中、幸とニコリッチの試合を見て作り物ではない本物の笑顔を見せる。名前の由来は『エースをねらえ!』の「お蝶夫人」こと竜崎麗香。
- 竜ヶ崎 花江 (りゅうがさき はなえ)
- 竜ヶ崎財閥の会長。鳳唄子とは、かつて日本女子テニス界を二分したライバルであり、テニスプレイヤー引退後も財界で熾烈な争いを繰り広げている。唄子を貶めようと常に企む策略家であり、その資質は娘である蝶子に完全に受け継がれている。
プロテニス界の人々
- サンダー牛山(うしやま)
- アメリカロサンゼルス出身の日系人。鳳唄子の依頼を受けて幸のコーチとなる。見るからに怪しいオヤジであるが、その指導力は一流。さらにスポーツトレーナーとしても優秀であり、触っただけでその選手の身体の状態がわかる。1970年に来日し数々の優秀なテニスプレイヤーを育てるが、スケベでちゃらんぽらんな性格が災いして1980年に教え子にわいせつ行為を働き、八百長をさせたという噂が出て、テニス界から永久追放になっている。
- サブリナ・ニコリッチ
- 東欧出身の世界的プレイヤー。14歳でプロデビューして、他の選手が全く相手にならない世界最強の「女王」。専属のコーチもマネージャーもなしに世界中のテニス大会に参加している。実は父が脱税、兄が麻薬でそれぞれ捕まり家庭が崩壊している。年間獲得賞金2億5千万円で幸の借金と同等額であったことが、幸がプロテニスに入るきっかけとなる。幸が買おうとしていたバーゲン品のカーディガン(¥4800)を横取りし、自分が先に掴んだと主張する幸に因縁を残して去っていく。後に幾多の困難を乗り越えてきた幸と終盤の決勝戦で激突した。
- ウェンディ・パーマー
- 人気、実力上昇中のアメリカテニス界のアイドル。アメリカ遠征中の幸と対戦する。
- アラン・キャリントン
- ウェンディのコーチであり、全米テニス協会の次期会長候補。サンダー牛山とは小学校の頃からの因縁。紳士で爽やかな人物で通っているが、本性はかなり陰険。コーラが苦手。
ビッグバンファイナンスの人々
- 桜田 純二 (さくらだ じゅんじ)
- 高利貸し「ビッグバンファイナンス」営業主任。海野家康の残した借金返済のために家康の妹である幸にソープランドで働くことを強要する。高校時代にJリーガーを夢見て全国大会出場を目指すが、地方予選決勝で自らの自殺点によって敗退した事で夢を断つ羽目になる。そのせいか、必死にテニスを頑張る幸にかつての自分を重ね、影で支えるようになり、やがて想いを寄せるようになる。
- 鰐淵 京平 (わにぶち きょうへい)
- 高利貸し「ビッグバンファイナンス」社長。「クロコダイルエージェンシー」という代理店の社長も兼任。金に対する執着と汚さは家康を遥かに凌ぎ、海野幸と代理契約を結び、莫大な利益を得ることを目論む。そのため、異常とも思えるほど幸に固執している。
- 山口 百太郎(やまぐち ももたろう)
- 桜田の舎弟のような男。桜田を「アニキ」と呼び慕っている。
その他の人々
- 弁天橋 雛
- 弁天橋財閥の令嬢。圭一郎と見合いをする。見事な巨乳の持ち主にして、茶道、華道、ピアノに乗馬にバレエ、全てにおいて一流の実力を持ち、さらには外国語も堪能であるという、正真正銘の才色兼備なお嬢様。
- タマヨ
- 幸がアメリカ遠征中に知り合った日系人の女性。11人の子供を立派に育て上げたという、正真正銘の肝っ玉母ちゃん。自称幸のファンクラブ会長。
- ナタリー
- サンダーの知り合いのオカマ。海外遠征中の幸に代わり、弟妹の世話をする。怒るとときどき地声が出てしまう。本名「岩田一徹」。
書誌情報
文献資料(単行本) !文献資料(完全版) !完全版副題 !備考 |
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1 |ISBN 4-09-183401-9 |ISBN 4-09-187741-9 |ARE YOU HAPPY? | |
2 |ISBN 4-09-183402-7 |ISBN 4-09-187742-7 |PRO DEBUT! | |
3 |ISBN 4-09-183403-5 |ISBN 4-09-187743-5 |AGAIN AND AGAIN... | |
4 |ISBN 4-09-183404-3 |ISBN 4-09-187744-3 |NO MONEY!! | |
5 |ISBN 4-09-183405-1 |ISBN 4-09-187745-1 |ALL OR NOTHING!! | |
6 |ISBN 4-09-183406-X |ISBN 4-09-187746-X |A MUNCH OF STORM | |
7 |ISBN 4-09-183407-8 |ISBN 4-09-187747-8 |UMBELIEVABLE!! | |
8 |ISBN 4-09-183408-6 |ISBN 4-09-187748-6 |HANG IN THERE!! | |
9 |ISBN 4-09-183409-4 |ISBN 4-09-187749-4 |BEAT THEM DOWN!! | |
10 |ISBN 4-09-183410-8 |ISBN 4-09-187750-8 |HE'S MY COACH!! | |
11 |ISBN 4-09-184291-7 |ISBN 4-09-187751-6 |FIGHT IT OUT!! | |
12 |ISBN 4-09-184292-5 |ISBN 4-09-187752-4 |GO AHEAD!! | |
13 |ISBN 4-09-184293-3 |ISBN 4-09-187753-2 |NEVER GIVE UP!! | |
14 |ISBN 4-09-184294-1 |ISBN 4-09-187754-0 |MATCH POINT |
15 |ISBN 4-09-184295-X |ISBN 4-09-187755-9 |BE HAPPY! |完全版:全15巻 |
16 |ISBN 4-09-184296-8 | | | |
17 |ISBN 4-09-184297-6 | | | |
18 |ISBN 4-09-184298-4 | | | |
19 |ISBN 4-09-184299-2 | | | |
20 |ISBN 4-09-184300-X | | | |
21 |ISBN 4-09-185221-1 | | | |
22 |ISBN 4-09-185222-X | | | |
23 |ISBN 4-09-185223-8 | | |単行本:全23巻 |
テレビドラマ
Happy!
2006年4月7日にTBS系にて放送
キャスト
- 海野幸 - 相武紗季
- 桜田純二 - 宮迫博之
- 鳳圭一郎 - 田口淳之介(KAT-TUN)
- 竜ヶ崎蝶子 - 小林麻央
- 賀来菊子 - 夏川純
- 海野家康 - 荒川良々
- 桂木 - 沼田爆
- 山口百太郎 - 森下能幸
- 竜ヶ崎花江 - 渡辺えり子(現 渡辺えり)
- 鰐淵京平 - 哀川翔
- パパイヤ宮殿店長 - 浜田雅功(特別出演)
- サンダー牛山 - 笑福亭鶴瓶(特別出演)
- 鳳唄子 - 片平なぎさ
- 柴崎コーチ - 不破万作
- 海野洋平太 - 村田雄浩(友情出演)
- 海野舵樹 - 岩沼佑亮
- 海野沙代里 - 奈良瞳
- 海野三悟 - 中野目崇真
- ニュースキャスター - 小林麻耶(TBSテレビアナウンサー)
テレビドラマ版オリジナル登場人物
- マリア・シャラポワ(演:本人)
スタッフ
- 原作:浦沢直樹(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
- 脚本:土田英生
- 原案協力:星野博規、由田和人、宮下雅之(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部)
- 監修:長崎尚志(スタジオ・ビー)
- プロデューサー:伊與田英徳、壁谷悌之
- 演出:片山修
- CG監督:曽利文彦
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS
音楽
- 主題歌(エンディングテーマ)
- 「Real Face#1」(作詞: スガシカオ/作曲:松本孝弘/編曲:松本孝弘、徳永暁人/Rap詞:JOKER/歌:KAT-TUN)
- 挿入歌
- 「SHE SAID...」(作詞: 田口亮・Axel G/作曲: Katsumi Ohnishi/Rap詞: JOKER/歌:KAT-TUN)
Happy!2
- 副題「~私、先輩の為にガンバリます~」
- 2006年12月26日にTBS系にて放送
キャスト
- 海野幸 - 相武紗季
- 桜田純二 - 宮迫博之
- 鳳圭一郎 - 田口淳之介(KAT-TUN)
- 竜ヶ崎蝶子 - 小林麻央
- 賀来菊子 - 夏川純
- 海野家康 - 荒川良々
- 桂木 - 沼田爆
- 山口百太郎 - 森下能幸
- 竜ヶ崎花江 - 渡辺えり子(現 渡辺えり)
- 鰐淵京平 - 哀川翔
- 空き地の男 - 浜田雅功(特別出演)
- サンダー牛山 - 笑福亭鶴瓶(特別出演)
- 鳳唄子 - 片平なぎさ
- 海野洋平太 - 村田雄浩(友情出演)
- 海野舵樹 - 岩沼佑亮
- 海野沙代里 - 奈良瞳
- 海野三悟 - 中野目崇真
- 弁天橋雛 - 青木裕子(TBSテレビアナウンサー)
スタッフ
- 原作:浦沢直樹(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
- 脚本:土田英生
- 原案協力:星野博規、由田和人、宮下雅之(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部)
- 監修:長崎尚志(スタジオ・ビー)
- プロデューサー:伊與田英徳、壁谷悌之
- 演出:川嶋龍太郎
- CG監督:曽利文彦
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS
主題歌(エンディングテーマ)
- 「Real Face#1」(作詞: スガシカオ/作曲:松本孝弘/編曲:松本孝弘、徳永暁人/Rap詞:JOKER/歌:KAT-TUN)
外部リンク