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こはるの日々 3

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こはるの日々の既刊

名前発売年月
こはるの日々 1 2010-04
こはるの日々 2 2011-03
こはるの日々 3 2012-02

こはるの日々』(こはるのひび / Koharu's daily life)は、大城ようこうによる日本の漫画作品。

概要

講談社発行『good!アフタヌーン』にて、第2号(2009年1月発売)より連載。

あらすじ

ごく普通の高校生・鳥居晃は、ある日の朝、通学の電車内で急ブレーキでバランスを崩して転びそうになった女子生徒を助ける。

数日後、下校時に自宅の最寄り駅で降りると、晃を待っている少女がいた。それは、数日前の朝に助けた女子生徒だった。「睦月こはる」と名乗った少女は、わざわざ自宅とは逆方向の晃の下車駅で待ち、先日のお礼として手作りのクッキーを渡す。

その翌日、校内でこはると出会う晃。日直だった晃が学級日誌を担任に渡し、誰もいないはずの教室へ戻ると、そこにはこはるがいた。しかし、こはるは晃のリコーダーを「なめて」いた。

可憐な外見のこはるからは想像もできない、変態的な行為に衝撃を受ける晃。しかし、こはるは、気負うことなく「好きだから」と宣言する。

こはるの過激なまでの「好き好き大好き」攻勢にたじたじの晃は、その勢いに押し流されるように、こはるとの交際を始めるのであった。

登場人物

鳥居 晃(とりい あきら)
この物語の主人公。広沢北高校2年3組に所属。眼鏡をかけている。
どこにでもいそうな、ごく普通の高校生。
優しい性格だが、それだけにやや流されやすく、こはるの攻勢に押し切られるような形で交際を始める。夏希や真行には「晃」、こはるには「せんぱい」と呼ばれている。
自宅の最寄り駅は、北浜名駅。
睦月 こはる(むつき こはる)
広沢北高校に通う、高校1年生の少女。栗色のショートヘアー。胸は平均サイズ。
外見は非常に可憐。しかし、異常ともいえるほど晃が好きで、しばしば常軌を逸した行動をとる晃のリコーダーをなめる、弁当を持参しているのに「せんぱいと同じものを食べたい」と購買部でパンを買う、メールアドレスを教えてもらったら1日に数十通のメールを送る、夢で会えるおまじないを5回でいいのに100回や1000回もする等。
自宅の最寄り駅は、葵町駅。晃とは高校を挟んで逆方向に当たる。
晃との出会いは朝の通学時の電車内だが、本来なら逆方向なので同じ電車に乗り合わせるのは不自然。これは何かの偶然だったのか、こはるの策略なのかは語られていない。
二ノ宮 夏希(にのみや なつき)
女子生徒。晃のクラスメイトにして悪友。ストレートのロングヘアー。高校2年生にしては、かなりの巨乳。
恋愛がらみの話が大好きで、こはると晃の仲とその進展に興味津津。
晃や真行からは「夏希」と呼ばれている。また、晃にはよく殴られる(頭にたんこぶができる)晃のメールアドレスを勝手にこはるに教えたり、こはるが休んでいる日にこはるの声真似をした時など。
河野 真行(こうの まさゆき)
男子生徒。晃のクラスメイトにして親友。
晃とこはるの関係や、夏希のツッコミなどは、一歩引いた位置で眺めている。
晃や夏希からは「真行」と呼ばれている。

主な舞台

広沢北高校(ひろさわきたこうこう)
登場人物たちが通う高校。
遠浜鉄道
晃やこはるが通学に使っている鉄道。

書誌情報

単行本

講談社より「アフタヌーンKC」として刊行されている。

  1. 第1巻 2010年4月7日初版発行・発売 ISBN 978-4-06-310650-3

脚注