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たまのこしかけ 2

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たまのこしかけ』は、荻野眞弓による日本の4コマ漫画作品。『まんがタイムスペシャル』(芳文社)にて2006年6月号より連載中(ただし作者の出産・育児による休載期間があり、2011年1月号より連載再開の予定)。

あらすじ

35歳の腰掛けOL・たまこと、その周りの人々とのやりとりをコミカルに描く。

登場人物

苗字は埼京線の駅にちなんだものが多い(作者は沿線である埼玉県戸田市出身)。

赤羽たまこ(あかばね たまこ)
35歳。某総合電機メーカーに勤める一般職のOL。所謂「腰掛けOL」として入社したつもりだが、入社15年目でいまだ独身。しかしあまり気にせずマイペースに生きる性格で、親も最近は何も言わなくなったらしい。鉄道マニアで、リフレッシュ法は時刻表やダイヤグラムを駆使した「妄想鉄道旅行」。実際に鉄道での旅行に出かける(=「乗り鉄」)ことも多い。下述のブログによれば、好きな車両はE954系(のネコ耳(空力ブレーキ部)が好きらしい)。よって他社員の出張時の切符手配はお手の物で、おすすめのグルメや観光スポットまで紹介するほど。一人暮らし歴17年。弟がいる。名前は赤羽駅から。
ゴン太(ゴンた)
たまこの飼い猫。会社の黙認で、職場に連れて来ている。他社員からは「グチの相手」「枕代わり」といった扱いをされている。たまこの旅のお供でもある。
川越美貴(かわごえ よしたか)
35歳。たまこの上司(係長)。女装が趣味で、会社内でも女装している。「女装美人」で、それを知らない他男性にナンパされることもある。自称「ミキティ(名前を音読みしたもの)」。入社当時は女装していない「イケメン」だったが、スネ毛は既に剃っていた(社員証の写真は男性姿で撮影されている)。たまことは腐れ縁で、旅行などでも一緒のことが多い。家事はまるでダメ。名前は川越駅から(川越駅は埼京線の駅ではないが、川越線直通で埼京線の電車が乗り入れる)。
十条(じゅうじょう)
たまこの会社の研究所に勤務する青年。コンピュータやネットワークに関する研究を行なっているが、内容は「世界を狙える」すごいものらしい。年齢は不詳だが、たまこより若い。無精者で身なりには無頓着。性格は天然キャラ、ルックスは爽やか系イケメン(ただし、初登場時は髪がボサボサで無精ひげだった)。たまこと知り合った後に、毎日弁当を作ってもらうことになった。たまこは彼を「異性」として意識することも多いが、十条には「弁当を作ってくれる餌付け親」という存在でしかない。名前は十条駅から。
渋谷(しぶや)
作の途中から登場。たまこと同じ鉄道マニアだが、主に鉄道車両の写真撮影が好きな「撮り鉄」である。名前は渋谷駅から。

書誌情報

荻野眞弓 『たまのこしかけ』 芳文社〈まんがタイムコミックス〉、既刊1巻(2009年8月現在)

  • 第1巻 2009年2月22日発行(2月7日発売)、ISBN 978-4-8322-6714-5

外部リンク

  • たまてばこ - たまこが運営しているという設定の公式ブログ(まんがタイムWeb内、ただし2009年4月以降更新なし)