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どうにかなる日々/志村貴子
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著者: 志村貴子
巻数: 2巻
最新刊『どうにかなる日々 2』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
hiramekimanga RT @selenographic: ふみふみこ「ぼくらのへんたい」(1~2巻)。なかなか読み応えがあるものの、ここからどう転ぶか次第な気もする。個人的には「女の穴」を高(好)評価。志村貴子「どうにかなる日々」あたりを彷彿とさせる、性的で、霊的な、おはなしだった。
miyabi_fujieda 『マルスのキス』「ラブタンバリン」「ラブ・バズ」「どうにかなる日々」『曲がり角のボクら』『鉄道少女漫画』「前略、百合の園より」「路地恋花」「さくらりちぇっと」「R18!」「のんのんびより」「シーツの隙間/ラブ・ヴァイブス」 これはチェキってみよう組。みんな情報ありがとー!
ikamiki RT @shimi1936: 【女の穴(リュウコミックス)/ふみふみこ】これはいい。個人的ヒット。余韻が残る漫画。市川春子の『虫と歌』とか、志村貴子の『どうにかなる日々』とかを思わせる雰囲気。小鳩すきだー http://t.co/72fdoZAE #bookmeter
『どうにかなる日々』(- ひび、英語表記:Happy-Go-Lucky Days)とは志村貴子による日本の漫画作品である。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)vol.15(2002年)〜26(2004年3月)に連載された。
概要
単行本は太田出版より大判サイズで全2巻が発行されている。表題作12編のほか1巻には同じ『マンガ・エロティクス・エフ』に掲載された読みきり1編、麗人(竹書房)に掲載された読みきり2編が収録されている。タイトルは町田康著『へらへらぼっちゃん』から。
ちょっと変わった恋愛模様とありふれた日常を、独特のテンポと繊細な心理描写で淡々と描いたショートストーリー集。基本的に1話完結のオムニバス形式で収録されている。大人の男女の組み合わせだけでなくゲイ、レズビアンや近親相姦さらには幽霊といった様々なキャラクター同士が絡むエピソードが描かれる。淡白な描き方ではあるが、ほとんどの収録作に直接的な性描写がある。
あらすじ
- scene1
- ダンナに逃げられた人妻・スズキヨリコが、アルバイト生活をしている田辺と出会うお話。
- scene2
- 妹に慰められたいが故に万引きを繰り返し、そのたびに補導される兄のお話。
- scene3
- 古いアパートに住んでいる女が、5年間一緒に住んでいた男を置いてお見合いをするお話。
- scene4(以上、1巻に収録)
- 好きだった生徒にふられた男子校の教師・澤のお話。
- scene5
- 昔の恋人・百合の結婚式で出会った2人の女性のお話。
- scene6
- 仕事を辞め、失意の中実家に帰ることになった女性・ハルのお話。
- scene7
- 『scene3』の前の話。5年間、古いアパートで暮らしていた男と女のお話。
- scene8
- AVに出演した従姉と一時的に同居することになり悶々とする小学生・しんいちのお話。
- scene9
- ルームメイトの女性・民子に想いを募らせている女性・志野のお話。
- scene10
- AVに出演した従姉を持つ幼馴染に好意を寄せる中学生・みかのお話。『scene8』の続編。
- scene11
- 女幽霊と幽霊が見える小学校の先生・山田が出会ったお話。
- scene12(以上、2巻に収録)
- 離婚して娘と離れ離れになった不器用なパート従業員・藤岡のお話。
以下、読みきり作品(いずれも1巻に収録)
- 無毛信仰
- マンガ・エロティクス・エフ vol.14掲載
- 陰毛が生え始めて戸惑う中学生・琴子のお話。
- ハッピーなエンド
- 麗人 2001年11月号掲載
- 同じクラスの男子が好きになった双子の兄・祐介と男子を好きにならない弟のお話。
- 先生のくせに
- 麗人 2002年11月号掲載
- 家庭教師の先生に惚れられた双子の弟・恵介のお話。『ハッピーなエンド』の続編。
コミック
太田出版 F×comics 大判サイズ
- 1巻 2002年12月12日発売 ISBN 4-87233-725-5
- 2巻 2004年5月9日発売 ISBN 4-87233-842-1