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ぴくぴく仙太郎 11冊めのウサギ暮らし

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ぴくぴく仙太郎』(ぴくぴくせんたろう)は、布浦翼による日本の漫画作品。『BE・LOVE』(講談社)にて1992年から連載されている。2010年2月現在で「BE・LOVE KC」のレーベルから刊行された単行本は34巻に達しており、累計発行部数が300万部を越えるロングセラー作品である文庫コミックの広告ページに記載。

あらすじ

イラストレーターの香沢麦(通称バク)と、偶然飼うことになったウサギの仙太郎、親友の猫のみやを中心とした日常を描いている。

登場キャラクター

香沢 麦(こうさわ ばく)
通称バク。職業はイラストレーター。仕事の予定表を作らない主義のため、いつも担当編集に催促されてから焦るタイプ。長髪。明るくさっぱりした性格。一人暮らし、独身。O阪芸術大学休学中。
仙太郎(せんたろう)
「仙太郎」はバクの祖父の名前。
初代仙太郎
彼女と別れて酔っ払ったバクが露店で買った(買わされた)ウサギ。元々体が弱かったようで、翌朝死亡していた。6月10日永眠。
2代目仙太郎
この漫画の主役。

バクが初代を失った後、ペットショップで出会った。初代にそっくり。実はバクの前に何回か買い手が付いたが、悪戯がひどいなどの理由で何度もペットショップに付き返されていた。

果物が好きで、特にリンゴの皮が好き。ピーピーと鳴く。必殺技は「仙太郎キック」。
大高(おおたか)
バクの担当編集者。独身のバクの健康面も気遣ってくれる優しい女性だが、天然ボケの一面もある。普段は温厚だが、バグが締め切りを守らないと怒り狂うらしく、陰では「大高姉御」と恐れられている。
さなえ
みやの飼い主。バクとは家族ぐるみの付き合い。素直で優しい女の子。
みや
さなえの飼い猫。仙太郎とは親友。必殺技は「みやちゃんパンチ」。迷子になった時酔っていたバクに保護され助けられた。
まゆみ
さなえの友達で、現在のロップの飼い主。ロップを甘やかすところがある。大人しいさなえとは対照的に活発でわがまま。
ロップ
体と心が大きく優しいロップイヤーのウサギ。仔ウサギのころ犬と戦いそのまま行方不明になった。数年後の現在、飼い主であるまゆみと再会しまゆみの元に帰る。仔ウサギの頃の愛称は「チビ太ちゃん」。
善太郎
仙太郎とそっくりなウサギ。仔ウサギのときのトラウマでお腹が減ると凶暴になる。ふだんはとても優しい。
ちー
白いハムスター。仙太郎とは友達、みやは友達時々敵(本能で襲いそうになるため)。
ちーの飼い主
バクの近所の男性。バクとの出会いはあまりよくなかったが、今では小動物の飼い主同士仲がよく、時々バクにちーを預かってもらうことも。日本国外に赴任した娘夫婦から預かっていたちーが段々可愛く思えてきて、今では他の何よりもちーが可愛い。
茨木(いばらぎ)
文芸口論の編集者。妻の動物好きが影響し、自身も動物好きに。自宅では5匹のウサギを飼っている。
青田 日出夫
バクの友人でイラストレーター仲間。ひょうひょうとした自由人。みやを保護した時はみやの言葉を通訳したこともあるほど動物好き。バクのことを唯一「バクちゃん」と呼ぶ。
大山
バクと仙太郎の家の大家。仙太郎は友達から預かっているとバクは騙しているつもりだが、もう既にばれている。一部の話では「小山」と誤植されたことがある。210話で夫人の作った煮物をバクに渡していたが、222話では彼女は亡くなっている。
二の宮きこ
『きこちゃんすまいる』の主人公。仙太郎が好き。バレないようにニンジンなどをプレゼントしている。

コミックス

いずれも2010年2月現在。講談社から刊行されている。

  • ぴくぴく仙太郎 - BE・LOVE KC 既刊34巻
  • ぴくぴく仙太郎セレクション - BE・LOVE KC 既刊4巻
  • ぴくぴく仙太郎 - 講談社漫画文庫 既刊12巻
    • 第1巻には「初めてのウサギ暮らし」、それ以外には「○冊めのウサギ暮らし」の副題がついている(○には巻数を示すアラビア数字が入る)。

関連商品

  • ぴくぴく仙太郎 パズルでごはん! - プレイステーション用ゲームソフト(1999年2月18日発売、講談社)
  • 仙太郎・みやのぬいぐるみ - UFOキャッチャーなどの景品(非売品)

脚注

関連項目

  • 動物漫画
  • ウサギを主題とする作品一覧

外部リンク