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ほっとけ!コジゾウくん 2

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ほっとけ!コジゾウくん』は、1996年12月号から1998年6月号まで『月刊コロコロコミック』で連載されていた漫画作品。原作はのむらしんぼ。

あらすじ

天界に住む少年コジゾウは、ある日、父親の命令で修行として人間界へ行くことになる。地蔵として野ざらしにされていたコジゾウは小学生の亜美ちゃんと出会い、人の役に立とうとするがトラブルに発展することも多い。

登場人物

コジゾウ
主人公。天界からやってきた少年。修行のため人間界に来ており亜美ちゃんの家に居候する。念仏を唱えることで天気を変えたり、物を動かしたりとさまざまな術が使えるが、未熟で非常識なため失敗したり勘違いしたりすることも多い。緊張すると石(地蔵)になる。悪食で、湿気が原因で生えたきのこや、粘土で作ったケーキを食べても「うまい!!」と絶賛して腹に異常を起こさない。
最終回で人間界の修行を終え、天界へ帰る。
亜美(あみ)
小学生。野ざらしにされていたコジゾウを気に入り居候として家に連れて行く。コジゾウと行動を共にすることが多い。
名前は阿弥陀如来から来ている。
法助(ほうすけ)
小学生。亜美ちゃん家の隣に住んでおり、亜美ちゃんに気があるが嫌がられており友人止まりである。コジゾウ達と行動を共にすることが多い。
カアベエ
コジゾウの友達のカラス。予知能力を持っているが3分後までしか読めない。泣き声は普通のカラスと同じだがコジゾウには何を言っているかわかるらしい。
ホジゾウ
コジゾウの友達。いつも鼻水をたらしており鼻くそや鼻水を武器にすることもある。コジゾウと行動を共にすることが多く、共にトラブルを起こすこともある。
コジゾウの父親。コジゾウを修行に行かせるなど根は真面目だがゲームをクリアするために5年も家族や人間界をそっちのけにしたり、賞味期限の切れたプリンを法助に食べさせるなどいい加減なところもある。
いつのまにか亜美の家に住んでいたが最終回では天界に戻っている。
コジゾウの母親。ゲームに明け暮れる夫にあきれて先に人間界に向かい、コジゾウ達と再会するまで自作の仏像のそばにいた。法助が惹かれるほどの美人。

逸話

  • 作者いわく、アイデアに詰まっていた時に公園の池で仏像のお告げを聞いてこの作品を思いついた(単行本1巻より)。
  • 作者の他作品である「バーブー赤ちん」や「つるピカハゲ丸」のキャラも脇役として登場したことがある。