エンジェル・ハート 4
エンジェル・ハートの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
エンジェル・ハート 1 | 2001-10 |
エンジェル・ハート 2 | 2001-12 |
エンジェル・ハート 3 | 2002-03 |
エンジェル・ハート 4 | 2002-07 |
エンジェル・ハート 5 | 2002-11 |
エンジェル・ハート 6 | 2003-03 |
エンジェル・ハート 7 | 2003-06 |
エンジェル・ハート 8 | 2003-09 |
エンジェル・ハート 9 | 2003-12 |
エンジェル・ハート 10 | 2004-03 |
エンジェル・ハート 11 | 2004-06 |
エンジェル・ハート 12 | 2004-09 |
エンジェル・ハート 13 | 2004-11 |
エンジェル・ハート 14 | 2005-02 |
エンジェル・ハート 15 | 2005-06 |
エンジェル・ハート 16 | 2005-09 |
エンジェル・ハート 17 | 2005-12 |
エンジェル・ハート 18 | 2006-03 |
エンジェル・ハート 19 | 2006-06 |
エンジェル・ハート 20 | 2006-09 |
エンジェル・ハート 21 | 2007-01 |
エンジェル・ハート 22 | 2007-05 |
エンジェル・ハート 23 | 2007-08 |
エンジェル・ハート 24 | 2007-11 |
エンジェル・ハート 25 | 2008-02 |
エンジェル・ハート 26 | 2008-05 |
エンジェル・ハート 27 | 2008-09 |
エンジェル・ハート 28 | 2008-12 |
エンジェル・ハート 29 | 2009-03 |
エンジェル・ハート 30 | 2009-07 |
エンジェル・ハート 31 | 2009-11 |
エンジェル・ハート 32 | 2010-03 |
エンジェル・ハート 33 | 2010-09 |
『エンジェル・ハート』(AngelHeart)は、北条司による日本の漫画作品。及びこれを原作としたテレビアニメ作品。『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて2001年創刊号から2010年36・37合併号まで連載されたのち、『エンジェル・ハート 2ndシーズン』掲載誌が変わったことから、便宜上「第2期」を示す「2ndシーズン」がタイトルに加わえられた。として『月刊コミックゼノン』(徳間書店)2010年創刊号(12月号)より連載中。第一部の単行本はバンチコミックスより33巻まで発売されている。略称は『A.H.』。
概要
作者の代表作『シティーハンター』(以下、『C.H.』)を、家族愛をテーマとしてリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている。この家族愛というテーマは前作『F.COMPO』においても主題となっていた物であり、その他多数の作品において読み取れる作者の大きなテーマとなっている。
『C.H.』と同様、新宿を主な舞台とした現代劇であるため、時代設定は10年程の開きがある。この為、『C.H.』時には無かった携帯電話が登場するなど、背景となる社会設定は大きく変わっている。また獠の身体にも老眼や腰痛という症状が出ている事から分かる様に、この時代設定の開きと同じだけ登場人物達も年齢を重ねている。
連載開始時には『C.H.』の最新作と続編とは明記しないあいまいな宣伝をされたことから、読者のほとんどは『C.H.』の続編・後日譚として捉えた。結果、『C.H.』のヒロインである香が冒頭で死んだことに大きな反響が起こり、周辺は混乱した。『コミックバンチ』創刊号の作者コメントにおいて、シティーハンターの世界観をモチーフにした別の作品であると言及したり、『エンジェルハート』単行本1巻においても、本作品は『C.H.』の続編ではなくパラレルワールドであるとのエクスキューズを発した他、作者公式サイトの掲示板を一時停止し、混乱時の書き込みを削除後、登録者のみ書き込み可で掲示板を再開したことで騒動は一応収束した。1997年に発行された『C.H.』文庫版のあとがきには既に続編の構想と、その内容の一部が物議を醸すであろうことを臭わせる記述が見られることから大枠は作者の想定内であったようである。
パラレルワールドを描いたリメイク作品である為、登場人物などの設定には『C.H.』から引き継いだ部分と変更された部分とが混在している。引き継いでいる部分については獠の性格の様にほぼそのまま継承されている物だけではなく、「姿形は変われど、ファルコンとミキ(美樹)が出会い、堅い絆で結ばれる」といった形を変えながら引き継がれている部分もある。
あらすじ
台湾から来た殺し屋の少女と、新宿のスイーパーとの家族愛の物語。
新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。彼女の仕事はまさに完璧だった。しかし、彼女の心は、任務を重ねるたびに軋んだ。暗殺は彼女の心を蝕み、とうとう彼女は自ら死を選ぶ。しかし、彼女は組織の力によって、再び現世に呼び戻された。冴羽獠のパートナー、槇村香の心臓を移植されて。
香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に感情が生まれた。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思を持つ。そして香の心臓を持つことにより無意識に獠と接触し、スイーパーとしてのシティーハンターの世界に入っていく。
登場人物
テレビアニメ版『C.H.』に登場するキャラクターについては、基本的に同じ声優が担当している。
- 香瑩(シャンイン)
- 声 - 高山みなみ(ドラマCD)、川崎真央
- 本作の主人公。獠と香の義娘(養女)。元々は台湾マフィア「正道会」(チェンダオフェイ)のボス「李堅強」(リ・ジィエンチャン)の娘・李香瑩(リ・シャンイン)である。
- 2歳の頃、父の部下の謀反によって、母親と共に乗っていた車ごと海に沈められた。母親はその際に死亡、彼女も行方不明になるが、計略により殺し屋として育て上げられ、正道会の暗殺部隊「朱雀」に所属していた。コードネームは「グラス・ハート」。李大人は彼女の生存を信じていたものの、この陰謀については物語開始直前まで知らなかった。
- 度重なる暗殺命令によって心を蝕まれ、飛び降り自殺をした結果、心臓を鉄柵で刺し貫くが、マフィアが強奪した獠のパートナー、香の心臓を移植され一命を取り止める。心臓を移植されたことで香の心が宿り、後に香瑩は獠と行動を共にすることになる。
- ファルコン(海坊主)が「香瑩の戦闘能力は冴羽と同等。信頼性は比べるまでもなく香瑩」と評価している。獠はいざと言う時でも美女がいればちょっかいを出すので信頼性がないということ。
- 香瑩という名前は、父の李大人の名付けだが、父であることを明かさない決意をした李大人に代わって、獠が本当の名前を教えた際には、最愛のパートナーの名前から「香」、2人の大切な子供であることから、宝石のように美しく大切なものと言う意味で「瑩」と説明した。
- 初期はクールな性格であり、幼少の頃から殺し屋として教育された。ナイフで髪を切ったり、花に水を遣る意味が理解できなかったり、おしゃれを変装と思い込み着飾るのを拒絶したりなど、一般常識が欠落していた。シティーハンターとして初めての事件では、原因となる人物を狙撃して簡単に解決しようとしたりする。しかし、物語が進むにつれて、移植した香の心臓の影響と、獠や冴子らとのふれあいの中で、徐々に明るい性格になり、周囲と過ごす内に一般常識も身に付ける。しかし、暗殺者特有の気質で、睡眠中も神経は研ぎ澄まされており、獠がリンゴを投げた時には寝ながらナイフで切ったりもする。
- 7巻の途中からは獠の娘となって2年目を迎え、第2部的な展開となり、獠と共にシティーハンターとして行動する。原作では獠や冴子からは「阿香」(アシャン。シャンちゃんの意味)で呼ばれることが多い(但しアニメ版では香瑩のまま)。
- 香の心を持っているためか、100tハンマーの使い手である。しかし『C.H.』の香と共通なのはそれのみで、コンペイトウ、トラップ、すまき(布団でグルグル巻きにする)、煩悩退散棒などは使わない。それでも獠の「もっこり」を抑え天誅を喰らわせる程の攻撃力を持つ。酷い時は馬鹿力で海坊主の店までボロボロにしたことがある(9巻)。コートの裏に多数の拳銃を隠し持っている。殺し屋の性か、危険を察知するとすぐ発砲してしまう(8巻)。使用拳銃はコルト・ガバメントで、原作はカスタム(クラークボウリングピンモデル)だが、アニメ版ではノーマルのままである。
- 獠を「獠爸爸」(〜パーパ)香を「香媽媽」(〜マーマ)と呼んでいる。10巻では、香の姉・立木早百合のことを「早百合伯母」(〜イーマ)と呼んでいる。
- 冴羽 獠(さえば りょう)
- 声 - 神谷明
- 『C.H.』に対して本作では、香瑩の義父としての役割が加わる。他は『C.H.』から引き続きプロの始末屋(スイーパー)「シティーハンター」で、使用拳銃もコルト・パイソンである。もっとも『C.H.』の頃よりも容姿は老けて描かれており、腰痛持ち(1巻)であるなど、年齢を感じさせる描写がなされている。頻度こそ減ってはいるものの、スケベぶりも相変わらずで『C.H.』同様美女を見ると「もっこり」する。その際は『C.H.』の頃の香に代わって、香瑩から天誅を食らっている。
- 『C.H.』では、香に対する愛情表現は屈折しており、そっけない態度をとり続けていたが、本作では香が事故死する直前にプロポーズしていた。香瑩の中に意識として残っていた香が「香瑩は自分たちの娘だ」と言い、また香瑩の実父・李大人からの強い願いもあり、香瑩の父役を引き受けた。
- 槇村 香(まきむら かおり)
- 声 - 伊倉一恵
- 香瑩の事実上の義母。『C.H.』のヒロインであったが、本作では車に轢かれそうになった幼児を庇って交通事故で亡くなり、その心臓がマフィアによって強奪された所から始まる(彼女自身はドナー登録者であったため移植用に摘出されていた)。本来は起こりえない事であるが、心臓が移植された先の香瑩の中に意識として生き続けている。自分の心臓を受け継いだ香瑩を娘と思っており、獠と共に香瑩の義親となる。
- 『C.H.』では愛用の銃に照準加工がされていたため、銃弾が狙い通りに当たらないと言う設定だったが、本作では本当に射撃の腕が無い設定になっている。看護師をしており、獠とも患者として出会い香瑩同様名前のなかった獠に冴羽 獠の名前を付けている。
- また、『C.H.』では1965年3月31日生まれという設定だったが、本作では2000年5月12日に28歳で死亡という設定なので、年齢設定にも違いが見られる(誕生日が過ぎていたと仮定すれば1972年生まれ)。
- 劉 信宏(リュウ シンホン)
- 声 - 鈴木千尋
- 正道会の戦闘部隊「青龍」(チンロン)の元隊員で、狙撃などを得意とする。香瑩とは訓練生時代からの友人であったが、訓練という名の殺し合いの際に幹部にはめられ、香瑩に殺されかけた(序盤では香瑩が「自分が殺した」と思い込み、トラウマの原因になっていた)が、奇跡的に蘇生し再会を果たす。その後、任務とはいえ、香瑩の実父・李大人の弟、李謙徳(以下、謙徳)を狙撃し殺害してしまう。
- 組織を去ってからは海坊主の下に身を寄せてスイーパーの手伝いをしつつ、表向きの店員としての仕事もこなしている。海坊主からコーヒーの淹れ方を叩き込まれており、27巻現在で海坊主は信宏の淹れたコーヒーを「95点」と評価している(本来ならば75点だが、笠井葉月が来店して機嫌が良かったため)。香瑩に比べて社会的常識をわきまえている上に流暢な日本語を使いこなすが、組織に所属していた頃の習慣が抜け切れていない所も多々あり、周囲を呆れさせる事もある。
- 徐々に明るい性格になり、時には街中でもっこりすることもある。実は香瑩が好きである。獠を心の師と仰いでおり、また獠も弟分として認めている。使用拳銃はベレッタM84(17巻)、G3A3狙撃仕様。
- ファルコン / 海坊主(うみぼうず)
- 声 - 玄田哲章
- 元傭兵・スイーパー。失明したためにスイーパーを引退しているが腕は健在で、目が不自由とは思えない動きができる。現在は喫茶店"CAT'S EYE"のマスターであるが、盲目でも小銭や4種類の紙幣も区別できる。昔の習性からか店の窓は防弾ガラスになっている。物凄い怪力でバズーカを容易に2丁構え、バレットM82を片手で撃ち(14巻)、素手で(自分の店ではあるが)防弾ガラスにヒビを入れる程凄まじい(17巻)。本人曰く、かつてアメリカ海兵隊に所属していた(17巻)。使用拳銃は前作と同じS&W M629(23巻)。『C.H.』では傭兵時代、獠と敵対する部隊に所属し、エンジェルダストを投与された獠との戦闘が元で失明したことになっていたが、本作では同じ部隊の味方という設定で、失明の原因となる負傷も傭兵時代に獠を救出に向かった際に受けたことになっている(25巻)。なお、前作と同様に猫恐怖症であり、さらに猫アレルギーでもある。
- 14巻からストリートチルドレンのミキを引き取り、一緒に生活を始める。
- 『北条司漫画家25周年記念、自選イラストレーション100』での北条司のコメントによると、当作品での海坊主は日本人・伊集院隼人ではなく黒人・ファルコンだと言うことである。
- 野上 冴子(のがみ さえこ)
- 声 - 麻上洋子
- 『C.H.』では警視庁の刑事であったが、本作では新宿西警察署長に出世している。未だ独身。仕事一筋で署員らには「鉄人」と言われている。喫茶キャッツアイを訪れる機会は、『C.H.』の時よりも多い。陳(正道会の陳侍従長)に口説かれたが、30歳後半のために振られたことがある。年齢、誕生日など年に関わることを言われるとキレる。8巻では39歳である(このエピソードは2003年であることから、生年は1964年と推測できる)。これは、かつて冴子をストーキングしていた遠山のパソコンのパスワードがsaeko39であったためである。ちなみに解除したのは、香瑩。打ち込んだときには、冴子ににらまれていた。ミキとの出会いにより、心の奥に思い描いていたのは「ベタな暖かい家庭(夫が獠、長女が香瑩、次女がミキのようなイメージ)」であると分かった。
- 使用拳銃はワルサーPPK(3巻)、グロック19(8巻)。
- 槇村 秀幸(まきむら ひでゆき)
- 声 - 田中秀幸、青年期は千葉進歩
- 獠の最初の相棒で、香の義兄。『C.H.』では元刑事で、巨大麻薬シンジケートの日本進出に伴う事件に巻き込まれ、その組織の手によって殺されたという設定だったが、本作では刑事とシティーハンターの2足の草鞋を履いていた事になっており、冴子につきまとっていたストーカーの遠山一真によって殺害された事になっている。また本作では「シティーハンター」は槇村自身が始めたことになっている。冴子とは恋人関係であり、婚約指輪を密かに購入していたが、渡せないまま死んでしまった。
- 使用拳銃はニューナンブM60。
- ミキ
- 声 - 小山茉美
- 関わる人々を幸せにする少女。18巻では小学1年生。母親(サトちゃん)が数年前に病死した後はストリートチルドレンとして暮らしていたが、冴子との出会いをきっかけにファルコンに引き取られ、育てられることになる。父親はA国(アニメ版では「ダマナン王国」)国王で、サトちゃんとは新宿ゴールデン街の飲み屋で知り合った。ただし、DNA鑑定などの確証はない。また、女優ジョイは国王の毛髪を持っており、確認することはできたが、お風呂に入ったときに王家の紋章とも言われているアザを確認し国王の子供とジョイ自身は断定した。絵本を読むのがとても上手い。不幸な人を見つけるのが特技で、そういった人を見つけると絵本を読み聞かせたくなる(19巻)。
- 『C.H.』では子供ではなく、元傭兵でファルコンのパートナー兼"CAT'S EYE"の女主人「美樹」として登場している。
- 陳(チン)侍従長
- 声 - 矢田耕司
- 李大人が弟・李謙徳に次いで信頼する老人。正道会の李大人直属の隠密部隊「玄武」の指揮官。「青龍」部隊・張らの反逆を抑えた後は、暇をもらって海坊主の喫茶店の隣に中華料理店「玄武門」を開店し、獠・香瑩父娘の後見人的存在をしている。店の料理は自ら調理しているが、評判は非常に良い。年のわりに耳が良く、女好きである。
- 李 堅強(リ・ジィエンチャン)
- 声 - 掛川裕彦(ドラマCD)、有本欽隆、青年期は野島裕史
- 台湾マフィア正道会の正龍頭(大ボス)。周りからは身分の高い人という意味の「大人」 ここを参照。という称号をつけて「李大人(リ タイジン)」、もしくは「大老(ターラオ)」と呼ばれるコミック1巻より。香瑩の実の父親であるが、手下の謀反とはいえ娘を闇の世界へ引き込んでしまった責任から、実の父親であることを名乗らない決意をし、その意図を汲んだ獠に香瑩を託した(獠とは古くから互いに信頼し合う仲だった)。そうは言っても親馬鹿は抜けきらず、香瑩に恋人ができたと聞いてわざわざ台湾から極秘来日した程である(9巻)。
- 使用拳銃はベレッタM84(3巻)。
- 李 謙徳(リ・チィエンダァ)
- 声 - 有本欽隆(二役)。青年期は野島健児
- 李堅強(以下、堅強)の双子の弟。兄の影武者を自ら進んで行い、その瓜二つの影武者振りは、正道会の新宿での子分に当たる餅山も全く気づかなかったほど。39年前に堅強が一目惚れし、後に妻となった香瑩の実母との交際を仲立ちさせ実らせていく役も買って出た。新宿に堅強として極秘来日していたところを「青龍」指揮官・張の命を受けた信宏により、狙撃され死亡する(香瑩や信宏は部隊の末端にあってただの実行役であり、信宏は組織の大ボス(謙徳=堅強)だとは思いもよらず、正道会を裏切った張の命令を忠実に実行してしまった)。
- 彼が香瑩に遺した遺産は台湾の国家予算1年分に匹敵する。堅強と同じく獠とは昔からの付き合いで、来日の際にはいつも獠と朝まで飲んでいた。
- なお、アニメ版の李兄弟の青年時代を演じている野島裕史・野島健児は実の兄弟である。
- 楊 芳玉(ヤン ファンユイ)
- 声 - 緒方恵美
- 獠の傭兵時代の昔なじみ。黒豹部隊を率い、自身も女豹と呼ばれている傭兵だが、一方で各地の戦争孤児を引き取り育てており、子供達の母親としての一面を持つ。強引かつ豪快な性格で何か事を成すときは誘拐、破壊活動など破天荒な行動を起こす。幾つもの国で指名手配されている。女性らしい部分もあり、おだてやクサイ台詞に乗りやすい。老眼により精密な狙撃が出来なくなり悩むが、開き直り「数打ちゃ当たる」という考え方に変えた。使用拳銃はFN ブローニング・ハイパワー。
- 傭兵時代から獠を愛していたが、香がいたために獠を諦める代わりに、獠に自身の誕生日である12月25日のクリスマスに祝いのメールを送るよう約束させた。獠は1回目はフライング、2回目でタイムオーバーして強制的に1週間の新婚生活をさせられたのだが、結局数日も保たなかった。いつかは獠と結婚しようと企んでいる。
- 冴子とは獠を巡っての恋敵である。しかし「獠は香を未だに思い続けて、冴子は獠を好きだが香に遠慮している」と見ている。かなりの酒豪で対抗できるのは香であり、香とは酒を酌み交わす仲であった。
- カメレオン
- 謎の人物で変装の名人。性別は男だが普段から女装しており、かなりのイケメン好き。学校麻薬汚染事件で香瑩と一戦交えた後、香瑩に興味を示し仲間に引き込もうとする。「香瑩を殺せば、香瑩と香の2人を殺すことが出来る」などの発言から獠と海坊主の怒りを買い、生命の危機に陥るが、その場にミキが現れ事なきを得る。その後はその恨みも加わり、あの手この手で香瑩達を掻き回そうとしてくるが、第28巻では前述の事が弱みとなり、冴羽の依頼を引き受けた。
- 君塚 弥生(きみづか やよい)。結婚後は、笠井 弥生(かさい やよい)
- ファルコンが傭兵時代に、トゥクレェク戦線の野戦キャンプで赤十字の医療ボランティアに携わっていた看護士。ここではファルコンとの運命的な出会いや、獠との下着を巡る攻防を演じた。結婚して幸せな家庭を築いたが、飛行機事故に巻き込まれて死んでしまう。
- 笠井 葉月(かさい はづき)
- 君塚(笠井)弥生の娘で、母と同じく看護士の道を歩む。合コンでファルコンと出会い、その後母の遺品であるファルコンのドッグタグを本人に返そうと尋ねてきた(26巻)。後にファルコンに恋愛感情を抱き告白。キャッツアイに頻繁に出入りするようになる。
ゲストキャラ
195話に『レストアガレージ251車屋夢次郎』の主人公・里見夢次郎がモブキャラとして登場した。ちなみに、同作には、『C.H.』や本作の名脇役となっているカラスが登場している。
テレビアニメ版
2005年10月から2006年9月まで、よみうりテレビ、日本テレビ系の一部の局(系列局では1週間 - 2クールの遅れ放送)で放送。CS放送「キッズステーション」でも2クール遅れで放送している。2007年前期からは独立UHF局でも放送(再放送扱いであり、UHFアニメではない)。
2005年4月にアニメ化しテレビ放映予定であったが、放送スケジュールの都合により半年間延期。同年10月からの放送となった。制作会社は、『C.H.』のサンライズからアニメ版『キャッツ・アイ』を制作したトムス・エンタテインメントに変更になったが、プロデューサーの諏訪道彦と声優陣は『C.H.』から引き続き担当している。
制作サイドの都合で、『C.H.』時代には無かった“一致しない絵のタッチ”や“シーンによって顔がまるっきり違って見える”ことが頻繁に起き、酷い時には冴羽獠の顔形から体型まで全く異なるシーンもあったほどである(特に各回中盤に多い)。そのため、DVDリリースに当たっては、あまりにも酷いカットの見直しがされている。
全50話を放送し、最初の13話はプロローグと位置付けられ、暗殺者グラス・ハートが香瑩になるまでが語られた。なお、ヒロイン香瑩役の声優は、オーディションに3,000人の応募があった中から選ばれた川崎真央が務めた。
なお、原作ではパラレルワールドと表現している『C.H.』との関係は、アニメではアナザーストーリーと表現している(事前番組(#0)より)。
アニメでは原作のギャグの大半(特にハンマー・カラス・極楽トンボ)はカットされていたが、総作画監督が39話以降、青野厚司へバトンタッチしてからは、ギャグシーンが多くなった。また神谷明、内海賢二共演の際、2人がそれぞれ『世紀末救世主伝説 北斗の拳』のケンシロウ役、ラオウ役である事から互いの名台詞「我が生涯に一片の悔い無し」「お前はもう死んでいる」を言いあう軽い遊びも見られた(42話)。また、この前後編(42・43話)のゲスト・浅倉朋美役の山本百合子は『北斗の拳』でヒロイン・ユリアを演じている。また27・28話で古谷徹(『機動戦士ガンダム』のアムロ)を登場させた後、29話では池田秀一と潘恵子(同じくガンダムのシャアとララァ)など、贅沢なキャスティングをした。
また、アニメ版『C.H.』では、アニメ独自ストーリの回があったが、当作品ではオリジナルエピソードは一切なく、若干の追加シーンがある他は、24話にそれまでの総集編的な話を入れただけである。
スタッフ
- 原作 - 北条司
- 監督 - 平野俊貴
- シリーズ構成 - 植竹須美男
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 西城隆詞(1 - 24話)→青野厚司(12 - 50話)
- 美術監督 - 佐藤ヒロム、本田修
- 色彩設計 - 小林美代子
- 撮影監督 - 桑良人
- 編集 - 田熊純
- 音楽 - 岩崎琢
- 音響監督 - 長崎行男
- チーフプロデューサー - 諏訪道彦、吉岡昌仁、植田益朗
- プロデューサー - 北田修一、西村政行、高橋優
- 製作 - エンジェル・ハート製作委員会(よみうりテレビ、トムス・エンタテインメント、ANIPLEX、読売テレビエンタープライズ)
主題歌
第1話はオープニングテーマもエンディングテーマもサウンドトラックの曲を流した。
オープニングテーマ
- 「Finally」(第2話 - 第24話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - 森元康介 / 編曲 - Takuya Harada / 歌 - Sowelu
- 「Lion」(第25話 - 第38話)
- 作詞 - 松井五郎 / 作曲・歌 - 玉置浩二
- 「Battlefield of Love」(第39話 - 最終話)
- 作詞・作曲・歌 - 伊沢麻未 / 編曲 - DJ CLAZZIQUAI
エンディングテーマ
- 「誰かが君を想ってる」(第2話 - 第12話、第14話 - 第19話、第24話、最終話)
- 作詞・歌 - Skoop On Somebody / 作曲・編曲 - 土肥真生 + SOS
- 「Daydream Tripper」(第13話、第20話 - 第23話)
- 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 石井妥師 / 編曲 - 土橋安騎夫 & 石井妥師 / 歌 - U_WAVE
- 「My Destiny」(第25話 - 第41話)
- 作詞・作曲・編曲・歌 - カノン
- 「哀しみのAngel」(第42話 - 第46話)
- 作詞 - Satomi / 作曲 - 羽場仁志 / 編曲 - 水島康貴 / 歌 - 稲垣潤一
- 「FEEL ME」(第47話 - 第49話)
- 作詞・作曲 - 中西圭三 / 編曲 -上野圭市 / 歌 - 中西圭三
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ガラスの心臓 -グラス・ハート- | 植竹須美男 | 平野俊貴 | 松田芳明 | |
2 | 香が帰ってきた | 岩永彰 | 萩原露光 | 菅原浩喜 | |
3 | XYZの街 | 佐藤勝一 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
4 | さまようHEART | 山田靖智 | 松本佳久 | 堀内直樹 | 松田芳明 |
5 | 永別(さよなら)…カオリ | 滝晃一 | 影山楙倫 | まつもとよしひさ | 華房泰堂 |
6 | 再会 | 植竹須美男 | 早見淳 | 渡辺章 | |
7 | 俺の愛すべき街 | 滝晃一 | 加藤洋人 早見淳 | 山口美浩 | 金剛寺弾 |
8 | 真実(ホント)の仲間 | 植竹須美男 | 亀垣一 | 辻泰永 | 椛島洋介 |
9 | 香瑩 〜失われた名前〜 | 滝晃一 | 大上相馬 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
10 | エンジェル スマイル | 山田靖智 | 岩永彰 | 四辻たかお | 渡辺章 |
11 | 父娘(おやこ)の時間 | 植竹須美男 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
12 | 船上の出会いと別れ | 山田靖智 | 平野俊貴 岩永彰 | 廣川集一 | 箕輪悟 |
13 | 李大人からの贈り物 | 佐藤勝一 | 名村英敏 | 山崎理 | 明珍宇作 |
14 | 復活C・H(シティーハンター)! | 大久保智康 | 早見淳 | 安藤健 | 今井武志 |
15 | パパを捜して! | 鈴木雅詞 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 | |
16 | C・H(シティーハンター)としての資格 | 西澤晋 | 小林浩輔 | 箕輪悟 高梨光 | |
17 | 夢の中の出会い | 佐藤勝一 | 影山楙倫 | 剛田隼人 | をがわいちろを |
18 | 親子の絆 | 早見淳 | 安藤健 | 松岡謙治 古谷田順久 柴田かつのり | |
19 | 陳老人の店 | 滝晃一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 金相燁 水戸修太郎 |
20 | 宿命のプレリュード | 植竹須美男 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
21 | 哀しき守護者(ガーディアン) | 鈴木雅詞 | 平野俊貴 三宅雄一郎 | 小林浩輔 | 箕輪悟 佐々木敏子 |
22 | 不公平な幸せ | 鶴山修 | 安藤健 | 松岡謙治 井口忠一 | |
23 | 出発(たびだち)のメロディー | 植竹須美男 | 名村英敏 | 廣川集一 | 工藤柾輝 |
24 | 鼓動と共に… | 植竹須美男 滝晃一 | 平野俊貴 | 平野俊貴 石井志知 | 青野厚司 |
25 | 死にたがる依頼者 | 戸塚直樹 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 金大勲 |
26 | もう一度あの頃に | 植竹須美男 | 東海林真一 | 山内東生雄 | 箕輪悟 工藤柾輝 |
27 | 私、恋してる!? | 大知慶一郎 | 西森章 | 松村やすひろ | 松岡秀明 裾文雅明 蜂巣当太 服部憲知 |
28 | 約束 | 細井能道 | 剛田隼人 | こひだはじめ | |
29 | 私の妹…香 | 大久保智康 | 鶴山修 | 岡崎幸男 | 清水恵蔵 桝井一平 |
30 | この街は私の全て | 戸塚直樹 | 早見淳 | 廣川集一 | をがわいちろを 小田真弓 |
31 | 最後の夜に見た奇跡 | 植竹須美男 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 金大勲 |
32 | 組織から来た女 | 加藤洋人 | |||
33 | 神から授かりし子 | 鈴木雅詞 | 名村英敏 | 山本泰一郎 | 須藤昌朋 山中純子 |
34 | 二人の決意 | 鶴山修 | 城所聖明 | 明珍宇作 | |
35 | 未来へ… | 植竹須美男 | 早見淳 | 浅見松雄 | 青野厚司 をがわいちろを |
36 | 幸せを運ぶ女の子 | 滝晃一 | 西森章 | 剛田隼人 | 福島豊明 |
37 | 汚れのない心 | 大知慶一郎 | 前島健一 | 岡崎幸男 | 清水恵蔵 桝井一平 鈴木伸一 |
38 | オレの目になってくれ | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
39 | 依頼者は大女優 | 大久保智康 | 鶴山修 | 城所聖明 | 明珍宇作 |
40 | ミキの隠された秘密 | 植竹須美男 | 影山楙倫 | 浅見松雄 | 青野厚司 吉田肇 |
41 | 自分の居場所 | 大知慶一郎 | 名村英敏 | 山本泰一郎 | 須藤昌朋 山中純子 |
42 | 二人だけのサイン | 戸塚直樹 | 岡崎幸男 | 鈴木伸一 山本径子 | |
43 | 私が生きる日常 | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
44 | 俺たちの子供のために | 戸塚直樹 | 鶴山修 | 浅見松雄 | 福島豊明 |
45 | 人間核弾頭、楊 | 細井能道 | 前島健一 | 城所聖明 | 明珍宇作 |
46 | マザー・ハート | 滝晃一 | 早見淳 | 星野真 | 高梨光 |
47 | アカルイミライ!? | 大久保智康 | 名村英敏 | 辻泰永 | 野武洋行 |
48 | 引き寄せられる運命 | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
49 | Get My Life | 山田靖智 | 前島健一 | 岡崎幸男 | 山本径子 鈴木伸一 小林ゆかり |
50 | ラストプレゼント | 植竹須美男 | 名村英敏 | イワナガアキラ | 青野厚司 |
その他
端役やゲストキャラクターのアフレコを有名声優やタレント・アナウンサーが行う事が多い。
- 1・20 - 23話:少女バイオリニスト・茅野夢(川澄綾子)
- 7 - 9話:正道会青龍部隊チーフ・趙(中田譲治)
- 10話:青龍部隊指揮官・張(檜山修之)
- 12話:幼少時の香瑩(金田朋子)
- 14話:女子高生・凪砂(井上麻里奈)
- 15 - 16話:幼稚園児・ターニャ(今野宏美) ターニャの母・イリーナ(児玉孝子)
- 16話:ターニャの父・倉橋克己(山崎たくみ)
- 19話:「玄武門」の女性客(山本舞衣子・日テレアナウンサー)
- 20 - 23話:茅野夢(川澄綾子) 夢の家庭教師・高波遥(湯屋敦子) ドッグウォーカー・風間雅臣(内田直哉)
- 20話&22話:マッドドッグ・夢の父(茶風林)
- 25 - 26話:食堂店主・福留裕介(玉置浩二) 裕介の弟・福留裕司(神奈延年) 福留兄弟の幼馴染・昭美(井上喜久子)
- 27 - 28話:画家・夏目芳樹(古谷徹)
- 29・41話:バー「Kyrie」(キリエ)マスター・信ちゃん(池田秀一)
- 29 - 31話:雑誌編集長、香の実姉・立木小百合(潘恵子)
- 30話:心臓外科医・Dr.シェクリー(家弓家正)
- 32 - 35話:白虎部隊の殺し屋・白蘭(岩男潤子) 隼鷹会幹部・早川俊輔(立木文彦)
- 34 - 35話:朱雀部隊の殺し屋(中尾隆聖)
- 37 - 38話:ミキの母親・サトちゃん(籐子)
- 39話:男性アナウンサー(五十嵐竜馬・読売テレビアナウンサー)
- 39 - 40話:女性アナウンサー(安部まみこ・中京テレビアナウンサー)
- 39 - 41話:女優・ジョイ=ロウ(大本眞基子)
- 41話:バー「ジョナサン」ママ(小宮和枝)
- 42話:女社長(高島雅羅)
- 42 - 43話:ニュースキャスター・浅倉朋美(山本百合子)、 コメンテーター・板東実道(内海賢二)
- 45 - 46話:科学者・チェン(置鮎龍太郎) 傭兵部隊長・マックス(郷里大輔)
- 47 - 49話:占い師・麗泉こと河本麗子(三石琴乃)、警察官・島津省吾(関智一)、島津の妻・スジョン(桑島法子)
- 50話:元戦災孤児の花嫁・スゥチン(ゆかな)、堀田母(池田昌子)、堀田父(大川透)
放送局
- 2005年10月 - 2006年9月
- よみうりテレビ|月曜 24時58分
- 日本テレビ|火曜 25時25分
- 中京テレビ
- 札幌テレビ|月曜 25時26分
- 山形放送
- 静岡第一テレビ
- 西日本放送
- 福岡放送
- 長崎国際テレビ
- 鹿児島讀賣テレビ
- 2006年4月 - 2007年3月
- テレビ新潟
- キッズステーション
- 2007年1月 - 3月(1話 - 13話)
- チバテレビ
- テレビ埼玉
- 2007年3月 -
- とちぎテレビ
ラジオ
NACK5で2005年4月3日より毎週日曜放送のラジオ番組『Heart of Angel』。
1回目より42回目までは『XYZ Ryo's Bar』として、43回目以降は『XYZ 香瑩's cafe』として放送された。
- XYZ Ryo's Bar
- 全42回。パーソナリティは冴羽獠役の神谷明(40回目まで)。アニメの担当声優・主題歌アーティストを中心にほぼ毎回ゲストを呼び、関連の楽曲が多数流された。19回は公開録音が1時間スペシャルとして放送された。最終回は歌だけの構成だった。
- XYZ 香瑩's cafe
- パーソナリティに香瑩役の川崎真央を加え(神谷明も続投)、2006年1月22日放送分よりタイトルを変更した。
舞台
2010年10月2日に東京・吉祥寺シアターで、北条の作家生活30周年プロジェクトの一環として、映画(実写映像)とダンスによる1日限りのコラボレーションイベント「DANCE×THEATER エンジェルハート~羽ばたける者たちへ~」を開催。北条司OFFICIAL SITE エンジェル・ハート 1日だけのイベント舞台開催!を参照 映画・舞台ともに、杉本有美が香瑩役を演じた。
- 出演 - 杉本有美(香瑩役)、坂崎愛、市道真央、鈴木つかさ、高柳将太、福島慎之介、高瀬秀芳、鍵山由佳(由佳役)、及川奈央(野上 冴子役)、山本修
- 原作 - 北条司
- 企画 - 飛田野和彦
- 脚本 - 福田恵一
- 演出 - 鈴木つかさ
- 監督 - 渡邊世紀
- ダンス演出・指導 - HIDEBOH
- 音楽 - 浦本和宏
- ダンス楽曲 - 鍵山由佳
- 製作総指揮 - 吉田春海
- 主催 - 株式会社フェイスプランニング
- 協賛 - 株式会社アトレ
- 協力 - 吉祥寺アニメワンダーランド、株式会社NSP、株式会社コアミックスなど
CD
- エンジェル・ハート ドラマCDブック(懸賞の抽選プレゼント)
- エンジェル・ハート ヴォーカルコレクション Vol.1
- エンジェル・ハート ヴォーカルコレクション Vol.2
- エンジェル・ハート オリジナルサウンドトラック
書誌情報
脚注
関連項目
- シティーハンター
- F.COMPO - 前・連載作品
- 喫茶キャッツアイ
- 記憶転移
- 日本テレビ系アニメ
- 深夜アニメ一覧
外部リンク
- エンジェル・ハート - ytv アニメ公式サイト
ko:엔젤하트