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カウンタック 27

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カウンタック』は、梅澤春人による日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2004年41号より連載中。単行本は2010年10月現在、21巻まで発刊されている。

概要

主人公の空山舜が子供の頃の夢だったランボルギーニ・カウンタック LP400を手に入れ、今までのショボい人生と決別。カウンタックを通じて様々な人との交流(時にはバトル)を描く。劇中にはランボルギーニ、フェラーリを始め、数々のスーパーカーが登場する。

この作品は『HARELUYAII BØY』読者の世代とスーパーカーに憧れる世代が合致していることもあり、現在のスーパーカーブームを牽引している作品である。単行本1巻の初回販売分にスーパーカーカードを入れるなど、編集部の力の入れようも伺える。

ストーリー

カネなし女ナシのサラリーマン空山舜。彼女にフラれてやけ酒を呷っていたある日、実家から一通の手紙が転送されてきた。差出人の欄には、何と自分の名前が…。

それは舜が小学生のとき、25年後の自分宛てに書いた手紙だった。「25年後の自分は社長になってランボルギーニ・カウンタックを買っている」と書かれたハガキと、カウンタックLP400のスーパーカーカードが封入されていた。それを見た舜は奮起し、25年前の夢をかなえるべくLP400を買うことを決意する。

そして数日後、インターネットでカウンタックの情報を集めていた舜は、ワンオーナーのLP400を譲りたいというページを見つけた。そのページに書かれていた条件は、カウンタックを欲しい理由を書いて、メールで送ってほしい、というもの。半信半疑ながら、舜はLP400に対する「想い」と「夢」を書いて送信。「条件が合わない場合は返信が無い」とされていたが、わずか1時間後、舜のもとへメールが返信されたのだった。そして待ち合わせ場所に現れたのは、ロールス・ロイス・ファントムに乗った若い女性だった…。

登場人物

主要人物

空山舜(そらやま しゅん)
この物語の主人公。34歳のサラリーマン。LP400を浦島龍童から250万円と言う破格で譲り受ける。元走り屋で、そのときはトヨタ・MR2 (AW11型)を駆っていた。高校を卒業してからフリーターをやっていたが、28歳の時に父親が倒れ、車を手放し、走り屋を止めるとともに、現在の会社に就職した。
金もなく、彼女もなく、酒を呷って腐っていくばかりの生活だったが、カウンタックを手に入れてからは様々な人たちと知り合い、刺激的な毎日を送るようになる。
非常に高度なドライビングテクニックの持ち主で、ステージを問わず圧倒的な強さを見せ、初めて乗った車でも少し乗っただけですぐに順応し、自在に運転できるほどのテクニックを有する。走り屋時代の経験から、峠道を攻めるのが一番好きで、レインバトルは得意だと語っている。
早乙女若奈(さおとめ わかな)
浦島龍童の秘書。舜の見立てでは24~5歳。流麗美人で知識も豊富。カウンタックのトラブルなど色々な面で舜(というかLP400)のサポートをする。愛車はポルシェ928GTS。ミルクという名前の白猫を飼っている。ドラテクに関してはかなりの腕前で、複数回のサーキット走行の経験者でもあるが、普段は危険なドライビングをしようとする舜らを注意する立場。
浦島龍童(うらしま りゅうどう)
正体不明の大富豪の老人。LP400を譲渡するHPを開設した張本人。自宅敷地内の倉庫にはコンコルドも眠っている。車名の「Countach(この場合の発音は『クンタッシ』。イタリア・ピエモンテ地方の『驚き』『感動』を表す感嘆詞)」にちなみ、自分を一番感動させ、驚かせたメールの送り主にカウンタックを譲渡しようと考えていた。
本人も空山に負けず劣らずの車好きで、若かりし頃はヨーロッパの各地でワンメイクレースや草レースに挑む日々を送っていた。そんなある日に大事故を起こし、当時存命だった妻と「2度とレースをしない」と約束していた。
しかし、妻の死後10年目になって、自分にとって最後のレースをしたいと思い立ち、詳細が謎に包まれたカーレース大会「アルティメットラン」への参加を決意。浦島オリジナルのスーパーカーでの出場にあたり、その車のデザインを舜に依頼する。
牛若寅男(うしわか とらお)
スーパーカー専門の修理工場を営む芸術家。通称「寅さん」。長く尖ったヒゲ・端がレの字の長いモミアゲ・ギョロっと見開いた目が特徴の中年。クルマ好きが嵩じて修理工場を営むようになった。浦島龍童は寅男の芸術作品のファンで旧知の仲。愛車はメルセデス・ベンツ E36AMGステーションワゴン、ランボルギーニ・ミウラS、シボレー・コルベット(L88 427 ビッグブロックエンジン搭載型)、後には弟子であった水島の形見であるデ・トマソ・パンテーラGT4(N)をフォードGTとのバトルの際に組み立て、その後も所有している。
沢田玲(さわだ れい)
走り屋時代の舜の友人。ジャズピアニスト。舜と同い年で、舜が走り屋だった頃にジャズバーで知り合い、クルマ好き同士打ち解けるようになる。走り屋時代、お互いのラストバトルをした。その時の愛車はランチア・ストラトス。ラストバトルの後離別していたが、ジャズバーで再会した。ピアニストとして納得のいく結果を出せた時、再びストラトスを手に入れて舜のLP400とバトルしようと考えている。
小野寺ナオミ(おのでら ナオミ)
玲の事務所の女社長で、シングルマザー。
ピンクのランボルギーニ・ディアブロ ロードスターを駆る、かなりのスピード狂である。

各ストーリーの主要登場人物

シンちゃん(本名不詳)
フェラーリ360モデナや365BBを乗る金髪の男。第1話で、美奈子が舜から乗り換えた男。舜に「ごめんねぇ~負け犬クン」と捨て台詞を残して去るが、後に高速道路の料金所で鉢合わせたり、寅さんのガレージで再び鉢合わせたり、何かと舜と因縁がある。舜をオービスの餌食にしようとして逆にやり返され、免停になったことがある。
一見すると大金持ちの青年だが、元々は金持ちではなくただの無職(年収150万円のフリーター時代もあった)で、宝くじや競馬で大金を手に入れており、その金でスーパーカーを入手している、かなりの幸運の持ち主。と同時に、フェラーリを自在に乗りこなす度胸と腕前も兼ね備えている。
自らのスーパーカーライフを綴ったブログを開設し、最新記事で2台目のF40を入手したことを公表している(1台目は運転ミスで全損・廃車)。他人には非常に高飛車で嫌味な態度で接するが、スーパーカー(特にフェラーリ)に対する態度に関しては真摯な一面を覗かせる事もある。
立花樹利(たちばな じゅり)
梅澤漫画らしいキャラクターで、外見・言動がロックな女性。職業はポールダンスダンサー(広義ではストリッパーだが、狭義においてはストリッパーではない)。峠道にてバーンアウトドリフトを敢行し、他車の視界を奪い危険に晒すドライビングを行う。これにより滉一はガードレールの餌食となり、舜は彼女にバトルを挑んだ。そのバトルで舜からバーンアウトに匹敵する仕打ちを食らったことで、その後はバーンアウトドリフトは控えている模様。愛車はシボレー・コルベットC5Z06で、コルベットに関する知識が鋭いところがある。
その後も度々再登場しており、霧山とのバトルで舜に好意があることを悟る

。仕事が仕事なだけに客に口説かれることがよくあるらしいが、負けた事がない事もあり、その度に「車でバトルして勝ったら付き合ってやる」と軽くあしらってきた。しかしそのロック(?)な対応が災いし、霧山と不利なバトルをすることになる。

尚、過去にアメリカ留学した経験があるが、そこで得たものはポールダンス、ドラッグレース、コルベットの3つだけで、それ以外はみんなゴミだと語っていた。
矢沢滉一(やざわ こういち)
舜の走り屋時代の友人で、同い年。バイト先で舜と知り合い、舜が走り屋になるきっかけを作った。舜が走り屋を止めた後、音信不通となっていたが、事故時に偶然通りかかった舜に助けられ、再会を果たす。走り屋時代にはBNR32スカイラインGT-Rを駆り、舜のMR2に敗れる。今でもそのGT-Rは実家の車庫に保管してある(ナンバー・車検なし)。劇中での事故時に乗っていた車は父親のレガシィB4。その後、走り屋を止めると言う約束を守る為に、GT-Rのキーを舜に渡している。若い頃は“魔愚堕羅(マグダラ)”という暴走族のメンバーで、伝説の六代目総長だったらしい。
九藤竜一(くどう(?) りゅういち)
ポルシェ乗りで911・タイプ993をNAとターボの2台を愛車にしている。正体はオフィスやマンションをターゲットにする、窃盗の常習犯。早乙女とのバトルで自爆し、腹いせに早乙女へ嫌がらせを行い、飼い猫を誘拐。バトルをけしかけてきた。性格は卑屈かつ冷酷で、瞬のLP400を止めるために早乙女の飼い猫を高速道路上に放り投げるなど、目的の為には手段を選ばない。
後日、前述の窃盗容疑で逮捕され、その動機がポルシェを手に入れるためだったことが判明する。
大家さん(本名不詳)
舜のアパートの大家さん。舜のLP400は大家さんの家のガレージに収納させてもらっている。愛車はフェラーリ・ディーノ246GT。死んだ息子はディーノが好きだったため、その思い出にと購入したが、悲しさのためハンドルを握れなかった。後に舜のおかげで運転できるようになった。
霧山悟(きりやま さとる)
樹利をつけ狙う男。蛇のような印象を与える男で、本名が明らかになる前は、単行本の次巻予告にて「蛇男(ヘビオ)」のニックネームで呼ばれた。樹利のコルベットに蹴りを入れて挑発し、「自分が勝ったら一晩付き合う」という条件で、蛇の女峠でのバトルをけしかける。樹利は挑発に乗ってバトルを受けるも、左足を負傷していたために本来の運転が出来ず、途中でスピン。仲裁に割って入った舜が、代わってバトルする羽目になる。愛車はダッジ・バイパーSRT-10。
魔愚堕羅の総長を務めていたことがあり、子分もいるが、バトルの後に舜が(魔愚堕羅六代目総長である)滉一の友人と知って、舜に対して頭が上がらなくなっていた。
ジョナサン・スミス
樹利の友人で、米軍基地に勤務する軍人。市販のハイオクガソリンを入れたために不調になったC2コルベットのL88エンジンを、わずか1時間でオーバーホールし、オクタン価103以上の燃料を補給して完全な状態に戻した。分かっていないのか或いは上手く言えないのか不明だが、舜のことを「ソリヤマさん」と呼ぶ。
後のエピソードでは、亜久目に捕われた樹里と舜を助けるため、米軍の払い下げ品で入手した私物の輸送ヘリに乗り、ドラッグレース用のC1コルベットを積んで現れる。この頃は日本人の女性社長と結婚したのを機に、日本語をほぼ不自由なく話せるまでになっているのだが、舜のことは相変わらず「ソリヤマさん」と呼ぶ。
神谷聖(かみや さとし)
10年前から大家さんの家の隣に住んでいる男で、舜と同い年の34歳だが、外出しない為、外見は実年齢よりかなり若く見える。周囲とのコミュニケーションを全くせず、株取引の収入(10億円近く稼いでいる)だけで引きこもりのような生活をしていたが、舜のLP400を見て子供の頃の夢を思い出し、世界でわずか3台のみ生産されたウルフカウンタックの1号車を手に入れる。ただし車両登録を済ませていない上、彼自身も教習所での嫌な経験から免許を持っていないために、公道を走ることは出来ない。本心は運転をしてみたいと言う彼の願いを叶える為、早乙女と舜が一計を講じ、富士スピードウェイを走行することになる。
その後、一念発起して免許を取得。現在は三重県の実家に帰郷し、親孝行の傍らでウルフカウンタックの運転を楽しんでいる。
小野寺涼(おのでら りょう)
小野寺ナオミの娘。女だてらにディアブロを乗りこなす母親の影響か、ボーイッシュな面が強い。沢田のライブを観に訪れた舜に「ディアブロでドライブに行きたい」とねだり、出かけた先でトラブルに巻き込まれる。舜がそこで見せた勇気ある行動と、自分の好きなアニメキャラクターを重ね合わせ、舜に一目惚れをする。このことがきっかけでスカートを穿くようになるなど、女の子らしさを見せるようになった。
九石丈司(くいし じょうじ)
大阪からやって来た借金取り

。寅さんの弟子であった水島(サブ登場人物参照)の生前の借金2000万円を完済させるべく、寅さんの元を訪れ、水島の遺したデ・トマソ・パンテーラのパーツ一式を渡すよう要求する。寅さんは「自分がパンテーラを実費で買い取る代わりに、引渡しは出来ない」と返答。対して、九石は「組み上げたパンテーラで自分とのレースに勝ったらその条件を飲む。負けた場合はパンテーラを没収、さらに延滞金を支払わせる」というムチャな条件での取引を持ちかける。愛車はフォード・GT。見た目こそアフロのイケメンだが、実は幽霊が大の苦手。

LP5000QV(クワトロバルボーレ)のオーナー&ユキナ
舜がドライブに訪れた峠道の駐車場で出会った2人。ユキナはオーナーの愛人だが、QV以外の車を馬鹿にするため、オーナーの友人は次第に離れていってしまう。その為、何とかして別れのきっかけを見つけようとしていた。帰りがけに道路に落ちていた障害物を踏み、右後輪がパンクしてしまったために、同じくLP400がパンクした舜と共にテンパータイヤを装着した。その姿に幻滅したユキナは、ついにQVも馬鹿にして、通りすがりのポルシェ911に乗って去っていく。オーナーは「別れの良いきっかけになった」としてこの一件を吹っ切り、これからもカウンタックを愛していくことを舜と共に誓う。
未来真弓(みき まゆみ)
中古車店「フューチャーモータース」の社長。舜が昔乗っていたAW11は、この店で面倒を見てもらっていた。亡き父・万太郎から店を引き継いだが、土地の借り賃が急騰した事で、閉店を決めていた。そんな折、15年前に盗まれた父のデロリアンが発見される。最初は処分する気でいたが、舜と共に実物を見て父の思い出が甦り、処分を取り止め、引き取る事に。その後、幸運にも今まで通りの賃貸料で土地を貸してくれることになったため、再び店を続ける事を決意した。
三矢本鉄太(みやもと てつた)
真弓の地元に住む高校2年生だが、走り屋の先輩の車を借りて無免許で走り回った末、事故を起こして補導されたという経歴を持つ。幼い頃からAW11に憧れる彼は、真弓の店にAW11改が入庫したのを知り、売ってくれるように頼み込むも、補導歴を知る彼女はこれを断固として拒否。
その後、舜が店に来たのを目撃し、「買われてしまう」と勘違いした挙句に、店からAW11改を強奪するという暴挙に出る。マイケル・ジャクソンの曲を聴くことで恐怖心が吹き飛び、その間はよりアグレッシブな走りが出来るようになる。
岡本彩花(おかもと あやか)
舜が接待ゴルフで相手をすることになった取引先の社員。ゴルフに不慣れでミスを連発する舜を見て、「わざとミスショットしている」と的外れな非難をする。そして契約の判断は自分に一任されていると主張した上、「真剣勝負をしなければ今回の契約は無しにする」と強要する。同行していた相手先の石川社長がギックリ腰で倒れた為、ゴルフは中断したが、「石川社長の愛車であるLP400に乗り、自分が操るミウラに勝ったら契約を結ぶ」というとんでもない条件の勝負を持ちかける。
自分名義の愛車は持たないが、石川社長のスーパーカーコレクションの一つであるランボルギーニ・ミウラSVを強引にねじ伏せる腕と度胸、そしてサディスティックな性格を合わせ持つ。
夢野美咲(ゆめの みさき)
売れっ子グラビアアイドルで、BMW・M1を愛車とする。父親は車好きが高じて家に生活費を入れなくなり、それがきっかけで離婚されてしまったという生粋のカーキチで、M1も20歳の誕生日に父からもらったもの。ドアに携帯電話のストラップを挟み込み、電話を車外にぶら下げた状態なのに気づかず高速道路を走行していた際、偶然通りかかった舜がそれに気づき、併走して身振り手振りで知らせようとした。だが、ナンパの申し込みと勘違いした彼女はそのままLP400を千切ろうとし、バトルに突入。結局高速道路に携帯電話を落としてしまい、舜がそれを拾って交番に届けた。
後日、昼のバラエティ番組に出演した際にそのエピソードを披露し、名も知らぬ拾い主に公共の電波を通してお礼を言う。しかし後日、街中を歩いている最中にまたも携帯を落とし、舜に拾われる。これを運命と感じた彼女は舜をデートに誘うが、途中からマセラティ・クアトロポルテのタクシーに追いかけられ、デートは思わぬ方向へ進むことになる。
奔田(ほんだ)・錫木(すずき)
西日本警察(実在しない警察管区)の高速機動隊員。奔田が上司にあたり、2人一組でパトロールに当たっている。神谷の祖母が危篤との知らせを受けて、ウルフカウンタックで名古屋に向かっていた神谷と舜をパトカー(フェアレディZ nismoバージョン・高速パトロール隊仕様)で追跡し、スピード違反で神谷を検挙。その後、運転を替わった舜が尚もスピードを上げるのを見た奔田は、「こちらが赤灯とサイレンをつけて走ったのでは対等ではない。対等な勝負をして、実力で負かしてしっかり懲らしめる」と、Zのスピードリミッターをカット。200km/h超のバトルに突入する。しかし、舜に振り切られたことで負けを認め、名古屋の病院で神谷が祖母の最期を看取ったのを確認し、今回の件を不問として帰っていった。
亜久目(あくめ)
舜が取引先の社長と共に入ってしまったぼったくりバーのオーナー。代金の支払を拒否した舜と、助けに入った樹里を拉致して、ドラッグレースマシンの後部に縛り付けて引き摺る「引き摺りの刑」にかけようとするが、樹里の「車の運転なら舜は誰にも負けない」という挑発に乗り、ドラッグレースでの勝負を要求してきた。「プロストリートクラス」でのドラッグレースを得意とし、マフィアが主催する闇レースでいくつもの勝ち星を上げてきたほどの腕前を持つ。逆らう者に対しては殺害も厭わないなど、倫理観が著しく欠如した男。愛車はドラッグレース仕様に改造されたフォード・マスタング。
美咲の父
美咲の母と離婚後、経営していた会社が倒産してしまい、持っていたスーパーカーを殆ど処分することになってしまったが、手元にマセラティ・クアトロポルテ エボルツィオーネを残し、それをタクシーに改装して個人タクシーを始めた。美咲とは小学5年の頃に別れて以来会えておらず、M1も電話でのやり取りだけで美咲に届けていた。
街で偶然、美咲が舜のLP400に乗り込んだところを見つけ、ナンパ男に捕まったのかと誤解してLP400を追いかける。

サブ登場キャラ

美奈子(本名不詳)
第1話で舜がフラれた女。シンちゃんに振られたのか、その後登場していない。
ヒトミ(本名不詳)
舜が料金所でシンちゃんと鉢合わせたとき、シンちゃんの隣に座っていた女。運転中の彼をノーブラ、ノーパンで誘惑する。単行本では乳輪と思われるものが確認できる。
矢沢友子(やざわ ともこ)
滉一の妻。滉一とはできちゃった結婚。滉一が走り屋だった事に関してはあまり良く思っていないようで、滉一に走り屋を止める約束をさせた。
矢沢笑美理(やざわ えみり)
滉一と友子の娘。幼児らしく天真爛漫で、自分ができちゃった結婚で生まれたことをあっさり舜にバラす。
ミルク
早乙女の愛猫。種類は希少なターキッシュアンゴラ。鳴っている携帯電話を早乙女の元へ持ってくるなど、賢い面も見せる。九藤にさらわれ、走行中のポルシェから高速道路上に放り投げられるが、舜の機転で事なきを得た。
数夫(かずお)※姓不明
舜の5歳年上の従兄。舜が帰る際、LP400のトランクルーフが閉まらなくなるほどの大量の土産を渡した。このときの経験が、後にLP400を「LP400AS(エアロスペシャル)」に改造する際に役立つこととなる。
スピードガンを持っていたライダー
東京湾アクアラインで最速を誇るランボルギーニ・イオタ、通称「5084ファントム」を特集していたウェブサイトの管理者と思われる人物。舜がアクアラインで最高速チャレンジに挑んだ際もビデオカメラとスピードガンで撮影を行っており、その映像も数日後に掲載された。ドゥカティ・スーパーバイク999が愛車とみられるが、グレードは不明。また、着用していたライダースーツの形状から女性ライダーであると思われる。
車上荒らしの2人組
高級車を主に狙う車上荒らしで、指名手配されている。
舜が乗っていたディアブロを奪おうとするが、思わぬ反撃に遭い、撃退され逮捕された。
水島和之(みずしま かずゆき)
故人。以前寅さんの元で働いていたメカニックマンであったが、ギャンブルにのめり込み、多額の借金を作ってしまう。その後、自己破産して再びメカニックの仕事を始め、その収入でパンテーラのパーツを集めて寅さんの元で保管してもらっていた。が、パンテーラを組み上げることなく急性心筋梗塞で他界してしまい、遺されたパーツは借金取りの九石に狙われることとなる。
石川社長(いしかわしゃちょう)
舜が接待ゴルフで対戦した相手先会社の社長。クルマ好きで数台のスーパーカーを持っており、ゴルフ当日も赤いLP400に乗り、パートナーの岡本にもミウラSVを運転させて現れた。途中でギックリ腰になってしまい、ゴルフは中断されるが、このことが舜と岡本のバトルのきっかけとなる。
片山部長(かたやまぶちょう)
舜の上司。接待ゴルフ当日に舜を迎えに来た。愛車はトヨタ・セルシオ。石川社長がギックリ腰で倒れた際、救急車はイヤだと言う石川社長のリクエストにより、代わりに病院に搬送することになる。

主な登場車

ランボルギーニ・カウンタックLP400
舜の愛車。元々は浦島龍童の所有で、レストアを受けることなく新車の状態を保っていたものだが、たったの250万円で舜へ譲られた。
後に、前後重量バランスやホイールベースなどの個体データがメーカー公称値通り(もしくは、それを超える)という非常に精度の高い個体だということが判明する。
エアロスペシャルから元の姿に戻された際に、寅さんの海外土産として、ダッシュボードにマルチェロ・ガンディーニの直筆サインが入れられた。
舜の乗っている黒いモデルの他、取引先の石川社長の愛車である赤いモデルも登場している。こちらの赤いモデルはボディが鉄製という、おそらく世界で一台であろう非常にレアなモデルである。
LP400 エアロスペシャル
舜のカウンタックが、実際に300km/hを出せるように改造を施された姿(カウンタックといえば「最高時速300km」が有名だが、実際にはノーマルではそこまでの速度は出ないと言われている)。グラウンド・エフェクトを発生させる底面パーツを始め、ポリカーボネット製エンジンフード、リアフェンダースパッツ、サイドミラーレス、リアトランクを応用した可変スポイラー(緊急時のエアブレーキも兼用)、更には徹底した軽量化といった改造がなされ、結果304km/hを叩き出した。300km/hアタック終了後は元の姿に戻されたが、舜の希望でトランクルーフを利用したスポイラーは残され、後にそれがサーキットで役に立った。
ポルシェ928GTS
早乙女若奈の愛車。美しい流線型のボディーラインに一目惚れをして購入したらしい。928としては珍しいMTミッションで、しかも後付でトラクションコントロールをカットするスイッチが付けられている。
フェラーリ・360モデナ
シンちゃんの愛車でカラーはイエロー。セミATの360モデナF1のようである。LP400を執拗に煽り続けた結果、ドリフトでかわされてオービスの餌食に。
シボレー・C5コルベット Z06
ボディーサイドにファイヤーパターンのペイント(或いはバイナル グラフィックスか)がある立花樹利の愛車。日出山峠で危険な走行を行い、多くの走り屋達を事故らせてきたが、舜とのバトルではそのツケが回ったようだ。バーンアウトを容易にするために、前輪を完全にロックするシステム「ラインロック」を後付けで装着してある。
スバル・レガシィB4
滉一の父親の車。日出山峠に出没する謎の暴走車(樹利のコルベット)の正体を突き止めるために借りたようである。善戦するも、バーンアウト・ドリフトによる目くらましによってクラッシュしてしまう。
日産・R32スカイラインGT-R
滉一の走り屋時代の愛車。結婚の際に「もう二度と乗らない」という約束をしたが、結婚後しばらくしてこっそりと峠を攻めていた際に事故を起こし、車両登録を抹消して廃車にさせられてしまったため、現在は滉一の実家のガレージで眠っている(定期的にエンジンを回すなどのメンテナンスはしている)。その後、今度こそ約束を守ろうと考え、舜にキーを預けた。
ポルシェ・911カレラ(993)
九藤竜一の愛車。純正色にはないスペシャルブルーに塗装してある。首都高を走行中、自身を追い抜いた早乙女の928をしつこく煽り続けるが、RR駆動の典型的な自爆パターンにはまってクラッシュしてしまう。このことが発端となり、早乙女は九藤から悪質な嫌がらせを受けることになる。
ポルシェ・911ターボ(993)
九藤竜一のもう一つの愛車。こちらもカラーをスペシャルシルバーに塗り直している。圧倒的な動力性能と4WDシステムでLP400を苦しめるが、降り出した雨により高速道路特有の「ツナギ目」の上でスリップ、4WDシステムも通用せず、首都高で自爆してしまう。後に、100件以上の窃盗を重ねて2台のポルシェを購入していたことが発覚する。
フェラーリ・ディーノ246GT
大家さんの愛車。ディーノが好きだった亡き息子の為に購入したものの、「ディーノ」の命名のエピソードを知って以来、運転中に息子の記憶がフラッシュバックしてしまい、運転できないままでいたが、舜のおかげで克服できた。
トヨタ・MR2(AW11)
舜の走り屋時代の愛車。スーパーチャージャー付の後期モデルで、前オーナーが峠仕様にチューニングを施したもの。外見はノーマルとあまり変わらないが、軽量化や出力アップ等(沢田の推察によれば約220馬力強)の改造が施されている。初めのうちはスピンして何度もクラッシュさせてしまったが、半年も経たないうちに乗りこなせたとのこと。舜のテクニックと相まって、峠では滉一のGT-Rすら圧する速さを持つ。
舜曰く「無意識のうちにMR2の姿をカウンタックと重ねたのかもしれない」と語っている。
ランチア・ストラトス
沢田玲のかつての愛車。沢田によってライトチューンが施されている。法人名義だったため、沢田の父の会社が倒産した際に借金のカタとして持っていかれてしまった。
ランボルギーニ・ディアブロ VTロードスター
小野寺ナオミの愛車でカラーはピンク。本人曰く、購入した動機は「沢田がマルチェロ・ガンディーニ好きだから」とのこと(真意は不明)。舜と涼がドライブに出かけた際に、不運にも車上荒らしに遭うものの、舜の防衛策により事なきを得る。
上記の他、LP400を車検に出す際に、浦島が代車として舜に貸し出したものも登場している。早乙女とのドライブ中にシンちゃんのF40に遭遇、車体に傷をつけられて激怒した舜によってバトルに突入する。
フェラーリ・365GT4BB
シンちゃんの愛車。元々は前オーナーが365のエクステリアを512に変更していたものだったが、寅さんの手によって元の365に戻された。LP400とのバトルで無茶な路肩走行をし、トンネルの入り口に接触。リアフードのヒンジが壊れて全開するという醜態を晒す羽目に。
メルセデス・ベンツ E36AMGステーションワゴン
正式なモデル名はAMG E320T-3.6。寅さんの愛車の中の1台。劇中で寅さん自身が(現在のところ)唯一運転している車である為、最も使われることが多いようである。
購入当時にディーラーで登録されたモデルはわずか50台で、そのうちの1台という貴重なモデル。シート色を特別にオーダーするなど、寅さんのこだわりが込められた逸品。
ある部分に不具合を抱えているため、エンジンを始動するためには特別な「儀式」を必要とする。
ランボルギーニ・イオタ“5084ファントム”
オーナー不明の謎のスーパーカー。オリジナルのイオタを再現した上で、強力なエアロチューンが施されているようである。ドライバーも相当な腕前のようで、200km/hオーバーというとんでもない速度でETC(の遮断バーの下)を通り抜けている。アクアラインに稀に出没し、その度に現代のスーパースポーツを全開で追い抜くことから、一部のスーパーカーフリークから神のように崇められている。専門のHPまで開設され、スピードガン計測で315km/hを出した衝撃的な動画が公開されている。
ランボルギーニ・ミウラS
寅さん所有の一台。きれいに整備されているようで、シートの布地もオリジナル通り。
シボレー・C2コルベット スティング・レイ
これも寅さん所有の車。LP400ASを元に戻す際、代車として舜に貸し出していた

。実はこの車は、わずか20台しか生産されなかったレース用エンジン“L88”を搭載したモンスターで、オクタン価103以上のガソリンしか受け付けない特殊な車だった。そのことを知らず、舜は普通のハイオクガソリンを入れて後に苦しむことに

尚、現実世界に於いて、このL88搭載のC2は過去にオークションで7500万円で落札されたことがある。
ダッジ・バイパーSRT-10
霧山悟の愛車。8.3リッターV10エンジンによる強力な動力性能と高いコーナリング性能を持ち、怪我を負っていたとはいえ

樹利を苦しめるほどの実力を見せた。

ウォルター・ウルフ カウンタック(1号車)
神谷聖が所有する伝説の一台。売り主とはネットでのやり取りだけで、ある日宅急便で届けられたらしい。ナンバーも無く、バッテリーも切れていた状態で神谷のガレージに収納されていた。その後、神谷の「運転をしたい」という希望を叶える為に寅さんのガレージで整備を受け、仮ナンバーも交付された。
余談だが、この赤の一号機は過去に『蘇える金狼』の主人公の朝倉哲也(演:松田優作)や織田無道の愛車だったことで有名である1
デ・トマソ・パンテーラ
数年前まで寅さんの下で働いていたメカニック、水島の好きだったスーパーカーで、パーツまで購入していたが、水島が借金を残して他界してしまった為、借金のカタに奪われそうになる。
パンテーラGT4“N”
九石とのレースの為に、寅さんの手によって組み上げられたパンテーラ。世界でたった6台だけ販売されたレーシングバージョン「GT4」のエンジン・ボンネット等を中心に、寅さんオリジナルのモディファイを加えて製作された。
取り寄せたフロントガラスが割れていたというトラブルに見舞われるも、最終モデルの「ノーバ・パンテーラ」の空力パーツ「ノーバウィング」を使用することで、フロントガラス無しでも問題なく空力効果を出せるようになっている。
GT4にノーバ・パンテーラを組み合わせて製作されたことに由来し、「ノーバ(NUOVAと表記)」の頭文字“N”が冠された。
フォード・GT
借金取りの九石の愛車で、ルーフに「$」のバイナル グラフィックスが施されている。また運転席のルーフに「ガーニーバブル」を装着している(寅さんはアフロバブルと皮肉った)。水島の残したパンテーラのパーツを賭けてレースを行うことになる。
パンテーラに幅寄せを行って苦しめたが、終盤の幅寄せではパンテーラが引かなかったため、体当たりを行う。その際にスピンし、高速道路脇に手向けてあった花(以前、九石とバトルした時に事故で亡くなった人の家族が手向けたもの)が左フロントタイヤに引っかかってしまう。その後、合流してきた車を避けようとして急ブレーキをかけた瞬間、花が引っかかった左フロントタイヤのブレーキが利かず、バランスを崩してクラッシュしてしまう。
ランボルギーニ・カウンタックLP5000クワトロバルボーレ
舜がドライブ先で出会った中年男性の愛車。右後輪がパンクしたためにテンパータイヤを履いたが、純正タイヤに比べてとても細いタイヤであったため、オーバーフェンダーの奥にタイヤが引っ込んでしまったような形になり、非常に格好が悪くなってしまった。
デロリアンDMC-12
真弓の父・万太郎が映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に憧れて

衝動買いした。大切に乗っていたが、盗難に遭い行方知れずに。それから15年後、盗まれた当時と全く同じ状態で発見された。15年前はフューチャーモータースの可動式看板の上に展示されており、真弓が引き取った後も、同じように看板の上に展示される事になった。

フェラーリ・F40
シンちゃんの愛車遍歴のうち、最も新しい1台。
過去にもF40を所有していたが、運転ミスによる事故で炎上

したため、現在所有しているのは2台目となる。

MR2(AW11)改
フューチャーモータースに入庫してきた1台。外見こそGTウィングとディフューザーを追加したのみに見えるが、足回りはガチガチに固められ、ドアやボンネット、エンジンフード等は全てカーボン製パーツに交換済み。さらに2代目MR2(SW20)のエンジンを移植、その搭載位置まで見直すなどの大規模な改造を加え、サーキットを速く走るためだけのスペシャル仕様に仕上げられている。
舜がこの車を見に訪れた晩、真弓がうっかりキーを挿しっぱなしにしていたために高校生の三矢本に奪われてしまい、奪還の為に舜のLP400とカーチェイスを繰り広げることとなる。
ランボルギーニ・ミウラSV
石川社長のスーパーカーコレクションの一つだが、コンディション維持のために岡本にドライブさせることもある。SVJやイオタなどの特別バージョンを除けばミウラの中でも最速を誇るモデルであるが、自在に操るためには相当な腕と度胸が必要である。
BMW・M1
グラビアアイドル・夢野美咲の愛車。エンジンをBMW・M5のエンジンに換装してあり、ノーマルの277馬力から340馬力へと大きくパワーアップしている。
日産・フェアレディZ Z33 nismoバージョン(高速パトロールカー仕様)
西日本警察に配備された新型パトカー。エアロパーツや大径タイヤでパトカーらしからぬ重武装を施されている。その外見から、神谷はイベント用ではないかと推測していたが、実際には高速機動隊に実戦配備されていた。スピードリミッターをカットすることで200km/h超のスピードで走行することが出来、ウルフカウンタックに勝るとも劣らない性能を発揮する。
現実には、紙面同様のバージョンが栃木県警察に寄贈されている。
シボレー・C1コルベット プロストリートクラス仕様
亜久目とのドラッグレースのために、ジョナサンが輸送ヘリで運んできたドラッグレースマシン。元々搭載されていた直列6気筒エンジンから、GM製のV型8気筒OHVエンジンにスワップしてある。排気量は実に502キュービックインチ(8.2リッター)に及び、寅さんのスティング・レイを軽く凌駕する。さらにNOS噴射機構を備え、最大1500馬力を発揮するモンスターマシンに仕上げてある。
フォード・マスタング1969年式 プロストリートクラス仕様
亜久目のドラッグレースマシン。フォード製ビッグブロックエンジンにスーパーチャージャー(ブロワー)を組み合わせ、ファニーカークラス用の3速マニュアルミッションを組み合わせた仕様。NOSなどの追加はされていないが、スーパーチャージャーの低回転域のトルクによって爆発的な加速力を誇る。
マセラティ・クアトロポルテ(4代目)エボルツィオーネ タクシー仕様
夢野美咲の父が個人タクシーに改装して使っている車。フェラーリの手によるチューニングがなされ、実に336馬力を発揮するハイパワーモデル。ルーフの行灯が収納できるように改造してあり、高さ制限わずか1.5mの高輪橋架動橋の下でもくぐれるように配慮している(普通のタクシーでは、行灯の形を変更するなどの対策をしないとくぐることが出来ない)。
シトロエン・C-METISSE(C-メキセ)
2006年のパリサロンに出展された、大型4ドアサルーンタイプのコンセプトカー。「メキセ」とは、フランス語で「混血」「混じり合う」という意味を持つ。浦島龍童のコレクションに加えられており、彼の送迎などに用いられている。
浦島オリジナルのスーパーカー(名称不明)
浦島龍童が謎のレース「アルティメット・ラン」に出場するにあたり、そこで使用する予定のオリジナルスーパーカー。デザインは舜が小さい頃に描いた夢の車をベースにしており、車体の随所に六角形をモチーフにした意匠が用いられている。V8・3.6リッターOHVエンジンをミッドにレイアウトし、そこにモーターを組み合わせたハイブリッドカーで、モーターのみで走行する「エコ(E)」、コンピュータの判断で動力を制御する「オートマティック(A)」、全リミッターを解除して走行できる「レーシング(R)」モードの3モードを選択して走行できる。他にも数々のハイテク装備が満載されているにも拘らず、車体重量はわずか1000kgジャストに抑えられている。これは浦島グループの新素材「EM」によって車体の全てが作られていることに起因し、今回のレース出場はその素材のテストも兼ねている。
他にも、六角形や平面を多用したことで、「レーダー式オービスに感応しない」というステルス特性が偶然付加されたことが判明した。

登場する峠

日出山峠
東京の奥多摩にある峠で、舜の走り屋時代のホームコース。名前の由来は、日の出の光がドライバーの目をくらますため、危険だったことに由来する。
静谷峠
舜と沢田のラストランに選んだ峠。キャッツアイが多く、ほとんどの走り屋はここで走ることを敬遠している。
蛇の女峠
樹利と霧山がバトルをした峠。通称「蛇腹コーナー」という、フロントミッドシップのバイパーのコーナリング性能を生かせる場所がある。

単行本

ヤングジャンプ・コミックスから発売。

  1. 2005年2月18日刊行 ISBN 4-08-876751-9
  2. 2005年5月19日刊行 ISBN 4-08-876797-7
  3. 2005年8月19日刊行 ISBN 4-08-876839-6
  4. 2005年12月19日刊行 ISBN 4-08-876880-9
  5. 2006年3月17日刊行 ISBN 4-08-877048-X
  6. 2006年6月19日刊行 ISBN 4-08-877091-9
  7. 2006年10月19日刊行 ISBN 4-08-877159-1
  8. 2007年1月19日刊行 ISBN 978-4-08-877202-8
  9. 2007年4月19日刊行 ISBN 978-4-08-877249-3
  10. 2007年10月19日刊行 ISBN 978-4-08-877323-0
  11. 2008年2月19日刊行 ISBN 978-4-08-877377-3
  12. 2008年5月19日刊行 ISBN 978-4-08-877443-5
  13. 2008年8月19日刊行 ISBN 978-4-08-877494-7
  14. 2008年11月24日刊行 ISBN 978-4-08-877547-0
  15. 2009年2月19日刊行 ISBN 978-4-08-877595-1
  16. 2009年5月19日刊行 ISBN 978-4-08-877643-9
  17. 2009年8月19日刊行 ISBN 978-4-08-877697-2
  18. 2009年11月19日刊行 ISBN 978-4-08-877754-2

外部リンク