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ドラゴンハーフ/見田竜介

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著者: 見田竜介
巻数: 3巻

見田竜介の新刊
ドラゴンハーフの新刊

最新刊『ドラゴンハーフ 3



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

ebksale ドラゴンハーフRPGシナリオ集1 笑いの迷宮 (富士見ドラゴ... 清松 みゆき, グループSNE, 見田 竜介 http://t.co/X9ldKwrBZx #清松みゆき 32
RyuMoto 見田竜介先生のドラゴンハーフ3巻あたりまでの絵柄とか一番円熟してる80年代要素だと思う
material_star [ヤフオク]ドラゴンマガジン★ドラゴンハーフ特集見田竜介スレイヤーズ http://t.co/qL4ExBG2
asariyositotter RT @testbrain: (@asariyositotter)RT @Nagara_KDZK: @H926 いかん、「ドラゴンハーフ」のゾンビとあさりよしとお短編のゾンビ村が脳内で合成されて大惨事に(笑)
asariyositotter RT @Nagara_KDZK: @H926 いかん、「ドラゴンハーフ」のゾンビとあさりよしとお短編のゾンビ村が脳内で合成されて大惨事に(笑)

ドラゴンハーフの既刊

名前発売年月
ドラゴンハーフ 1 1998-01
ドラゴンハーフ 2 1998-02
ドラゴンハーフ 3 1998-05

ドラゴンハーフ』 (Dragon Half) とは見田竜介による漫画である。『月刊ドラゴンマガジン』に連載されていた。単行本は全7巻。

概要

戦闘シーンとお色気シーンの多い冒険ファンタジーだが、ギャグ主体である。そのため一部のギャグキャラは、死んでも何度も生き返るようになっている。 登場人物の名前やアイテム、モンスターは、さまざま有名ゲームやファンタジーのからのパロディであることが多い。 連載時はドラゴンマガジン誌でも人気のあった作品で何度も特集が組まれた。

あらすじ

主人公ミンクはドラゴンと人間のハーフであるドラゴンハーフ。アイドル騎士ディック・ソーサーに一目ぼれするが、ソーサーはドラゴンスレイヤーであるためにこのままでは決して結ばれない。ピド=ポーションという人間になるための秘薬を探しにミンク、ルファ、ピアの3人で冒険の旅に出発するが、ピドの街は大魔王アザトデスに支配されピド=ポーションも独占されていた。人間になるための冒険を続けるうちに大魔王アザトデスと、その一族を戦うことになる。

登場人物

ミンク
主人公。ドラゴンハーフ。連載初期は多少打算的な所もあったが、真面目でお人よしな美少女。皇赤龍(カイザードラゴン)ハーフである事が大きく物語に影響してくる。
ルース
ミンクの父親。人間。かつてはシヴァ王国随一の騎士だったが、赤龍討伐の最中に肝心の赤龍と駆け落ちした。女好きで浮気もので薄情の駄目男。喧嘩三昧ながらマナにだけは本気で惚れている。
やる気がないものの現在も作中随一の剣士であり、必殺技「冥界仏滅斬(ルースクラッシュ)」は敵を『R』の字に斬り裂く。
マナ
ミンクの母親でタイタンの娘。皇赤龍。作中では比較的常識人。
ルファ
ミンクの友達。エルフ。魔法が得意なつもりでいるが、まともに使えたためしが無い。極めて惚れっぽい性格であり、オヤジ的なエロ好き。
リンク
ルファの父親。エルフ。ルファが魔法を失敗すると手本を見せようとするが、やはり必ず失敗する。
ゼルダ
ルファの母親。エルフ。リンクが魔法に失敗する姿を「素敵」と言う。
ピア
ミンクの友達。人間。能天気で、言葉の意味も判らず「足手まといする!」と言ってミンク達に付いてきた。
マリオ
ピアの父親。人間。心配症で、旅立つピアに「無敵の鎧」を渡した。何かというとすぐ気絶する。
ピーチ
ピアの母親。人間。マリオと同様の気絶体質。
マッピー
ピド国王スターマンからミンク達に譲られたフェアリーマウス。近くに宝箱があると「ミュー」と鳴き、近くに罠があっても「ミュー」と鳴く。怒ると巨大化する。
ビーナ
シヴァ王国の王女。スライムハーフ。ソーサーを巡ってミンクとはライバル関係。
シヴァ王
ビーナの父親でシヴァの国王。人間。光輝く見事な禿頭を誇る。親馬鹿でビーナと共にミンクを倒そうとする。
ビーナス
ビーナの母親。スライム。ピド=ポーションで人間になりシヴァ王妃の座を射止めたが、生まれた「玉のような娘」の姿にショックを受け死亡。
ロザリオ
シヴァ王の配下にして軍師。毒リンゴを食べさせて相手を倒す白雪姫作戦を得意とする。
ダマラム
シヴァ王国正規軍大尉。ビーナに命じられてミンクを討伐しようとするが、毎回自滅し、その度に鍛冶屋のトニーを脅して身体を機械化する。作中でもトップクラスのギャグキャラとして設定されており、何度でも生き返る。決め台詞は「ダマラム一生の不覚!」「お誉めにあずかり恐悦至極!」など。
  • ダマラム
  • メカダマラム - 胸から怪光線を発し、腕にはマシンガンを内蔵し、爪先は超合金Z製、そして指には水鉄砲が仕込まれている。
  • ダマラムヘッド - 頭だけになったダマラム。身体を失う度にこの姿になる。
  • 悪魔神将軍ヘビィ=ダマラム - ダグが作ったボディに頭を載せた姿。
  • ヘビィ=ダマラッシー - ダマラムの騎竜だったラッシーをメカ化したものと合体した姿。合体プロセスを誤り操縦パーツを組み込み損ねたため、最初からコントロール不能に陥った。
  • 超機神ダマラム・デス - ミグから黙って借りてきた魔操兵器に乗り込んだ姿。396種の武器が入った「異次元ポケット」を持ち、アザトデスの1/100の強さを誇るが、まったく使いこなせなかった。
  • 破壊闘将ダマネーブル - ログが作ったミンク処理用電脳機兵ネーブル08号の身体を奪った女体姿。
  • 超危険(デインジャラス)ダマラム - 大砲の砲弾のようなものを身体にした姿。蹴躓いて自爆。
ディック・ソーサー
歌って踊れるアイドル騎士。海王族の前国王ディック・リックの息子であり前王子。顔だけキャラではなく実際に強く、必殺技「夢想転生剣(ソーサースペシャル)」は敵を『S』の字に斬り裂く。善人だがやや独善的。
皇赤龍タイタンの裏切りによって両親を殺された過去があり、ドラゴンを憎悪している。
ソニック
ソーサーのいとこ。海王族の現王子で、女好きのお調子者。治癒魔法を得意とする。必殺技「夢想流星剣(ソニックスペシャル)」は逃げる軌道が『S』の字を描く。
アザトデス
悪魔神族の頂点に立つ大魔王。最強最悪で残忍な性格だが、気分屋で機嫌の良い時もあり息子達の戦闘を笑顔で見学するときもある。
ログ
アザトデスの長男。天然のサディストで、洒落にならない事を言っては「冗談ですよ」の一言で済ませる、掴みどころの無い性格。自作の機械兵士を作って戦わせるが、いずれもポンコツ揃い。
ミグ
アザトデスの次男。直情で恰好付けだが、くまさんパンツを愛用する秘密をビーナに知られ、下僕にされる。当初は弟のダグが失敗するたびにお仕置きしていたが、後に自分もログからお仕置きされるようになる。
ダグ・フィン
アザトデスの三男。初登場時は強敵だったがミンクの成長で負け続け、ミグからお仕置きを受ける。
シモン=デルモンテ
バニア国王。美男子だが、何かと金銭をばら撒く癖と、すぐ女性に求婚する癖がある。
デッドライ大帝
バニア国内に居を構えている吸血鬼の女王。かつてアザトデスの恋人だったが気紛れで捨てられ、復縁を迫るために大魔王を封印できる「聖なるひょうたん」を求めて、ミンクと対立する。
アース・メデ
デッドライ四将軍の一人で地の将軍。26歳。ダグやルファに「オバハン」「オバン」呼ばわりされ激怒する。
メラミ・フレア
デッドライ四将軍の一人で炎の将軍。
ブフ・エアロガ
デッドライ四将軍の一人で風の将軍。無口無表情(点目)で、強烈な風を起こして意思を表明する。
プティフール・ジーサンズ
デッドライ四将軍の一人で水の将軍。都市を水没させるほどの涙を流す能力を持つ。ブリッ子な容姿口調でグロテスクな発言をする。ブフ将軍の表情を理解できる唯一の人物。
ピンク
後日譚で登場したミンクの娘。わがまま。
ルチャ
後日譚で登場したルファの娘。自意識過剰。
ピオ
後日譚で登場したピアの娘。気絶体質。

単行本

富士見ファンタジアコミックス刊。

  1. ISBN 4-8291-8304-7
  2. ISBN 4-8291-8309-8
  3. ISBN 4-8291-8313-6
  4. ISBN 4-8291-8320-9
  5. ISBN 4-8291-8331-4
  6. ISBN 4-8291-8342-X
  7. ISBN 4-8291-8343-8

関連作品

OVA

  • ドラゴンハーフ - ミンク旅立ち(1993年3月26日)
  • ドラゴンハーフ(後編) - 凶殺武闘大会(1993年5月28日)

キャスト

  • ミンク:三石琴乃
  • ルファ:國府田マリ子
  • ピア:山田妙子
  • ディック・ソーサー:松本保典
  • ビーナ:佐久間レイ
  • シヴァ国王:緒方賢一
  • ロザリオ:塩沢兼人
  • ダマラム:大塚明夫

スタッフ

  • 原作:見田竜介
  • 監督:貞光紳也
  • 脚本:貞光紳也
  • キャラクターデザイン:児玉昌弘
  • 音楽:田中公平

CD

  • ドラゴンハーフ 大人気テレビまんが大行進
  • 新・明解ドラゴンハーフ(1993年2月24日)

ゲーム

  • ドラゴンハーフRPG - ドラゴンハーフの世界観をそのままゲーム化したテーブルトークRPG。

この他、PC-98版とPC Engine版のゲームもあった。

関連項目

  • ソード・ワールドRPG - 掲載誌が同じ『月刊ドラゴンマガジン』であるほか、通貨単位も同じ(ガメル)である。

外部リンク