ドーラク弁護士 11
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ドーラク弁護士の既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
ドーラク弁護士 1 | 1996-04 |
ドーラク弁護士 2 | 1996-08 |
ドーラク弁護士 3 | 1997-01 |
ドーラク弁護士 4 | 1997-05 |
ドーラク弁護士 5 | 1997-08 |
ドーラク弁護士 6 | 1997-12 |
ドーラク弁護士 7 | 1998-05 |
ドーラク弁護士 8 | 1998-08 |
ドーラク弁護士 9 | 1998-12 |
ドーラク弁護士 10 | 1999-05 |
ドーラク弁護士 11 | 1999-10 |
ドーラク弁護士 12 | 2000-03 |
『ドーラク弁護士』(ドーラクべんごし)は、鈴木あつむによる日本の漫画作品、およびそれを題材としたテレビドラマ。『ミスターマガジン』(講談社)で連載された。単行本は全12巻。
概要
基本的には主人公である弁護士・正義乃味方(まさよし のみかた)が、様々な依頼者から持ち込まれる案件に対し弁護士として対応する様子を描いた。ただ、正義家はかなりの資産家であるため、
- ゴルフ場の会員権を巡る詐欺事件の際には、被害者数・被害総額を特定するため、全国紙の全面広告で会員権を買い取る旨告知を出す
- 麻酔医の医療ミスを巡る訴訟の際には、弁護側証人として麻酔医の世界的権威(研究に当たり、正義家が運用するファンドの支援を受けている)を引っ張り出す
- クレジットカードの不正利用に関する問題の際は、取引銀行経由でカード会社に暗黙の圧力をかけて和解を引き出す
- 建設会社の手抜き工事に関する証言を得るために、倉庫の中に橋梁のセットを組んだ上で地震をシミュレートする
など、問題解決のために自らの資産を惜しげもなくつぎ込むのが特徴。この点で筒井康隆の『富豪刑事』の弁護士版ともいえる作品である。ただ問題解決に必ず自らの資産をつぎ込むわけではなく、冷静に弁護士として事件の内容を分析し妥当な結論に導く場合も少なくない。
ドラマ
1999年5月21日にはフジテレビの金曜エンタテイメント枠でドラマ化された。
キャスト
- 高嶋政伸
- 白川由美
- 正司歌江
- デビット伊東
- 奥村公延
- 三浦理恵子
スタッフ
- 演出: 樋口徹
- 脚本: 深沢正樹
- プロデュース: 樋口徹、石井てるよし
- 制作: FCC
- 制作著作: フジテレビ