ド根性小学生ボン・ビー太 6

『ド根性小学生ボン・ビー太』（どこんじょうしょうがくせいぼん・びーた）は、子ガエルによる日本の漫画作品。

概要

『月刊コロコロコミック』（小学館）にて連載中。

2008年9月号に読み切りで初登場した。人気が出たため連載に昇格し、2009年8月現在も活動中。また、『別冊コロコロコミック』においても2008年10月号から連載中。

服もない家もない金もない（ただし、連載中に合計3円をゲットしている）貧乏な主人公・ボン・ビー太が委員長と共にいろいろとギャグをかますストーリーである。ただ、ビー太がすっぽんぽんでいたり、下ネタが強い漫画である。

『月刊コロコロコミック』2010年8月号にてニンテンドーDSでゲーム化が発表された。

登場人物

メインキャラクター

ボン・ビー太

本作の主人公。家もない服もない所持金0円（ただし、連載中に3円以上はゲット）の貧乏小学生。通称「ビー太くん」。教科書を机に丸写ししたり、『コロコロ』を紙に全て写したり、性格はとてもど根性。また、何でもエアが得意であり、よくエアDSをやっていたり、女子高生の真似をしながら、エアケータイもやったりする。お金には目がなく、道路に落ちていた一円玉を拾おうとしてヘリを壊したり、千円札を追って空を飛んだこともある。武術を心得ておりダンボー流武術を駆使し、カンフーワンと戦った。技としては「オナラで残像を作る」や「パーフェクトディフェンス（実際は我慢）」などを使う。

なぜか小学校に入学してきて、現在委員長のとなりに座っている。「ボン・ビー太。それは将来ド根性だけで日本国総理大臣になる男!!」とよく最後のページに書いてある。服は肌に油性ペンで「あでだす」と書いてあるだけ（今はコバマに作ってもらった（？）パンツを着けている）。髪の毛の色は深緑。でべそで、下睫毛とげじまゆが特徴。

一人称は「オイラ」（一度だけ「オレ」と言ったことも）、口癖は「～でい」。

委員長

普通の小学生。名前不明の学級委員長である。本作のツッコミ役であり、ビー太の一番の被害者でもある。しかし、ビー太が師匠に冷たく言われた時や風邪をひいた時などにビー太をかばうなど、実はビー太の一番の友達でもある。学校にケータイを持ってきて、着信音を鳴らしてしまった生徒を怒る、学校帰りに駄菓子屋に寄ろうとしたビー太を叱ろうとするなど、委員長らしい場面もある。一人称は「僕」。

尾馬間 振字伝人（おばま ぷれじでんと）

大会社のおぼっちゃまでとても大金持ち。通称「オバマ君」。とても明るい。敬語を使う。将来は世界の指導者。そのために、『コロコロ』2009年4月号で学級委員長に立候補する。わがまま、そしてぜいたくな一面もある。ビー太の起こすド根性に対しては、驚かずむしろ感心している。額に「オ」の字が刻まれている。たらこくちびる。一人称は「僕」。

モデルはバラク・オバマ大統領。

風呂手院 筋太郎（ぷろていん きんたろう）

見た目通りのマッチョな転校生。通称「筋ちゃん」。校舎を持ち上げられる程力持ち。特技はマッスルポーズと逆立ち腕立て伏せだが、算数が苦手。家族も全員筋肉ムキムキである。いつでもどこでも体を鍛えているが、普段から鉛のリストバンドと鉄ゲタを身に着けており、外すと本気の力を発揮する。一人称は「オレ」、口癖は「～っス」。

尾馬間家の人々

オバマ兄弟の父

息子を厳しくしつけているが、結局は溺愛している。

尾馬間 小馬間（おばま こばま）

オバマの弟。通称「コバマくん」。口におしゃぶりを銜えた赤ん坊であり、兄であるオバマ以上にぜいたくである。一人称は「僕」、口癖は「～でしゅ」。

じぃ

尾馬間家の執事。

他にもケーキ屋や刑事、消防士など、たくさんの人がお手伝いさんとしている。その中には名前が出ている人も数名いる。また、その中に樫本学ヴもいる。

ジョン

オバマのペットの犬。にも関わらずかなり贅沢な生活をしている。お小遣いは、1回につき300万円もらう。宮殿並みに大きい犬小屋に住む。因みにオバマの家は、ジョンの小屋の100倍の大きさ。血統書付きのノミが付いている（一月100円の小遣いをもらっている）。

その他の人物

先生

ビー太、委員長達のクラスの担任教師。眼鏡をかけている。

商店街会長

大嶋商店街の会長。福引きの当たりの玉を入れない程ケチで有名。単行本3巻ではオバマに商店街を丸ごと売った。

ニャニャ様

ビー太のド根性の師匠。ネコで黒い眼鏡をかけている。とてもビー太に冷たい。でも、裏では一番ビー太を心配している。しゃべる。ダンボー流武術もビー太が3歳の頃から教えた。

ボン・ビー太の父

借金に追われているらしく、ビー太と離れている。師匠に口説われ、現在頑張りながら借金返済に励んでいる。

砂丹 酢波留太郎（さたん すぱるたろう）

全国の学校で「サタン先生」と恐れられている教師。額に「S」マークがある。ビー太達のクラスの成績が悪いため、特別講師として雇われた。もの凄い問題の数のテストを出したり、出来なかった者には魔の居残り勉強を行うなど、見た目も性格も”悪魔”そのものである。しかし、ビー太により授業はメチャクチャになり、あげくサーカスから脱走してきたクマに襲われて以来登場していなかったが、月刊11月号に再び登場した。ビー太を深く恨んでおり、刺客として極悪生徒一号のカンフーワンを送った。

一人称は「ワガハイ」、口癖は「～であ～る」。

カンフーワン

サタン先生がビー太に送った極悪生徒一号。柔道・剣道・空手・カンフー・テコンドー・ボクシングなど全ての武術のスペシャリスト。力量としては、噴水を真っ二つにするほどである。武器としてヌンチャクを使い、華麗なヌンチャクさばきをビー太に向けたが、ビー太はそれをパーフェクトディフェンスで防御した。ビー太に向けヌンチャク攻撃をした所、鎖が外れ、委員長の頭に激突した。その際「任務のためならだれが巻き込まれようが構わない」と、放つ残忍な性格も持ち合わせてる。一人称は「オレ」。

外部リンク

• コロコロコミック
• ゲーム版ボン・ビー太公式HP