ハクバノ王子サマ 7
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ハクバノ王子サマの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
ハクバノ王子サマ 1 | 2005-10 |
ハクバノ王子サマ 2 | 2006-01 |
ハクバノ王子サマ 3 | 2006-04 |
ハクバノ王子サマ 4 | 2006-08 |
ハクバノ王子サマ 5 | 2006-11 |
ハクバノ王子サマ 6 | 2007-02 |
ハクバノ王子サマ 7 | 2007-06 |
ハクバノ王子サマ 8 | 2007-12 |
ハクバノ王子サマ 9 | 2008-03 |
ハクバノ王子サマ 10 | 2008-07 |
『ハクバノ王子サマ』(ハクバノおうじサマ)は、朔ユキ蔵による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載された。単行本は全10巻。
ストーリー
脱サラして私立小田原女子高等学校に赴任してきた新任教師・小津晃太朗。元来年下に興味がなく、婚約者もいる彼は、着任早々の挨拶で、年下に興味が無い事を宣言する。しかし、クラス副担任となった7歳年上の担任教師・原多香子に惹かれて行く。本作はこの2人を中心とした、揺れ動く男女の心模様を描く。
登場人物
主な登場人物
登場人物の姓は日本映画関係者にちなんでいる。
- 小津晃太朗(おづ こうたろう)
- 本作の主人公。脱サラして小田原女子高校に赴任してきた新任の社会科教師。作中では日本史を教えている。25歳。女子高という華やかな環境に身を置いても、年下の女性には興味がなく、赴任早々、年下に興味が無い事を宣言をする。東山カオリというイギリス留学中の同い年の婚約者がいるが、同僚の多香子のことが気になっている。姓は小津安二郎から。
- 原多香子(はら たかこ)
- 本作のヒロイン。小田原女子高校に勤務する英語科教師。32歳。小田原女子高校OGで干物女の一歩手前の状態にある。生徒からは「タカコサマ」と称され、憧れの存在となっている。過去に黒沢と不倫関係にあった。叶わぬ恋と知りつつも7歳年下の晃太朗に惹かれていく。ビールが大好き。姓は原節子から。
- 市川琴実(いちかわ ことみ)
- 小田原女子高校2年に在学する女子高生。17歳。晃太朗とは実妹だが、父の浮気が元で両親が離婚し、母親に引き取られたため別姓を名乗っている。父の浮気による一家離散がトラウマになっており、兄の浮気には非常に厳しい。姓は市川崑から。
- 黒沢明夫(くろさわ あきお)
- 小田原女子高校に勤務する社会科教師。42歳。5歳年下の教え子と結婚し、2児をもうける。過去に多香子と不倫関係にあったが、現在は多香子から携帯電話を着信拒否にされている。名前は黒沢明をもじっている。
- 東山カオリ(ひがしやま かおり)
- 晃太朗の婚約者であり、イギリスへ留学している。大学時代は姓が成瀬だったが、晃太朗と同じく両親が離婚したため、母方の姓である東山を名乗っている。病気で入院している祖母の容態が悪化したため、留学先のイギリスから一時帰国した。姓は東山千栄子もしくは成瀬巳喜男から。
- 今村高志(いまむら たかし)
- 晃太朗の大学時代の同級生であり、教師になる前の会社の元同僚。酔うと話し言葉が名古屋弁になる。すでに2児の父であり、奥さんは3人目を妊娠している。姓は今村昌平から。
その他の登場人物
- 原春子(はら はるこ)
- 多香子の妹。年齢不明。諸外国を放浪し、翻訳家として活動している。
その他、主な登場人物を除く教師のほとんどは、プロ野球の監督経験者の名前にちなんでいると思われる(長島、広岡、星野、関根、森、古田、三原など)
単行本
- 第1巻 ISBN 4-09-187691-9
- 第2巻 ISBN 4-09-187692-7
- 第3巻 ISBN 4-09-180160-9
- 第4巻 ISBN 4-09-180366-0
- 第5巻 ISBN 4-09-180724-0
- 第6巻 ISBN 4-09-180828-X
- 第7巻 ISBN 978-4-09-181215-5
- 第8巻 ISBN 978-4-09-181389-3
- 第9巻 ISBN 978-4-09-181745-7
- 第10巻 ISBN 978-4-09-182009-9