ハンサムな彼女 v.2
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ハンサムな彼女の既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
ハンサムな彼女 v.1 | 2003-07 |
ハンサムな彼女 v.2 | 2003-07 |
ハンサムな彼女 v.3 | 2003-09 |
ハンサムな彼女 v.4 | 2003-09 |
ハンサムな彼女 v.5 | 2003-09 |
『ハンサムな彼女』(はんさむなかのじょ)は、吉住渉による漫画作品。集英社の少女漫画誌「りぼん」1988年11月号から1992年1月号まで連載された。
吉住渉の代表作の一つであり、華やかな芸能界と中高生の純情な恋愛物語という対照的な世界を融合させた作品。りぼんマスコットコミックス版全9巻、集英社文庫(コミック版)全5巻が刊行されており、前者の第1巻から第5巻までが第1部、第6巻から第9巻までが第2部という構成になっている。
あらすじ
萩原未央は女優で、中高一貫校の四ツ葉学園の芸能科に通っている。ある日、未央は、アメリカ帰りの青年熊谷一哉に出会う。彼は一流の映画監督を目指しており、周りからは天才少年と呼ばれていた。最初は気の合わない2人だったが、やがて未央は一哉に惹かれていく…。
主な登場人物
- 萩原 未央(はぎわら みお)
- 主人公。女優と学生の両立を図る元気な美少女。物語開始時は中学3年生だったが後に進級。愛嬌のある心やさしい性格。
- 熊谷 一哉(くまがい いちや)
- 一流の映画監督を目指す帰国子女。クールな性格だが、まわりからは可愛がられる。未央と恋人同士になる。
- 木村 彩子(きむら あやこ)
- 沢木彩(さわき あや)の芸名で活動中のアイドル兼女優。未央の親友だが、恋のライバルでもある。
- 森本 輝臣(もりもと てるおみ)
- 未央の隣人で、初恋の相手。俳優として活動中。後に木村彩子と恋人同士になる。
- 大嶋 ケンジ(おおしま けんじ)
- 未央と木村彩子のクラスメート。未央に対し密かに好意を寄せていたが、気持ちを伝えることはできなかった。
- 萩原 礼央(はぎわら れお)
- 未央の弟。姉思いの心優しい性格。作曲が趣味。
- 三浦 国良(みうら くによし)
- 未央のマネージャー。サングラスとひげが特徴。
- 渡辺 詩織(わたなべ しおり)
- 女優。実は三浦の妻。
- 可児 収(かに おさむ)
- 熊谷一哉の親友。関西弁で話す美少年。物語の進行に伴い、未央に好意を寄せ始める。
- 菊池 理花(きくち りか)
- 映画作りに励む関西出身の少女。幼い頃から可児収に好意を寄せている。
- 松木 聖(まつき しょう)
- バンド「トラフィック・ジャム」のボーカリスト。熊谷一哉が気に入らず、彼を傷つけることを目的として未央に接近する。
- アーサー・クライトン
- 米ハリウッドの著名な映画監督。熊谷一哉を自らの映画に俳優として好んで起用し、彼をわが子のように可愛がる。
- キース・キャンベル
- アーサー・クライトンの一人息子。熊谷一哉の才能を買い、接近を図る。
OVA
1992年にOVA化され、ポニーキャニオンから発売された。
声の出演
- 萩原未央 - 玉川紗己子
- 熊谷一哉 - 関俊彦
- 木村彩子 - 笠原弘子
- 三浦国良 - 小室正幸
- 可児収 - 堀川亮
- 沖田 - 井上和彦
- 也寸志 - 松本保典
- 実 - 霧崎照久
- 修司 - 堀本等
- 大介 - 鳥海勝美
- スタッフ1 - 森利也
- スタッフ2 - 真殿光昭
スタッフ
- 原作 - 吉住渉
- 監督 - 大賀俊二
- 脚本 - 日吉恵
- キャラクターデザイン - 中山由美
- 作画監督 - 梶谷光春
- メカニックデザイン・作画監督 - はがひとし
- 絵コンテ - 奥脇雅晴
- 演出 - 真野玲
- 美術監督 - 須江信人、中座洋次
- 色彩設定 - 丸山美江子
- 撮影監督 - 高橋明彦
- 音楽 - 山本拓己
- 音響監督 - 藤山房延
- プロデューサー - 大野実、宮田智行
- 制作プロデューサー - 阿部倫久
- 制作 - 読売広告社、J.C.STAFF
- 製作・著作 - 集英社
主題歌
- テーマ曲「迷子にさせないで」
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 高野富士雄 / 編曲 - 亀田誠治 / 歌 - 羽田恵理香
- 挿入歌「笑顔はポーカーフェイス」
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 山口美央子 / 編曲 - 亀田誠治 / 歌 - 羽田恵理香
- 挿入歌「胸に飾った夏」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 高野富士雄 / 編曲 - 亀田誠治 / 歌 - 羽田恵理香
書誌情報
- 吉住渉『ハンサムな彼女』 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉、全9巻
- 併録作品
- 「Reo's Diary」(『りぼんオリジナル]』1989年春の号に掲載 - 第3巻に併録)
- 「番外編<KENJI>」(『りぼん』1989年10月号別冊付録に掲載(第4巻に併録)
- 「番外編<OSAMU>」(『りぼん』1990年6月号および同年7月号に掲載 - 第5巻に併録)
- 「天使と冒険」(『りぼんオリジナル』1987年秋の号に掲載 - 第8巻に併録)
- 「ラディカル・ロマンス」(デビュー作 『りぼんオリジナル』1984年初夏の号に掲載 - 第8巻に併録)
- 「GO GO ケンジくん」(『りぼん』1991年9月号別冊付録に掲載 - 第9巻に併録)
- 「グリーン・エイジ」(『りぼんオリジナル』1991年夏の号に掲載 - 第9巻に併録)
- 併録作品
- 2003年7月18日発売 ISBN 4-08-618085-5
- 2003年7月18日発売 ISBN 4-08-618086-3
- 2003年9月18日発売 ISBN 4-08-618087-1
- 2003年9月18日発売 ISBN 4-08-618088-X
- 2003年9月18日発売 ISBN 4-08-618089-8
脚注