パンク・ポンク 第3巻
共有
パンク・ポンクの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
パンク・ポンク 第1巻 | 1983-07 |
パンク・ポンク 第2巻 | 1983-10 |
パンク・ポンク 第3巻 | 1984-05 |
パンク・ポンク 第4巻 | 1984-09 |
パンク・ポンク 第5巻 | 1985-04 |
パンク・ポンク 第6巻 | 1985-11 |
パンク・ポンク 第7巻 | 1986-04 |
パンク・ポンク 第8巻 | 1987-01 |
パンク・ポンク 第9巻 | 1988-04 |
パンク・ポンク 第10巻 | 1989-04 |
パンク・ポンク 第12巻 | 1994-02 |
『パンク・ポンク』は、日本のギャグ漫画作品。たちいりハルコ作。 1976年12月号「小学三年生」(小学館の学年誌)で連載開始。他、「小学四年生」「小学五年生」、さらに、少女漫画誌「ぴょんぴょん」などにも連載された。連載総期間は約15年間という長期に渡った。
本作は殆どが1話4頁の短編であるが、まれに5頁以上の話も存在した。また、学年誌の付録に数十ページに渉る長編が掲載されたこともある。
第29回小学館漫画賞(1983年度)を受賞。
登場人物
- パンク・ポンク
- 通称:パンク。ウサギ(オス)だが、ブタに間違われるくらい巨大。ペット屋のカタログを見たボニーが小さいテーブルウサギだと思い注文した。
- 誕生日時は某年5月5日午後5時55分、ペット屋にて。両親は普通の大きさのウサギだったが、パンクは誕生時点から通常の5~6倍の体重があった。誕生翌日に両親が売られてしまい、残されたパンクはブタと間違われたため、ブタの餌を与えられてより巨大かつ大食に。それでボニーに買われるまで長く売れ残っていた。
- 心根は純粋無垢だがいたずら好き。ボニーの弟分として、良き遊び相手、または良き喧嘩相手となる。
- 食欲旺盛で特にニンジンが大好物(逆に嫌いなのはピーマンとしらたき)。ブタの餌で育ったせいか、ウサギにも拘わらず肉類も食べる。あと、連載当初は料理は下手であったが、後半では得意になってきている。
- 人間語で会話ができるが、「ムチャ~」「ムチャチャ」「ムエ~ン」「ムッヘーン」など独自のウサギ語も使う。人間の文字も書けるが、非常な悪筆の上に小学校低学年並みの簡単な漢字しか書けず、手紙を書くときは主にウサギ文字(前足にインクを付けて押す)を使う。
- 破壊的な音痴らしく歌うと非常に耳障りな騒音にしか聴こえない。
- ボニー
- 小学生の女の子でパンクの飼い主。パンクからはボニーちゃんと呼ばれている。髪型はいつも三つ編みおさげにしている。
- 誕生日は8月8日。獅子座、B型。
- 趣味は貯金、パンクと遊ぶこと、ヘア・アクセサリー・切手・消しゴムのコレクション。あと、マイブームにより色々変わる。(シールやパンツなど)
- 特技は喧嘩(強い)。お菓子作りが下手でボニーのお菓子を食べた人はお腹を壊す。(ちなみに食した事のあるマークは下痢と胃痙攣と食中毒の経験有)
- 好きな科目は国語、嫌いな科目は算数と社会。
- 好きな食べ物はチョコレートケーキとミルクプリン。嫌いな食べ物は昆布巻きと椎茸。(後に設定されたが肉の脂身も苦手である)
- 作中では特に目立たないが、実は近視である。(両親共々視力が悪いようなのでおそらく遺伝と思われる)
- マーク
- 小学生の男の子でボニーのボーイフレンド。発明家という才能もある。普段は真面目だが、パンクやボニーから被害を受けると人格が変わることがよくある。
- ペットを飼っているが、最初から終盤までの間に多種の動物(インコや犬)が登場しており、全部飼っているのかは不明。
- ママ(ハニー)
- ボニーの母親。専業主婦で裁縫と料理が得意。怒ると怖く、ボニーが学校のテストで0点をとったら決まってお尻を叩く。
- 実は近視であり、普段はコンタクトを装着している。(昔は眼鏡をかけていたとの事)
- パパ(トニー)
- ボニーの父親。サラリーマンでポストは課長。ヘビースモーカーで一日にかなりの量のタバコを吸う。中学入学前までおねしょ癖があったらしい。
- アイちゃん
- パンクのガールフレンドの子ブタでリボンをつけている。パンクのことが大好き。温和でのんびりとした性格(てんとう虫コミックス第1巻から第6巻まで登場)。
- チャーモ
- 巨大なハムスター。パンクのいたずら仲間。飼い主が単身赴任をしているため家の留守を任されている。1人暮らしをしているためか要領が良く、成年男性なみの行動をとる。料理を作ったり酒を飲んだり、パチンコや競馬などギャンブルもする(てんとう虫コミックス第7巻から第12巻まで登場)。
- ゴキブリーヌちゃん
- 巨大なゴキブリ。チャーモのガールフレンド。ゴキブリだがまつ毛が長く美人で、性格も優しい。美容師を目指している(てんとう虫コミックス第8巻から第12巻まで登場)。
- ドクトルマンボ
- 怪しい医者。マンボダンスを踊るのが大好き。最初は獣医だったが病院が流行らなくて潰れたので小児科を開業した。サイドビジネスで目玉が飛び出るような高額で印鑑や壷などを売ろうとする。妻の名前はおヨメでサンバ、母親の名前はお能でカッポン(てんとう虫コミックス第8巻から第12巻まで登場)。
単行本
すべて小学館から刊行されている。
- パンク・ポンク(全12巻)てんとう虫コミックス
- パンク・ポンクセレクション(全2巻)フラワーコミックス・デラックス
- カラー版パンク・ポンク(全2巻)ぴっかぴかコミックス