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ブレイクダウン 4

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ブレイクダウン』は、さいとう・たかをによる日本の漫画作品。1995年から1997年まで『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載された。

概要

小惑星衝突による、荒廃した世界で主人公の青年大友海里が生き抜こうとする姿を描いている。さいとう・たかをが以前描いた少年が大地震で荒廃した世界で生き残る姿を描いた『サバイバル』の青年版ともなっている。『サバイバル』では荒廃した野原など荒野が中心だったが、『ブレイクダウン』では廃墟と化した街中でのサバイバルが中心ともなっている。

あらすじ

直径約300mほどの小惑星ウィルビーが地球近くに接近、テレビ局に勤める大友海里は友人であるアマチュア天体・衛星の軌道追跡の第一人者、鳩山にウィルビーに異変があるから山頂にある自身の天体観測用の山小屋に来いと、呼ばれ、スクープ主義者の上司の内海キャップと共に取材目的のため、天体観測の山小屋へ向かう。そこでテレビモニターで、ミサイルを積んだ人工衛星が映っていた。ミサイルを積んだ人工衛星は某国の政府が極秘に進めようとした実験で、地球に接近する小惑星ウィルビーにミサイルを撃ち込み砕くと言うものであった。そしてミサイルは小惑星ウィルビーに向けて発射。命中するが圧縮ガスが溜まっていたウィルビーからガスが吹き出し、さらに分裂し、地球への激突コースへと突入し、太平洋に落下した。その影響で大地震が起きた。大地震が収まり、山頂の山小屋から下山した大友が眼にした光景は街が壊滅した光景であった…