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五等分の花嫁 6

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五等分の花嫁』(ごとうぶんのはなよめ)は、春場ねぎによる日本の少年漫画。1人の男子高校生が五つ子の女子高生の家庭教師を務めるというラブコメディで、五つ子のうちの1人との結婚を控えた主人公が高校時代を回想する形で描かれている。

『週刊少年マガジン』(講談社)2017年8号に同名の読み切りが掲載されており、このときの読者アンケートの結果を受けて、『週刊少年マガジン』2017年36・37合併号より連載を開始した

あらすじ

本作の主人公・上杉風太郎は成績優秀な高校生だが、生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。風太郎はこれをすげなく断り、五月の怒りを買うが、その直後、父が「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトを見つけたと知らされる。風太郎は借金返済のため家庭教師の仕事を受けるが、その「富豪の娘」である五月からは拒絶されてしまう。さらに、実は五月は一卵性の五つ子で、「富豪の娘の家庭教師」という仕事は、落第寸前の五つ子全員を高校卒業まで導くという内容であることが発覚する。

風太郎が家庭教師を始めた当初、風太郎に協力的な態度を取ったのは四女・四葉のみだったが、その後、風太郎は三女・三玖が戦国武将好きであると知り、これを活かして彼女と交流し、信頼を得る。また、とある休日の夜、五つ子が一緒に見ると約束していた花火大会と、密かに女優として活動していた長女・一花のオーディションがかぶるという事態が生じる。風太郎は五つ子が一緒に花火を見られるよう奔走し、一連の出来事を通して一花も風太郎に協力的な態度を取るようになる。

登場人物

上杉 風太郎(うえすぎ ふうたろう)
本作の主人公。高校2年生。成績は学年1位だが、他人に対して高圧的な態度を取るところがある
父子家庭の長男で、現在は父と、妹・らいはの3人で暮らしている。
中野 一花(なかの いちか)
本作のヒロインの1人で、中野家の長女。高校に通いつつ、女優としても活動している。
ショートヘアで、五つ子の中で唯一、耳にピアスを付けている。周りをよく見ており、しばしば妹たちや風太郎に助け船を出している。その反面、私生活ではだらしないところがある。
中野 二乃(なかの にの)
本作のヒロインの1人で、中野家の次女。
姫カットで、髪に黒いリボンをつけている。家庭的で、料理が得意。毒舌家という一面もあり、姉妹に対して辛辣な物言いをすることもあるが、一方で姉妹を想う気持ちは強い。
中野 三玖(なかの みく)
本作のヒロインの1人で、中野家の三女。
前髪を斜め分けにしており、また首にヘッドフォンをかけている。口下手で大人しく、何を考えているか分かりにくいところがある。
中野 四葉(なかの よつば)
本作のヒロインの1人で、中野家の四女。
ボブカットで、髪にうさ耳リボンをつけている。明るく前向きだが、五つ子の中で特に学業成績が悪い。
中野 五月(なかの いつき)
本作のヒロインの1人で、中野家の五女。五つ子の中で唯一、風太郎と同じクラスに籍を置いている。
五つ子の中で唯一アホ毛があり、また星柄のヘアピンをつけている。真面目だが要領は悪い。また、食いしん坊という一面を持つ

書誌情報

  • 春場ねぎ 『五等分の花嫁』 講談社〈講談社コミックス〉、既刊2巻(2017年12月15日現在)
    1. 2017年10月17日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-510249-7
    2. 2017年12月15日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-510814-7

関連項目

  • 佐倉綾音 - 日本の声優。本作のコミックス第1巻の発売を記念して制作されたテレビCMとプロモーション・ビデオで、ヒロインの五つ子の声を担当した

出典

講談社コミックプラス

以下の出典は『講談社コミックプラス』(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

外部リンク