暴れん坊本屋さん 2
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暴れん坊本屋さんの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
暴れん坊本屋さん 1 | 2005-10 |
暴れん坊本屋さん 2 | 2006-04 |
暴れん坊本屋さん 3 | 2006-11 |
『暴れん坊本屋さん』(あばれんぼうほんやさん)は久世番子の漫画作品。現在第3巻まである。第1話から第3話までは新書館「月刊ウィングス」に掲載されていたものであるが、第4回からは同社「ウンポコ」にて並行して連載されていた。久世が本屋でアルバイトをしていた経験談が元になっている。
あらすじ
- 久世番子は漫画家をしながら本屋で働いている。自分の漫画を好きなように売れるが、それが転じていつも失敗してしまう。
登場人物
- 番子
- 本屋で働きながら漫画家をしている。夢は「自分の単行本を自分の手でシュリンクすること」自分の単行本を平積みや「島」(売れ筋の本が並ぶ、入り口すぐ脇の陳列台)に並べるという野望を抱いているが、いつもハチさんに阻止される。本が好き。児童書売り場担当。(だが子どもは好きではない)
- ハチさん
- 番子の同僚で先輩。コミック兼ボーイズラブコーナー担当。「王子さまモノ」が好き。よその本屋で棚が荒れていると、すごい勢いで直してしまうクセあり。本屋の中で唯一番子の正体を知っている人で、実際番子のサイン会で客を装って登場したり、誌上企画に応募したりもした。(後に、店長も番子が漫画家である事を知る。)
- 店長
- 番子の働く本屋の店長。商売にはシビアで、売れない本はどんどん切り捨てる(経営者としては普通?)大の読書家であり、毎月番子の給料を遙かに越える額の本を買っているが、読み終わるとその本が面白かったかどうかに関わらずどんどん捨ててしまう。
- 武田さん
- 私服警備員をやっている。主に万引きをした客を捕まえる事が多く、捕まえた相手に抵抗されて流血沙汰になる事も。ちなみに、舞台となる本屋のバックヤードは事務所兼物置兼休憩所となっているため、運が悪いと万引き犯とその家族や関係者との争いを聞きながら昼食をとるハメになる。
- かーやまさん
- 新書館のコミック営業担当、不定期で登場する。海馬が耳から駆けてゆく(管野彰著)にも出演済み。営業職にも関わらず弱気で押しが弱いが、「押せ押せで注文を取って書店に納品できても、売れなければ返品される」と悟っている部分がある。
- 担当さん
- 新書館に勤務する番子の担当編集者。男性。顔のパーツは大きな「担」の字と眉毛、口で構成されている。既婚者だが、結婚する際に独身時代の趣味を隠蔽するため、自分が持っていた藍より青し等の萌え漫画をダンボールに詰め込み、読むのを勧める形で番子に送りつけた(最終巻のみ抜けていたため、後に「続きが読みたい」と番子に言われる)。
- ムラタさん
- 番子の同僚。天然パーマの女性。3巻で初めて名前が出た。
- ブチくん
- 番子の同僚であるアルバイター。一度就職のために店を離れたが、しばらく後に仕事を辞めたため再び本屋に戻ってきた(作中では「店長の呪い」が功を奏したためとされている)。
書誌情報
- 暴れん坊本屋さん 1巻 2005年09月発行 ISBN 4403670199
- 暴れん坊本屋さん 2巻 2006年03月24日発行 ISBN 4403670229
- 暴れん坊本屋さん 3巻 2006年10月25日発行 ISBN 4403670288