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株式会社ラブコットン 6

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株式会社ラブコットン」(かぶしきがいしゃラブコットン)は、樫の木ちゃんによる日本の漫画作品。

『りぼん』(集英社)2007年3月号から2009年2月号まで連載された。単行本はりぼんマスコットコミックス(集英社)より全6巻。

あらすじ

売れない小説家の父親と金銭感覚が全く無い母親、このダメな両親に振り回され続けた金星成は、アフリカに行ってしまった両親を見限って、まだ赤ん坊の弟・降と共に父方の祖母の元に身を寄せる。その祖母が、経営していた洋品店を閉めることになったことから、彼女は生活費を稼ぐ為に、仲間を集めてファッションブランド『ラブコットン』を発足させる事を決意する。

主な登場人物

金星 成(きんぼし なる)
本作の主人公。高校1年生。15歳。株式会社ラブコットン代表取締役。成績は常に学年首席だが、自己中心的な性格。金銭感覚が無く、子供を顧みない両親に育てられたため、かなりの吝嗇家。将来の夢はヒルズ族になる事。
仁科 未来(にしな みらい)
高校1年生。株式会社ラブコットンのデザイナー。常識的で厳格な性格。成のブレーキ役を務める。成の弟・金星降(後述)が大好き。
早乙女 鈴(さおとめ りん)
高校1年生。株式会社ラブコットンのスタイリストでコーディネーター。身長170cmの派手な美少女で、モデル事務所にスカウトされた経験もある。ファッションのセンスと知識は抜群だが、学校の勉強は全く振るわない。単純な性格。
中野 正(なかの ただし)
高校1年生。株式会社ラブコットンでは洋服の製作を担当。冴えない容姿で成績も今一つだが、手先が非常に器用。特に縫製の腕前は成のお墨付き。
金星 降(きんぼし ふる)
成の弟で、まだ赤ん坊。株式会社ラブコットンのマスコットボーイ。仁科未来のお気に入り。

その他

成の弟・降は、樫の木ちゃんの作品「保育園へ行こう!」の舞台・くすのき保育園に通っている設定になっており、第1話では同作品の主人公・楠心愛(くすのき ここあ)がカメオ出演している。さらに第3話でも、同作品の登場人物・南野海と西川花が登場した。このときの2人の外見は「保育園へ行こう!」の後日談である「きみとぼくの関係」に準じている。

書誌情報

  • 樫の木ちゃん 『株式会社ラブコットン』 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉(全6巻)
    1. 2007年7月13日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-56757-0
    2. 2007年12月14日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-56788-4
    3. 2008年3月14日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-56804-1
    4. 2008年7月5日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-56825-6
    5. 2008年12月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-56858-4
    6. 2009年9月15日 第1刷発売 ISBN 978-4-088-67011-9

関連項目

  • ザッツキューティ - ニンテンドーDS版で本作品とのコラボレーション企画が行われた。