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霊媒師いずな 10

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現代都市妖鬼考 霊媒師いずな 〜the spiritual medium〜』(げんだいとしようきこう れいばいしいずな ザ・スピリチュアル・メディウム)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による日本の青年漫画作品。

概要

集英社の青年漫画雑誌『オースーパージャンプ』2007年8月号より2010年8月号(最終号)まで連載。また、『スーパージャンプ』本誌にも2007年24号より時折掲載され、2010年19号より毎号連載となる。

現役女子高校生の霊媒師イタコ少女・葉月いずなが、現代の迷える人々の霊や妖怪に関する悩みや事件を解決していく物語。『地獄先生ぬ〜べ〜』のスピンオフ作品だが、直接の繋がりは作中では明言されていない。また、掲載紙が青年雑誌ということもあって、『地獄先生ぬ〜べ〜』より過激な性的描写が盛り込まれている。

2010年8月現在、単行本は第6巻まで刊行されている。また、2008年9月5日にはVOMIC化され、配信されている。

登場人物

担当声優はVOMIC版のもの。その他の声優については、VOMIC#現代都市妖鬼考 霊媒師いずな 〜the spiritual medium〜を参照。

葉月 いずな(はづき いずな)
声 - 伊藤静
本作品のメインヒロイン。夜の街でイタコを営みながら、現代社会の迷える人々を救っている。
新井(あらい)
第8話から登場。名前は不明。男性の刑事で階級は巡査長。かつて妹を悪徳霊媒師の詐欺によって亡くしたことから、霊媒師を人一倍憎んでいる。そのために当初はいずなを詐欺師と見なして逮捕しようとするが、本物の悪霊やそれに対する彼女の行動を目の当たりにして考えを改める。
ルナ
第11話から登場。本名は不明。裏路地の奥にある小さなバー「House Fairy」を営んでいる女性。一旦はヤクザによって店を買収されそうになったが、偶然知り合ったいずなに店を守ってもらった以降は彼女と親しくなり、よく話をしたり一緒に温泉旅行へ行く仲となった。
ルナの店には座敷童子が住み着いており、ルナが歌う歌に同調して妖気を出し、店に来る客を幸せにしている。
実家は酪農家であり、家族からは家業を継ぐことを望まれている。
沙聖(さき)
第33話から登場。名字は不明。普段は教会のシスターで、有事の際にはエクソシストを務めている少女。ある日、公園の炊き出しボランティアに参加していたところ、偶然通りかかったいずなと知り合う。
1年前、尊敬していた神父を麻薬中毒の男に殺されたという過去を持つ。ある日、悪霊に取り憑かれた男を教会で助けようとするが、前述の過去から神への信仰に迷いを抱えていたために失敗し、窮地に陥る。その場をいずなに助けてもらって以降は彼女のことを信頼し、憧れるようになる。ただし、いずなの方からは単なる商売敵としか見られておらず、価値観の違いから衝突することもある。
リン
第42話から登場。名字は不明。神待ちをしているところを偶然いずなと出会った、中学生の少女。霊感があり、霊や妖怪を見ることができる。

単行本

真倉翔+岡野剛『霊媒師いずな』 集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉

  1. 第1巻 - 2008年8月9日刊行 ISBN 978-4-08-859723-2
  2. 第2巻 - 2009年1月10日刊行 ISBN 978-4-08-859753-9
  3. 第3巻 - 2009年6月9日刊行 ISBN 978-4-08-859780-5
  4. 第4巻 - 2009年12月9日刊行 ISBN 978-4-08-859812-3
  5. 第5巻 - 2010年4月7日刊行 ISBN 978-4-08-859831-4
  6. 第6巻 - 2010年8月9日刊行 ISBN 978-4-08-859848-2

外部リンク