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項羽と劉邦 第2巻

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項羽と劉邦』(こううとりゅうほう)は、横山光輝による歴史漫画である。1987年から1992年まで「コミックトム」(潮出版社)に連載された。サブタイトルは『若き獅子たち』(連載時のタイトル)。単行本は全21巻(文庫版は全12巻)が潮出版社から発売されている。

概要

張良の始皇帝暗殺未遂と始皇帝の死から、陳勝・呉広の乱、楚漢戦争での項羽の死までを描く。

1秦の始皇帝封禅、徐福、焚書坑儒、張良による始皇帝暗殺未遂事件、始皇帝の死。
2大動乱劉邦の逃亡、項梁の旗揚げ。
3秦軍大反攻項梁、章邯に敗死。
4項羽の快進撃項羽、宋義を討つ。馬鹿の故事、章邯、項羽に降伏。
5関中争奪戦関中王を目指す項羽と劉邦の争い。
6鴻門の会劉邦咸陽入城、鴻門の会、秦王子嬰処刑される。
7咸陽炎上阿房宮焼かれる、劉邦、漢中に封じられる。
8関中脱出韓生、諫言をし煮殺される、義帝の暗殺、韓信が劉邦に仕官するが逃亡し、蕭何、夏侯嬰が連れ戻す。
9大元帥誕生韓信、大元帥となる。樊噲がこの決定に異を唱え、処罰されそうになるが許される。
10水火の計章邯らを破り劉邦、関中(三秦)を手に入れる。
11張良暗躍張良の説得で多くの王が劉邦側につく。
12咸陽発進陳平、項羽を見限り劉邦の下に奔る、韓信に代わり魏豹が大元帥に任じられる。
13雎水の合戦劉邦、彭城を落とすも、斉から精鋭を連れて戻った項羽に大敗北を喫する。英布、項羽から離反。
14韓信の復帰韓信、大元帥に復帰、項羽との戦いで戦車を用い勝利。魏豹、劉邦から離反。
15孝子王陵魏豹敗れる、王陵が防戦に活躍し、項羽は母親を人質に取るが自害される。
16窮余の策背水の陣、李左車の献策で韓信、陳余を破る。范増、陳平の反間の計で項羽の下を去り死ぬ。
17劉邦の反撃劉邦、紀信が身代わりとなり難を逃れる、樅公、周苛、項羽に捕らわれるも寝返りを断り死を選ぶ。
18韓信斉奪取酈食其が説客として斉王の説得に成功するが、蒯通の勧めで韓信斉を攻め滅ぼす、酈食其は斉王に煮殺される。
19漢楚和睦策項羽、劉太公を殺すと劉邦に宣言。劉邦和睦を決意、侯公が使者に赴く。
20垓下への道和睦の後、劉邦項羽を攻めるが、韓信、英布らの援軍がなく苦境に立つ。
21四面楚歌四面楚歌、虞美人の死、項羽の最期

関連項目

  • 項羽と劉邦 (曖昧さ回避)
  • 項劉記