1・2・3と4・5・ロク 1
1・2・3と4・5・ロクの既刊
名前 | 発売年月 |
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1・2・3と4・5・ロク 1 | 2005-11 |
1・2・3と4・5・ロク 2 | 2005-11 |
『1・2・3と4・5・ロク』(いち・に・さんとし・ご・ロク)は、ちばてつやによる日本の漫画作品。『少女クラブ』(講談社)にて、1962年1月から12月まで連載された。また、1972年と、1988年から1989年にかけてドラマ化された。
概要
北白川一家が織り成す騒動や生活、愛犬ロクとの日常を描いたファミリー向けホーム・コメディー。母親を亡くした5人兄弟の子供達が、明るく前向きに過ごす姿を描いている。1962年、第3回講談社児童まんが賞受賞。
内容
北白川家にはお父さんの雄介は刑事。長女の一枝、長男の二郎、次女の三枝、次男の四郎、末っ子のいつ子の子供達は明るく、伸び伸びと元気に育っていた。そしてロクという犬が家族の一員になる。
登場人物
- 北白川雄介
- 北白川家の大黒柱であり子供達の父親。職業柄刑事というのもあり正義感も強い。
- 長女・一枝
- 高校生で、しっかり者の長女で弟妹たちの母親代わりでもある。一方で三枝の担任の長島先生を好きになる。
- 長男・次郎
- 中学生。高校受験を控えている。
- 次女・三枝
- 小学生。母親が居ない寂しさを普段は隠してるが、内心は甘えたい気持ちがあり。
- 次男・四郎
- 小学生。やんちゃだが、内心は母親が恋しく時々寂しくなる。
- 三女・五子
- 末っ子で甘えん坊。北白川家全員のアイドルでもある。
- ロク(犬)
- 北白川家にやってきた大型犬。いじめられていたところを助けられ、家族の一員になる。
- 長島先生
- 小学校の先生であり、三枝の担任の教諭。憧れの先生でもあるが、のちに一枝と恋仲になる。
- 和尚さん
- お寺の住職であり、犬を飼えなかった北白川家のためにロクを預かっていた。北白川家とは家族ぐるみで親交あり。
1972年ドラマ版
1972年4月6日から9月28日 まで、TBS系列にて木曜日19時00分 - 19時30分に放送された。 全放送回数26回。
桃屋一社提供のため、桃屋のCMでお馴染みの三木のり平がロクの声(モノローグ)を担当した。松森健は同作のリメイクである88年からの阪急ドラマ版でも演出を担当。
スタッフ
- 監督:松森健、金谷稔
- 脚本:上條逸雄、加瀬高之、桜井康裕
- 主題歌:小野木久美子とコロムビアゆりかご会「1・2・3と4・5・ロク」
- 挿入歌:小野木久美子とコロムビアゆりかご会「人間は神様じゃない」
- 作詞・作曲:丘灯至夫(作詞)、広瀬健次郎(作曲)
キャスト
- 玉川政雄 (父親・北白川雄介) - 山内明
- 玉川雪江(母親) - 草笛光子
- 玉川一枝(長女) - 梅田智子
- 玉川次郎(長男) - 広瀬公彦
- 玉川三枝(次女) - 石川えり子
- 玉川四郎(次男) - 土屋信之
- 玉川五子(三女) - 鈴木麻紀
- 長島先生 - 沖雅也
- 藤木悠
- 天地総子
- ロク - 犬種不明(声:三木のり平)
サブタイトル
- ロクが現れた
- 二人の秘密
- 心に太陽を
- ガンバレ、シスターママ!
- 仲良し広場の決闘!
- 明日、天気になあれ!
- ハッピー・バースデー
- ロクのガールフレンド
- 姉ちゃんをガードしろ!
- ああ、父親参観日
- 宝ものをさがせ
- 学芸会、たたいま準備中
- おとぎ話だよ、全員集合!
- レッツゴー、ハワイ!
- 通知表なんてこわくない
- 働くことってすばらしい
- ずっこけキャンプでごめんね
- 海獣さんとにらめっこ
- 宿題ってむずかしい
- 6+1で大騒ぎ
- 何かいいことないかしら
- 誰かさんと誰かさんがウッシッシ
- お母さんの声が聞こえる
- 小さな友情のメロディー
- お母さんの故郷
- 幸せはスクラムくんで!
1・2・3と4・5・ロク(1988年 - 1989年版)
1988年4月22日~1989年4月14日まで、関西テレビ『阪急ドラマシリーズ』の枠で放送。1972年のドラマをリメイク。
松森健がオリジナル版に次いで演出を担当。原作は高度成長期に入った頃を描いているが、ドラマでは舞台を現代(昭和末期)に設定している。原作の舞台は東京だが、ロケ地は主に阪神間が中心だった。
キャスト
- 北白川雄介 - なべおさみ
- 北白川一枝 - 柴田時江
- 北白川二郎 - 河井康典
- 北白川三枝 - 一岡麻也
- 北白川四郎 - 安楽太一
- 北白川いつ子 - 中島愛佳
- 長島先生 - 岡野進一郎
- ロク - シェパード(犬)
- 大滝さん - 殿山泰司
- 和尚さん - 下元勉
- 後藤刑事 - 塩屋俊
- 古手川伸子
スタッフ
- 監督:松森健
- プロデューサー:辻本晃一(関西テレビ) 三浦紘(宝塚映像)
- 脚本:上條逸雄
- 主題歌:大内和美 「星空のダイアリー」(東芝EMI)
- 作詞・作曲:葉山真理 (作詞)菅原進(作曲) 岸村正実(編曲)
サブタイトル
- 大家族、引越す
- ひょうたんからロク
- いっちゃんの迷子札
- 愛・ラブ・ユー!
- 恐怖の父親参観日
- 拾ってしまった一千万
- 邪魔者は誰れだ
- いつ子の見つけた貝殻
- 小坊主はつらいよ
- 下着どろぼう
- ママがいた
- 星と恋のかたつむり
- トンだねずみ小僧
- なくなトクちゃん
- 先生のオ・ナ・ラ
- 魚にかえられたロク
- 夏の手袋
- フー・アー・ユー?
- お見合いパニック
- 真夏の夢
- 実のなる木
- 噂の女子高生
- 秋刀魚のケンコツ
- 負け犬サクセス物語
- 下駄をはくエイリアン
- ロクの家出
- とんだカップル2対2
- とんだライバル3対4
- 悪夢の一等賞
- エイリアンが笑うとき
- 三枝の大売出し
- さみしい手品師
- いっちゃん嫌だ!
- いっちゃんの叛乱
- 母からのメッセージ
- トイレに入ったサンタ
- 晴着が欲しい
- 好きです!の火花
- 三枝の120点!!
- お父さんが撃たれた
- ハーモニカの奇跡
- うれしい発熱39度
- 三枝の2階から目薬
- だましだまされ狸算
- ロクの家が燃えた
- 不揃いのお雛さま
- 蝸牛はハムレット
- 角だせ槍だせ蝸牛
- 別れは出会い
- 三枝ちゃんが2人
新1・2・3と4・5・ロク
1989年4月21日~1990年3月30日まで放送。前作から2、3年後の北白川家を描く。今回は一枝の結婚までを描き、内容的には一枝の恋愛模様が多くなり、前作よりもラブコメの要素が強まっている。一枝と雄介は前作からの続投だが、他の兄弟たちはそれぞれ大きくなったため、メンバーチェンジしている。
キャスト
- 北白川雄介 - なべおさみ
- 北白川一枝 - 柴田時江
- 北白川二郎 - 小林浩之
- 北白川三枝 - 小林由佳
- 北白川四郎 - 渡川栄二
- 北白川いつ子 - 今崎美帆
- 長島先生 - 新田純一
- 高林由紀子
- 和尚さん - 下元勉
- 正司照枝
- 諸澄京子 - 宮田圭子
- 吉川紀子 - 成知由梨
スタッフ
- 監督:松森健、高野昭二
- プロデューサー:辻本晃一(関西テレビ)三浦紘、野口光一
- 脚本:金谷祐子
- 主題歌:成知由梨 「しあわせプロローグ」(キングレコード)
- 作詞・作曲:下園弘明(作詞) 藤山節雄(作曲・編曲)
サブタイトル
- またまた大家族引越す
- 9時半のシンデレラ
- アルプスの少女いつ子
- いっちゃんのスクープ
- お母さんとママ
- 待ちぼうけ?
- 居候の高イビキ
- 5ぶんの1は5倍
- ライバルの隠し玉
- 意地と雨もりの見合い
- (野球が雨天中止で放映時のタイトル不明)
- 秘密を生んだ秘密
- 曇りのち晴れ
- 俊介警部の危機イッパツに天橋立は大騒動
- お姉さん感激・クマさんがくれた1時間
- 男同士だぞ!四郎と父の指きりげんまん
- さよならなつみ!三枝が涙の友情バトン
- さあ大変!イギリス娘は長島先生の恋人
- 夏休みの宿題・便利な魔法の絵日記…
- アンデスの夢かけて純君のお好み焼作戦
- いつ子に妹!赤ちゃんはどこから…?
- 涙・なみだ!いっちゃん愛のメッセージ
- ぬれ落ち葉の休日、一人さみしい父さん
- もしかしてお別れ?涙のアンデス壮行会
- 引越しは嫌だ!父さん一人で行ってよ!
- いつ子が家出!お姉ちゃんなんか大嫌い!
- 退院延期!お父さんの弁当なんてイヤだ!
- お姉ちゃんの退院・いっちゃん馬にのる
- 転校生・新ライバルの出現に一枝ドキッ
- 仲直りにカンパイ!七五三は荒れもよう
- ロクが消えた!盲導犬修行はつらいよ
- 遠くへ行きたい!いっちゃん危険な放浪
- ヒーローの条件・気になる宅配便の正体
- 愛と希望と…倒れた和尚・結婚はいつ?
- もつれた毛糸・かあさん思い出セーター
- 四郎の初恋・マドンナは誰のもの?
- ひとりぼっち…いつ子がスリの仲間に?
- 熊さんの内緒ばなし・一枝に赤ちゃん?
- ウチのオヤジは世界一・死んだ父さんへ
- 結婚しよう!熊さんからのプロポーズ
- どっちにするの?長島先生か熊さんか
- 父と娘のデート・私たち結婚します
- 進学しません!二郎の心はゆれている
- なくなった宝物。わたしの大切な思い出
- もうすぐ春ですね、早くなった結婚式
- 頑張れナナちゃん!消えそうな命の灯
- やっと家族旅行・三枝に試練の主婦修行
- こわれた結納・もう結婚やめちゃうの?
- お父さんは泣かない・いよいよ結婚式
- お父さん死なないで!撃たれて意識不明