やえかのカルテ 3
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『やえかのカルテ』とは武田日向による日本の漫画作品である。「月刊コミックドラゴン」の2001年5月号から2003年4月号まで連載され、「月刊ドラゴンエイジ」に移籍後は2003年5月号から同年の9月号まで連載された。
ストーリー
舞台設定
- この作品は現代の日本とパラレル関係にある場所で、北海道をモデルにした北海道州(この世界での日本は州制度をとっている)を舞台としている。
- やえか達の通う学校は、エリザベル・モースによって設立された獣医または動物に関する職業のための学校「モース獣医学校(E・Morse Veterinary School)」。この学校は初等部・中等部・高等部・大学部・大学院が併設されて寮も完備されていて、研究施設や大学病院、動物保護施設も隣接している。
登場人物
すずの動物病院関係者
- 本草 やえか(もとくさ -)
- 主人公。動物を愛してやまない。感情の起伏が激しい。
- 如月 芹奈(きさらぎ せりな)
- やえかの上級生で優等生。
- 朝霞 鈴乃(あさか すずの)
- 研修中のやえかと違い、獣医学校の卒業生で一人前の獣医。
やえかの同級生
- 船越 水葉(ふなこし みずは)
- やえかの同級生で幼なじみ。「南にある海の近くの動物病院(名前不明)」で研修中。
- 市村 球貴(いちむら たまき)
- 芹奈に強く憧れている。「商店街にある動物病院(名前不明)」で研修中。
- 堤 偲(つつみ しのぶ)
- 「動物の声がきこえる特殊能力」を持つ。動物学、獣医学等を研究するため、大学院の研究所に勤務させられている。相手の感情が分かるが故に、積極性にかけるところがある。
やえかの上級生(芹奈の同級生)
- 日下 周(くさか あまね)
- 優等生の芹奈を目の敵にしている。北海道州の指導者になるという広大な夢を持つ。研修地不明(しかし作中には牧場のような場所でのイラストはある)。
- 勝木 真琴(かつき まこと)
- 「猫のテーマパーク(名前不明)」で研修中。芹奈の親友で世話屋。
その他登場人物
- 芹奈の兄
- 名前不明。鈴乃の同級生で獣医。現在でも親友として接している。
サブタイトル+登場動物
- Karte1「EVERYDAY WITH ME」オカメインコ(モモ)
- Karte2「WATER DOG」ラブラドール・レトリバー(マグ) 用語:水難救助犬
- Karte3「SEASIDE NOTE」イソガニ
- Karte4「THROUGH THE VIEWINDER」キビタキ
- Karte5「AT HOME ALONE」
- Karte6「DAY AND NIGHT(前編)」モルモット(メイ) 植物:ユリ
- Karte7「DAY AND NIGHT(中編)」
- Karte8「DAY AND NIGHT(後編)」
- Karte9「SCHOOL DAY」ペンギン(デイジー)
- Karte10「WHALE WATCHING」イカ、クジラ
- Karte11「SPECIAL NIGHT」ハト
- Karte12「STAMPLESS LETTERS」セミ、トンボ
- Karte13「ALL THE WAY」ヒツジ、牧羊犬
- Karte14「BOND」
- Karte15「COMPOSITION」
- Karte16「LACKS(前編)」
- Karte17「LACKS(後編)」
- Karte18「BIRDCALL」ボウシインコ(マーキー)
- Karte19「THANK YOU」
- Karte20「PARENTS」
- Karte21「TRAINNING」
- Karte22「MEETING HALFWAY」フェレット(ミント) 用語:臭腺
- Karte23「FRIENDS」ロバ(ロコ)
- Karte24「CHOICE」 用語:卵秘
- Karte25「CONTRACT(前編)」
- Karte26「CONTRACT(後編)」
- Karte27「REMEMBER」
単行本
- 第1巻 2002年5月1日初版発行
- 第2巻 2003年3月1日初版発行
- 第3巻 2004年3月1日初版発行
ドラマCD
2004年8月27日に集英社より発売。
キャスト
- 本草やえか:南央美
- 朝霞鈴乃:久川綾
- 如月芹奈:氷上恭子
- 船越水葉:斎藤千和
- 市村珠貴:渡辺明乃
- 勝木真琴:生天目仁美
- 堤偲:新谷良子
- 日下周:大原さやか