伴天連XX 3
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『伴天連XX』(ばれてんダブルエックス)は、原作:猪原賽、漫画:横島一による日本の漫画作品。エンターブレインが配信するウェブコミック配信サイト『ファミ通コミッククリア』にて連載中。
概要
舞台は18XX年の江戸時代。読売屋の番太郎が出した瓦版に掲載されていた「河童出没」の記事を聞きつけた浪人・無明獅子緒。河童が出没した深川に向かった獅子緒と、彼を追った番太郎の前に“河童”が出現し、獅子緒は自分の名を“無命獅子緒”と名乗り、自分達を襲っているのは河童ではなく“深きものども”であると言う。そして、何処からともなく飛来した聖釘が獅子緒の左腕に刺さり、彼に宿っていたナイトゴーントが目を覚ます。
登場人物
獅子緒と協力者
- 無命獅子緒(むみょう ししお)
- 主人公。本名は無明 獅子緒(読みは同じ)。左腕にナイトゴーントを宿しており、普段は包帯で覆っている。
- 番太郎(ばんたろう)
- 読売屋。彼の瓦版に載っていた「河童出没」の記事を獅子緒が聞きつけた事から、彼と共に異形の存在に関わる事となる。
- フランシスコ・ザビエル10世
- 宣教師。フランシスコ・ザビエルの子孫であり、聖遺物である聖釘を武器として扱う。
- 彼の職業(伴天連)と名前「ザビエル(Xavier)10世(X世)が、本作のタイトルの由来となっている。
- 葛飾北斎
- 女性。番太郎と同じ長屋に住んでいる絵描き。平賀源内の蔵に置かれていた暗黒生物ショゴスに憑かれるが、後に失った右手の代わりに宿す。
敵対者
- 平賀源内
- 既に故人であったが、獅子緒らの前に姿を現す。その正体はナイアーラトテップ。
単行本
- 2010年7月15日発売 ISBN 978-4-04-726674-2
- 2010年11月15日発売予定 ISBN 978-4-04-726861-6
関連項目
- クトゥルフ神話
- ファミ通コミッククリア
外部リンク