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藤子不二雄A

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藤子不二雄A まんが道大全

出版社: 小学館
シリーズ: コミックス単行本


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藤子不二雄Aのコミック一覧

名前出版社シリーズ
帰ッテキタせぇるすまん : 世界一周編 実業之日本社 マンサンQコミックス
帰ッテキタせぇるすまんspecial 実業之日本社 マンサンQコミックス
忍者ハットリくん 小学館 ぴっかぴかコミックスカラー版
忍者ハットリくん 中央公論 中公文庫コミック版
忍者ハットリくん : 新編集 ブッキング 藤子不二雄Aランド
快人わかとの 中央公論 中公コミックス
怪人二十面相 ブッキング 藤子不二雄Aランド
怪人二十面相 中央公論 中公コミックス
怪物くん 小学館 ぴっかぴかコミックスカラー版
怪物くん 中央公論
怪物くん : 新編集 ブッキング 藤子不二雄Aランド
怪物くん ベスト・セレクション ~友情篇~ 小学館 ビッグコミックスペシャル
怪物くんデーモンの剣 : カラー版 小学館 ぴっかぴかコミックスペシャル
怪物くんベスト・セレクション. 奮闘篇 小学館 ビッグコミックスペシャル
怪物くん怪物ランドへの招待 : カラー版 小学館 ぴっかぴかコミックスペシャル
愛…しりそめし頃に… 小学館 ビッグコミックスペシャル
愛…しりそめし頃に… : 満賀道雄の青春 小学館 ビッグコミックスペシャル
愛ぬすびと 中央公論 中公漫画叢書
憂夢 小学館 ビッグコミックスペシャル
戯れ男 中央公論 CHUKOコミックス
新プロゴルファー猿 小学館 てんとう虫コミックス
新プロゴルファー猿 中央公論 中公コミックス
新忍者ハットリくん ブッキング 藤子不二雄Aランド
新忍者ハットリくん 中央公論 中公コミックス
新忍者ハットリくん 中央公論 中公文庫コミック版
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藤子不二雄(ふじこ・ふじお・エイ、本名:安孫子 素雄(あびこ もとお)、男性、1934年(昭和9年)3月10日 - 、血液型B型)は、日本の漫画家。藤本弘(藤子・F・不二雄)とともに藤子不二雄としてコンビを組み、作品を発表した。

経歴

住職の息子として富山県氷見郡氷見町(現:氷見市)の光禅寺という古刹に生まれるが、小学生時代に父を亡くして高岡市に転居し、高岡市立定塚小学校で藤本弘と知り合う。小学校時代から漫画家を志し、富山県立高岡高等学校在学中、1951年に毎日小学生新聞でデビュー。高校卒業後、1952年に、伯父が専務を務める富山新聞社に入り、学芸部と社会部で似顔絵やインタビュー記事を担当。1954年、藤本に誘われる形で新聞社を退社。藤本と共に漫画家となるために上京する。後がない藤本と違って、安定したサラリーマン生活がある安孫子は新聞社に未練があったと語っている。

その後、『オバケのQ太郎』、『忍者ハットリくん』、『魔太郎がくる!!』などのヒット作にめぐまれる。厳密には2人の合作作品は『オバケのQ太郎』が最後であり、これ以降は藤子不二雄名ではあっても、そのほとんどはどちらかの単独作品である。1987年にコンビを解消し、藤子不二雄として活動するようになる。コンビ解消後は映画『少年時代』をプロデュースするなど多彩な才能を見せる。詳しくは藤子不二雄の略歴を参照。

文章にもすぐれ、『二人で少年漫画ばかり描いてきた』などエッセイに才能を発揮している。これらはコンビ時代から安孫子の執筆であることを明記してあるものが多い。

  • 1990年 - 藤本真澄賞・山路ふみ子特別賞受賞(映画・『少年時代』)
  • 2005年 - 第34回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞(全作品に対し)
  • 2008年 - 出生地の氷見市において、自作漫画キャラクターの提供など市の活性化の貢献により名誉市民となる
  • 2008年 - 旭日小綬章受章

藤子F作品に比べコミックスの海外進出は遅れている(特に英語圏)。

現在、『ビッグコミックオリジナル増刊』にて『愛…しりそめし頃に…』を、『ジャンプスクエア』にてコミックエッセイ『PARマンの情熱的な日々』を連載中。

人物

ベジタリアン(卵と乳製品は食べるラクト・オボ・ベジタリアン)であるが、思想上の理由ではなく、実家がお寺で幼少の頃は精進料理ばかり食べていたため、肉や魚を体が受け付けなくなっていることが原因だという。手塚治虫にそれまで食べたことのなかった鰻を勧められ、一口食べたらその直後(3秒足らず)に大量の鼻血を出した(本人は「ほとんどマンガみたいなことが実際に起こった」とフジテレビの『笑っていいとも』に出演した時に語っている)というエピソードもある。ただし、東京ラーメン(『まんが道』に登場する松葉のラーメン)程度なら問題なく食べられるようである。受け付けないだけで毛嫌いしているわけではないらしく、肉・魚料理などのガイドブックやレシピを見ては「いいなぁ、おいしそうだなぁ」と思いながら眺めるのが楽しみの一つだという。また、本人いわく生まれてから一度も病気になったことが無いらしい。この食習慣のせいか、いわゆる「血液サラサラ」であり、後述されるように社交的な性格のため夜遅くまで酒宴に付き合っても、翌日に酒が残ったことがない、と語っている。

大の犬好きで、作中にもよく犬が出て来る。また、かつて飼っていた秋田犬の名を「Q太郎」と名づけたこともある。『タカモリが走る』という、犬が主人公の作品も執筆した。

幼少時から漫画よりも先に映画好きであり、初期の作品に大きな影響が見られる。この為、藤子・F・不二雄や鈴木伸一、つのだじろうらと8mmカメラで西部劇を撮影したこともある。この映画は撮影時間の都合上未完に終わるも、後にTVドラマ『ケンちゃんチャコちゃん』の劇中劇で、ガンマン役として藤子・F・不二雄と共演して決着を付けた。

スポーツはゴルフを非常に好んでおり、現在でも頻繁にプレイしている。ゴルフへの愛情は『プロゴルファー猿』によく表れている。作中に登場する必殺技的ゴルフ技術のほとんどは創作によるものであるが、『旗包み』に関しては自身のプレイ中に偶然ショットしたボールが旗に当たってそのまま落ちカップインしたことを、『岩返し』も同様に狙いが外れて岩に当たってしまったボールが偶然跳ね返ってオンしたことをヒントにしているという。だが、これらはやはり偶然の出来事に過ぎず、プロゴルファーの大御所青木功がテレビ番組の企画で旗包みに挑戦したものの成功は出来ず、狙って行うことはほぼ無理ということが判明している。

様々なパーティ・飲み会に顔を出し、バラエティのレギュラー番組を持つこともあったなど、非常に社交的で老若男女問わず友人が多いことで知られているが、その割には意外にもシャイな性格だという。その為相手を「君」「さん」などで呼ぶのが苦手で、二人称は名字に「氏」を付けて呼ぶことが多い。「“君”付けで馴れ馴れし過ぎないか、“さん”づけだと距離が遠くないか…」などと気になってしまうのも理由の一つという。子供の頃は人前でよく赤面することから「電熱器」というあだ名があった。几帳面で幼少の時から日々のことを書き留めており、トキワ荘入居時代の日記は単行本化もされた。それが『まんが道』などの作品に反映されている。

「尊敬する漫画家は?」と質問される場合、必ず「手塚先生(手塚治虫)と藤本君(藤子・F・不二雄)です」と答えている。特に元相棒の藤子・F・不二雄に対する想いは誰よりも強いようで、ことあるごとに「藤本君は天才だ」「彼がいなければ僕は漫画家にはならなかったと思う」と力説している。

自らの作品がパチンコ・パチスロ機の題材とされることに対し寛容で、これまでに『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』が大一商会から、『笑ゥせぇるすまん』が奥村遊機からそれぞれパチンコ化されている(『忍者ハットリくん』はパチスロ化もされた)。藤子・F・不二雄作品がこれまで一度もパチンコ・パチスロ化されたことがないのとは対照的である。

作品

当初は児童漫画に取り組んでいたが、興味のおもむくままに、怪奇趣味的な漫画や、マージャンやギャンブルを題材とした漫画、そしてゴルフ漫画などを手がけ、その結果、ジャンルは幅広い物になった。また、ジャズの即興音楽のようにネームを切らずにそのまま話を描き上げたりもする。

過去に連載中の作品を落としたことを恥じて、それ以降一度も原稿の締め切りを落としていない。

代表作

忍者ハットリくん
連載期間:1964年 - 1968年(第1期)、1981年 - 1988年(第2期)
第1期は漫画雑誌『少年』にて連載し、第2期は『月刊コロコロコミック』にて連載。ハットリくんが忍者の里、伊賀から東京に出てきて、三葉家に居候することになり、いろいろな騒動を起こす話。三葉ケン一との友情も描く一方で、いろいろな忍術を紹介している作品でもある。
藤子・F・不二雄が描いた『パーマン』との共演作品もあり、二度劇場化もされたほか、2004年にはSMAPの香取慎吾主演で実写映画『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』が公開されている。
怪物くん
怪物ランドの王子様である怪物くんが、ドラキュラ、狼男、フランケンシュタインらを家来に引き連れ、人間界で活躍する。初期アニメ版では、映画評論家の淀川長治がナレーションを行っていた。
  • 1968年 - 1969年 TBS系でアニメ化。白黒作品。
  • 1980年 - 1982年 テレビ朝日系でアニメ化。カラー作品。
  • 2010年 - 日本テレビ系で嵐の大野智主演で実写ドラマ化。
  • 2011年 - "こんにちは、ヒロシと歌子" スピンオフ カラー作品。
詳しくは藤子不二雄アニメ史の項参照。
プロゴルファー猿
『週刊少年サンデー』にて連載されたゴルフ漫画。初期の段階ではゴルフ用語を説明しつつ、ゴルフの楽しさを読者に伝えようと意図していた(中公文庫コミック版・『プロゴルファー猿』1巻の「あとがき」より)。主人公の猿谷猿丸(通称:サル)は中学生にもかかわらず、その驚くべき技術で影のプロゴルファーの集団を相手に賞金稼ぎをしていく。
サルのその後を描いた『サル』が『ビッグコミック』にて連載された。
  • 1985 – 1988年 テレビ朝日系でアニメ化。
  • 1988年 新プロゴルファー猿がテレビ朝日系でアニメ化。
詳しくは藤子不二雄アニメ史の項参照。
魔太郎がくる!!
『週刊少年チャンピオン』に連載されたホラー作品。ひ弱な中学生、浦見魔太郎(うらみ またろう)がいじめっ子や傍若無人な連中などから毎回激しい苛めを受けるが、実は魔太郎は魔術に長けた男であり、得意の魔術を駆使して壮絶な復讐を行う。
せぇるすまんシリーズ
笑ゥせぇるすまん
不気味なセールスマン、喪黒福造(もぐろ ふくぞう)を主人公としたブラック・ユーモア漫画である。発表当初は『黒ィせえるすまん』のタイトルだったが、後年TBS系列情報番組『ギミア・ぶれいく』(火曜日の21:00 – 22:54にコーナードラマとして放送された。なお、藤子自身もこの番組にレギュラー出演していた)の1コーナーとしてアニメ化された際に「笑ゥ〜」と改題された。喪黒福造は「ココロの隙間、お埋めします」と称して、毎日の生活に大なり小なり不平不満を抱える人々に、それらを解消する様々な物品を与えていく。与えられた人々は暫くの間、幸福(またはそれに準ずるもの)を得るのだが、その甘い一時に欲望を惹起され、結果として不幸のどん底に転落してしまうという、人間のエゴを痛烈に諷刺した物語である。1999年、テレビ朝日系列でテレビ・ドラマ化された際には自ら演出をつとめた。
他のせぇるすまん
  • 帰ッテキタせぇるすまん
  • 踊ルせぇるすまん
  • 喪黒福次郎の仕事(喪黒福造の弟として、登場。兄とは別の困った人の手助けをしている)
まんが道
藤子不二雄の自伝的漫画。満賀道雄才野茂が漫画家を目指す青春物語。NHKで2度に渡りドラマ化された。
続編とも言われる『愛…しりそめし頃に…』が現在も『ビッグコミックオリジナル増刊』に連載中である。
少年時代
柏原兵三の『長い道』を漫画化したもの。戦時中に東京から縁故疎開してきた進一が疎開先の少年達と過ごす感動物語。1990年に東宝系で映画化された。井上陽水の代表曲『少年時代』はこの映画の主題歌であった。
ブラック・ユーモア短編
1968年の読切『黒イせぇるすまん』(初出時はこの表記)に始まる、ブラックユーモアを基調とした短編作品群。後に『魔太郎がくる!!』や『シャドウ商会変奇郎』、『笑ゥせぇるすまん』などの連載作品に昇華する。詳細はリンク先参照。

その他

ギャグ

  • わかとの(サンスケ)
  • フータくん(フータくんNOW!)
  • 狂人軍
  • マボロシ変太夫
  • パラソルヘンべえ
  • ウルトラB
  • ビリ犬
  • プリンスデモキン
  • 仮面太郎
  • オヤジ坊太郎
  • さすらいくん
  • 無名くん
  • 添乗くん
  • ミス・ドラキュラ
  • ホアー!! 小池さん
  • オレ係長補佐

ブラック

  • 黒ベエ
  • ブラック商会変奇郎(一部の出版物では「シャドウ商会変奇郎」に改題されている)

劇画

  • シルバークロス
  • 怪人二十面相
  • シスコン王子
  • きえる快速車
  • スリーZメン
  • 忍法十番勝負・二番勝負
  • 愛ぬすびと
  • 愛たずねびと
  • 劇画 毛沢東伝
  • 番外社員
  • 夢トンネル
  • 夢魔子
  • 切人がきた!!
  • 憂夢
  • くまんばち作戦
  • タカモリが走る
  • 愛…しりそめし頃に… 満賀道雄の青春

コミックエッセイ

  • パーマンの日々
  • PARマンの情熱的な日々

関連項目

  • 藤子不二雄
  • 藤子・F・不二雄
  • トキワ荘
  • スタジオ・ゼロ
  • 藤子スタジオ